【ギフト】『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』

第24回東京国際映画祭(TIFF)特別上映に2組4名を招待

【ギフト】『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』

(c) 2010 NEUE ROAD MOVIES GMBH, EUROWIDE FILM PRODUCTION

これはダンスか?演劇か?否。生きる、そのもの。名匠ヴィム・ヴェンダースが、アート系作品世界初の最新3Dに挑む。五感の限界をぶち壊す新たな“観客席”の誕生。全ての映画、観劇ファンの概念をくつがえす。これが、映像体験革命―

(c) 2010 NEUE ROAD MOVIES GMBH, EUROWIDE FILM PRODUCTION


芸術監督兼振付家としてドイツのヴッパタール舞踊団を率い、世界中に熱狂的なファンを持つ天才舞踊家ピナ・バウシュは、バレエと演劇の垣根を取り払い、境界線を自由に行き来し、そのどちらでもない全く新しいジャンルを生み出した。伝統や常識と決別したピナは、ダンスという身体の言葉で、強さと儚さ、歓びと悲しみ、愛されたいという願いと不安など、誰もが共鳴できる揺れる感情を表現した。彼女の舞台に立ち現れる、人生のあらゆる局面を共に体験することで、観る者は魂を裸にされてしまうのだ。ところが、輝かしい道を歩み続けたピナが2009年6月、突然この世を去ってしまう。

(c) 2010 NEUE ROAD MOVIES GMBH, EUROWIDE FILM PRODUCTION


だが、ピナは地上に希望を遺して逝った。20年来の友人であるヴィム・ヴェンダース監督と、映画の企画を進めていた。一度は撮影中止を決めたヴェンダースの背中を押したのは、世界中から届く映画化を願う声だった。 ヴェンダースには、確信があった。空間の広がりを可能にする3Dがあれば、ピナの世界を再現できると。「カフェ・ミュラー」「春の祭典」「フルムーン」「コンタクトホーフ」を新たに撮影すると共に、ヴェンダースは革新的な試みを果たす。劇場を飛び出して、モノレールや工場などの現代建築、森や庭園などの自然の中でソロパフォーマンスを繰り広げるダンサーたちを追いかけ、未知なるエンターテインメントを完成させた。さらに在りし日のピナの貴重な映像と、ダンサーたちからピナへのメッセージが挿入され、見る者の胸を打つ。

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の特別上映に、2組4名を招待する。参加希望者は、@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoのつぶやく“映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』試写会招待”に、プレゼント応募のキーワード「ヴェンダースに逢える!」を添えてリツイートしよう。そのツイートのなかから、抽選にて当選者を決定する。当選通知はDMにて行うので、必ず@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoをフォローしてほしい。

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』特別上映
日程:10月25日(火)
時間:13時40分 開場、14時00分 舞台挨拶、14時15分 上映
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

応募期間は、2011年10月18日(火)まで ※終了しました

映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
キャスト:ピナ・バウシュ、ヴッパタール舞踊団ダンサーほか
監督・脚本・製作:ヴィム・ヴェンダース『パリ、テキサス』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
ウェブ:pina.gaga.ne.jp/

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は2012年2月25日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9 ほか、全国順次3D公開


テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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