東京のDJ20人が選ぶラーメン店

ダンスフロアを沸かし続けるあの人の、舌を打つ一杯

東京のDJ20人が選ぶラーメン店

三軒茶屋:天狗食堂

クラブ帰りはもちろんのこと、深夜についつい一杯食べたくなるのがラーメン。東京には名店が散らばり、選択肢が無数にある。そこで今回、クラブシーンの第一線で活躍するDJたちに、こだわりの一杯を選盤してもらった。普段は紹介されることのない、DJたちがこよなく愛するラーメンとは?膨大な情報量をディグる術に長けた彼らが、盤を掘るがごとく選んだ珠玉のラーメン店をコメントとともに紹介する。(DJ名:五十音/ABC順)


川辺ヒロシ

池尻大橋:鶏舎

30代の10年間、ラーメンを食べずに過ごした。
味覚の変化もあったし、世のラーメンブームにも辟易していた。
久々に食べだしたきっかけは、近くのスタジオ帰りに、街の中華屋然としたこの店に連れて行かれてから。
活気あふれる家族経営の昔ながらの中華屋の鶏ソバ。膝を打つ丁度いい美味さ。
雰囲気が良いし味も良い。
こういう店がいつまでも東京にあって欲しいと思う。
全品丁度いい。

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川辺ヒロシ
TOKYO No.1 SOUL SETの屋台骨を支えるトラックメイカーであり、そのバックグラウンドに不可欠なクラブDJとしての長いキャリアの中で数多くの伝説的なパーティーのフロアを沸かせてきた。藤原ヒロシとのHIROSHI Ⅱ HIROSHI、クボタタケシとのSONS OF NICE YOUNG(1996年)、DJ KENT(FORCE OF NATURE)、笹沼位吉(SLY MONGOOSE)とのGALARUDEや、石野卓球とのユニット、InKとしても活動中。


クボタタケシ

学芸大学:大鴻運天天酒楼

ラーメン店ではなくて本格中華店の担々麺。夜は高いので昼しか行けないけど、とにかくスープが美味、最高。麺はちょっと柔らかめ。時々無性に食べたくなります。

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クボタタケシ
ジャンルレス、タイムレス、かつボーダーレス、もっと言えばホームレスな何にも属さない印象的な選曲と個性的なミックスを収録した幾つかの魅力的なタイトルを公式、非公式にリリース。異色のヒップホップグループ・キミドリでの活動も知られている。2015年5月よりorgan barにて『夜来香-イエ ライ シャン-』(第1金曜日)にスタート。


食品まつり a.k.a foodman

横浜市青葉区:ラーメンおがわ

オーソドックスな感じなのにふと思い出して食べたくなる味です。刺激的なラーメンに食べ疲れた方に、超絶オススメのアンビエント/ドローン系ラーメン。これを書いてる間にもまた食べたくなってきました。

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食品まつり a.k.a foodman
名古屋出身。横浜在住。トラックメイカー/DJ/絵描き https://soundcloud.com/shokuhin-maturi


真鍋大度

恵比寿:すずらん

友人たちの間で噂の恵比寿すずらんに行ってみた。麺は上質な素材で作られていることが瞬時に分かる滑らかな食感、一方でスープや具材は新作も含めてかなりバラエティ豊か。今回は蒸し鶏と青菜のらーめんを食してみた。知ったかぶりして味付け卵を頼んでみたが、スープがかき玉になっていたため卵x卵になってしまったのは完全に失敗だった。しかし、そんなことも気にならないほど蒸し鶏もスープも味わい深く堪能できた。現在No.1ラーメン店。次は涎鶏の冷やし麺にチャレンジ予定。

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真鍋大度
1976年生まれ。2006年にウェブからインタラクティブデザインまで幅広いメディアをカバーするデザインファーム『rhizomatiks』を立ち上げ、ジャンルやフィールドを問わずプログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。ars electronica、eyeo festival、resonate、OFFF、FITC、Transmediale、EXIT、Scopitone Festivalを始めとした海外のフェスティバルにアーティスト、スピーカーとして参加。

Carpainter

渋谷:吉虎

渋谷WWW近くの普段あまり通らない場所にある、鶏白湯つけ麺が代表的な店です。個人的に好みの太麺で、具も多くかなりの満足感です。そしてなんといっても小盛、並盛、中盛、大盛、特盛(特盛が麺3玉分)が同一料金で、レーベルの仲間とは勝手に通称「無限つけ麺」と呼んでいます。ラジオの収録帰りに初めて食べたのですが、どうしてもまた行きたくて、わざわざ「特盛 つけ麺 渋谷同一料金」で検索して探したのを覚えています。

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Carpainter
横浜在住のTaimei Kawaiによるソロプロジェクト。UK Garage/2step/HouseをFUTUREという感覚で解釈した楽曲は国内外問わず高い評価を得ておりこれまで自身の主宰するレーベル 「TREKKIE TRAX」や「Maltine Records」よりEPをデジタルリリース。また2015年4月には自身のレーベルよりレコード形態でのEPをリリースするなど、積極的な制作活動を行っている。


DJ春太郎(NATURE DANGER GANG)

つけ麺TETSU(都内各所)

豚骨魚介なのに、しつこさが少なく飽きのこない味、2ヶ月間で2日にいっぺん通ってしまい、特盛も無料な為、「今日は控えめに普通で」と言った直後、「すいません……。やっぱり特盛で!」と言ってしまう始末。ブクブク太った春太郎は食生活を見直す事に……。「いつもありがとうございます」と爽やかに挨拶してくれる店員にも好感を持っている。野村も大ファン、曰く「もし死んだら棺桶の中にTETSUの割りスープを注いでほしい」と言うほどである。 よく二人で腹一杯になっていると、mmeegg!!に言われる。「あ~!また行ってきたんでしょ~? つけ麺TOSHI!」二人「グフッwwwTETSUです!」

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DJ春太郎(NATURE DANGER GANG)
NATURE DANGER GANGメンバー。2013年結成。同5月に新宿LOFTで行われた『SHIN-JUKE』で初ライブをし、十代暴動社の長州ちからに「良いところが一つもない」と絶賛され注目を集める。その後『オモチレコード』より、1st album『THE BEST OF NDG NONSTOP MEGA MIX』をリリース。


DJ EMMA

南青山:かおたんラーメン

ここはみなさんもよくご存知ですが、クラブ帰りのお客さんで常に混雑しており、自分もよく行っていたのでこのアンケートを頂いた時、ここしか浮かびませんでした。

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DJ EMMA
1985年よりDJを始め、東京各所のナイトクラブで数々のパーティーを成功させる。94年にGOLDと契約。クローズするまでレジデンスとして活躍、そのアグレッシブなプレイによって土曜日をまとめあげ、東京中の遊び人(ナイトリスト)たちに決定的な存在感を知らしめた。常にダンスフロアとHOUSE MUSICを中心に新しい音楽を最高の技術でプレイし続けるスタイルはKING OF HOUSEと呼ばれる。2015年現在、キャリア30周年を迎え、新たなレジデンツパーティー『ACID CITY』@Airを中心にDJおよびプロデューサーとして精力的に活躍中。


DJ KENSEI

松陰神社前:一心

世田谷通りの地元の老舗ラーメン店。20年以上通ってます。しょうゆととんこつベース。足し算も引き算もないシンプルな味なのでいつでもふらっと行ける感じ。麺の太さやあっさり、こってりを選べるので自分の好みの味付けに調整出来るのがいい。激辛高菜のトッピングも無料です。夜3時まで開いているが最近は深夜まで常に人がいる。夜遅くまで作業してる時は足繁く通っています。ラーメンもいいけどツマミチャーシューとネギ丼が実は美味いです。

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DJ KENSEI(Coffee & Cigarettes Band, oma n sei, 茶澤音學館)
80年代半ばよりDJをはじめる。都内のクラブでオープニングDJやレジデントDJを経験する。後にミックスCD/アナログ/テープを多数リリースし、DJ/プロデューサー/リミキサー/レコーディング・アーティストとしても活動している。http://djkensei.com


DJ NORI

三軒茶屋:サンチャ フカミ

徳島ラーメンのお店。麺も好きで、お肉の味付けが甘めでご飯に良く合います。限定の鳥チャーシューがおすすめです。徳島出身のお店の方もとても感じが良いお気に入りのお店です。

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DJ NORI
86年に渡米、LARRY LEVANと共にプレイする経験を持つ。映画『MAESTRO』では、世界のダンスミュージック・シーンに最も影響を与えたパイオニアとして出演。06年、初のミックス・アルバム『LOFT MIX』をリリース。09年、彼のキャリア集大成ともいえる『DJ NORI 30TH ANNIVERSARY』を開催し、前人未到の30時間ロングセットを達成。さらに13年6月より青山ZEROにて新パーティ『Tree』を始動するなど精力的に活動を続ける。音楽のかけ方、音楽そのものの表現方法を知っている世界の至宝。


DJ WILDPARTY

新宿:すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館

DJして酒を飲み明かし、疲弊した状態で迎えた朝方の新宿で、狭くて急な階段を登り、窮屈な店内のイスに腰を下ろせると心底ほっとします。店先まで香る程の煮干で作ったラーメンが酒を呑んだ後の体に染み渡って涙が出そうなくらい美味いです。運よく窓際の席に案内されるとゴールデン街という正に新宿歌舞伎町のど真ん中といった風情で雰囲気も抜群です。

すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館の詳しい情報はこちら


DJ WILDPARTY
18歳でキャリアをスタート。当初のブレイクコアから徐々にジャンルの幅を広げていき、頭角をあらわしていく。DOMMUNEのプログラム『MP3 KILLED CD STARS』出演時に、エレクトロ、ヒップホップ、アイドルポップ、アニソン、ゲーム音楽、ブレイクコア、歌謡まで貪り尽くすウルトラ・ボーダーレスなDJを披露し一躍注目を集める。聴き手の価値観を押し広げ、新しいジャパンカルチャーの伝道師になることが期待される若手1の超新世代 として大きな注目を集めている。


DJ YOGURT

新代田:麺通

新代田駅を出て左に徒歩5分。メニューは色々あるけどまず「ラーメン(背脂・醤油)」を野菜300gを載せないでそのままがお薦め、野菜を載せると絶妙な味のバランスが崩れる気がする。自分がラーメンを食べる時は塩味を選ぶことが多いけど濃い味わいのラーメンを食べたい時は麺通に行きたくなる。こってりし過ぎず、あっさりし過ぎずな味わいがツボ。新代田には他に中毒性の高いグリーンカレーソバのBASANOVAや二郎も。

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DJ YOGURT(UPSET REC)
今はなきCISCO TECHNO SHOPで1996年からバイヤー勤務しながらDJを始め、98年には音楽制作ユニットUpsetsと自身のレーベルUpset Recを始動。Cisco退職後もStylus~JET SETでバイヤー勤務後、2009年にレコード店勤務を辞め、その後は毎週のように日本各地の音楽好き、踊り好きが集まるパーティーでDJをおこなったり、楽曲を制作する日々を送っていて、2015年5月にはバンコク~ホーチミンのPARTYにもDJ出演。


GUNHEAD

白金高輪:笑の家

10年近く住んだ家の近所にあり、店主が元ヤン丸出しで開店当初(1999年?)は高圧的な接客やこだわりの文言を力強い筆で書く感じとか大嫌いで近所のラーメンだったらここくらいだよなーってな感じで通ってました。2015年、偶然店主をSNSで発見しフォローしてる人を見たらエロ系アカウントを律儀にフォローバックしていてなんだかグっときた六角家系の家系です。キャベチャーがおすすめ。ちなみにハバネロ結成前にビンゴさんも近所に長い事住んでました。

笑の家の詳しい情報はこちら


GUNHEAD
DJ/TRACKMAKER。2011年、DJユニットHABANERO POSSEをFYS a.k.a. BINGOと結成。2015年、6人組のバンド編成となったヒップホップユニットOZROSAURUSに加入。そのほかにナードコアユニットLEOPALDONや、WiFi Mafia、JNGLFVRのメンバーとして活動中。


Kaoru Inoue

香氣 四川麺条(都内各所)

中国山椒の風味とシビレ感が癖になる。

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Kaoru Inoue
DJ/音楽家。別の名義=Chari Chariをライブバンド化し、今後リリース/ライブを行っていく予定。他にライブユニット=Aurora Acousticもあり。


K-bomb

南青山:かおたんラーメン

初めてカシスソーダを飲んだのは西麻布だったな
憧れのむき出しの箱で紫色のような光をたくさん浴びた後には
芋の水割りを6合ほど飲んで記憶を尋ねる
いつのまにやら幼馴染がレシピを知っている
いつもの店にいる
今はもー西麻布にイエローはないのだけれど
俺はその店にはよく行くんだ
カオタンラーメンの店に

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K-bomb
最も黒い男


Licaxxx

新宿:風雲児

とても上品なつけ麺。色々な味が強調しすぎずとてもバランスよく構成されています。つけ麺というより一つの和食です。

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Licaxxx
1991年生まれ。ビートミュージックを中心にファンキーかつ骨太なプレイを心がけたDJスタイルで都内を中心に全国のあらゆるジャンルのパーティーに出演。オーバーグラウンドな活動をしながらもアンダーグラウンドなプレイに注目が集まっている。2.5D、Dommuneなどの主要インターネットメディアにも出演。また、DJ以外のビートメイカー、ライター、ラジオパーソナリティーなどの顔も持ち、音楽にまつわる様々な活動を行っている。http://licaxxx.flavors.me/


MOODMAN(ムードマン)

立石:蘭州

日のあるうちから呑んだ夕暮れ時は、きまってラーメンが食べたくなります。立石であれば、蘭州です。開店と同時に席につき水餃子を3人前。そして、ラーメン。ちなみに誰もがこの店では水餃子を頼み、ラーメンに至らない。もとはラーメン屋さんなのに、メインを水餃子に奪われている。私はそう、そんな気負いのないラーメンが好きなのです。店を出るとすっかり日が落ち、ネオンに灯りが。今日もあと2〜3軒、はしごでしょうかね。

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MOODMAN(ムードマン)
高橋透、宇川直宏と組んだ『GODFATHER』をはじめ、『HOUSE OF LIQUID』、『SLOWMOTION』、『SAKE POP』などのレジデントを務める。最新リミックスは、うつくしきひかりの7inch。ブッキングは、飲み屋か、クラブで声をかけてください。


Shhhhh

西荻窪:はつね

ここのタンメンを食ったあとに「ラーメンにもartは存在する」とか、ついバカなことをツイートした記憶があります。パーティの暴飲で荒れた胃にスープを注ぐ、グルーヴが黄泉がえる。結構なお年寄りからローカルまで並んでるんでたまにしか行けないですが。因に、大盛りは黄金比(麺、スープ、野菜)のバランスが崩れます。おなかがすいててもここは堪えましょう。

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Shhhhh
DJ/東京出身。とはいえ最近は南インドのカレーも好きです。要するに汁と粉 or 穀物の織りなす宇宙に興味があるだけです。


tomad

渋谷:なかじま

イギリスからレーベルのイベントに出演するアーティストと日本に着いてはじめての夕食がこの店で思い出深いです。普通のラーメン店というよりかは麺飯食堂という感じ。中華の定食にラーメンが付いてくるセットがボリューム満点かつ1000円以下というリーズナブルな価格でおすすめです。

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tomad
インターネットレーベル Maltine Records主宰。2006年頃からラップトップを使ったDJ活動開始。都内を中心にLIQUIDROOMやUNIT、AIR、MOGRAなど様々なクラブでプレイ。2009年から都内のクラブにて年数回のペースで自身レーベルのイベントオーガナイズもしている。


WSZ80(LEF!!! CREW!!!)

三田:天空

「おれたちは、ひょうきんさ、ふざけてる。い〜つでも〜♪」な、店員がいるからか、溜まり場としても機能!? DJ仲間と行ったら、DJ仲間が呑んでました。あれ、ラーメン食べたっけかな? 記憶よりも記録に残るラーメン店です。って、結構、評判は高いですよ!また行こっと!!

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WSZ80(LEF!!! CREW!!!)
横浜を拠点に全国、果ては海外までも駆け巡り、年間100本以上のPARTYに常に出演。ジャンル、BPMの壁を軽々と越えるその斬新なまでのクロスオーバー・スタイルは、パンク/HC/インディーのルーツを投影しながら見事なまでのMIX集約で魅せるありそでなかった唯一無二のスタイル。自身が率いる横濱の愚連DJユニット、LEF!!! CREW!!! での活躍は言わずもがな。主宰者としても横浜を代表するパーティ『Reclash』を筆頭に、国内、海外の著名バンド/DJ達と共演、招聘。オリジナル作品のリリースも予定中。


1-DRINK

大塚:ホープ軒

以前やっていたデザイン事務所が豊島区の大塚にあったため、深夜に入稿が終わって疲れきってる自分にご褒美的な感じで頻繁に通ってました。味は濃いめですが、背脂が少なめ醤油味のシンプルな味。そして適度な化学調味料も良いアクセントになって癒されます。決して極めたような味ではないんですが駅前の屋台的な雰囲気に引き寄せられ、今でもたまに池袋方面に行く機会があるときは途中下車してでも寄ってしまいます。

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1-DRINK
HOUSE、TECHNO、BASS、DISCOの境界を彷徨いながら現在にいたる。 DJユニット、JAYPEGを経て現在は個人活動中。ときどき街の片隅をにぎわせている。

テキスト 高岡謙太郎
By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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