2011年02月21日 (月) 掲載
4歳から歌いはじめ、20歳過ぎから作詞・作曲を行う。男女ユニット『Port of Notes』や10人編成のダンスホール楽団『Double Famous』のボーカリストとして活躍する中、2001年9月12日にシングル『輝く月が照らす夜』でソロデビュー。唯一無二の透明感溢れる歌声と圧倒的な存在感は、音楽シーンの中で確固たる地位を築いている。2011年4月16日(土)には、『昭和歌謡曲ナイト』と題し、畠山自身がリアルタイムで聞いていた80年代の名曲や、きっと誰もが日本人としてのDNAを感じせずにはいられない、昭和の大ヒット曲の数々を、斬新すぎないアレンジで、しみじみと歌うライブが開催される。
美空ひばり『津軽のふるさと』
この曲の歌詞を様々な国の言葉に訳して海外の方々に聞いてもらったら、きっと日本の“津軽”という場所に遥かなる想いを馳せるのではないでしょうか。全く知らない場所なのに、そこへ帰りたいと願うような気持ちになって……。
アン・サリー『蘇州夜曲』
蘇州夜曲を歌う時、胸に浮かぶ諸行無常の切なさにも増して、恋する心の美しさと、風景描写のあまりの美しさに喉が詰まって歌えなくなりそうになることがあります。美しい日本語と完全にマッチした奇跡のメロディ。中国大陸のエッセンスがふんだんにあらわれていると思いますが、日本に生まれてきて、この曲が歌えて良かったなぁ、と思えるような永遠の名曲だと思います。”美しい……”を3回も呟くほどの名曲(笑)。
ちあきなおみ『喝采』
いわゆる演歌が、ジャパニーズソウルの神髄であるとしたら、まさしくこの方のこの曲が、その代表でありましょう!!
唱歌『浜辺の歌』
日本の浜辺の精霊たちが、そっと紡いだような美しいメロディにのせて、日本人独特の風景描写や感情が、俳句や短歌のような趣の詩の中にシンプルな言葉で凝縮された世にも稀な、ほとんど神秘の或までに達しているような名曲だと思います。
童謡『ふるさと』
ある友人が言いました、「この曲が日本の国歌になればいいのにな」と。
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