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2011年09月12日 (月) 掲載
東京国際映画祭(TIFF)は、2011年の映画祭を彩る、オープニングとクロージング作品を発表した。今年で24回を迎えるこの映画祭は、10月22日(土)から30日(日)まで、六本木という魅力的な街を舞台に開催される。今年のテーマは「信じよう、映画の力」。そう、大切なのは信じる力なのだ。
ジャッキー・チェンのファンにとっては嬉しいことに、辛亥革命など中華人民共和国の建国について描いた映画『1911』が特別オープニング作品に決定、そしてジャッキー・チェンも来日するという!さらに、公式オープニング作品に選ばれたのは、ミラ・ジョヴォヴィッチらが出演する『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。
『1911』だが、この中国映画はリツイートしたくなるようなトリビアが盛りだくさんだ。ジャッキーが情熱を込め、10年間暖めてきたこの総製作費30億円にもなる超大作は、なんとジャッキー・チェンの俳優出演100本目となる記念すべき作品。東京国際映画祭のウェブサイトによると、ジャッキーは辛亥革命100周年にあたるこの2011年が、日本にとっては大変な年だったと心配している。ジャッキーは「私の100作目の映画が、復興へと歩み出した重要な年の特別オープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。自らを犠牲にする英雄というのは、大きな災難が起こった時に現れるものです。ですから私は英雄を望みません。日本が災難に直面している今、少しでも私の映画が日本の皆さんの力になれたらと願っています。日本でお会いするのを楽しみにしています」とコメントしている。
今回のオープニング上映には行くことができない、という人たちには嬉しいお知らせ。『1911』は11月5日(土)から全国ロードショー開始となる。予告編は以下から。
この文章を書いている現在、公式クロージング作品として発表されているのは、ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、そしてロビン・ライトらが出演する『マネーボール』。こちらは、メジャーリーグの貧乏球団のコーチが、コンピューター解析を使って独自の理論で「勝てるチーム」を作り上げるというストーリーの作品だ。
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