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2010年05月12日 (水) 掲載
マット・デイモンの当たり役ともいえるスリル満点のスパイ・アクション、“ジェイソン・ボーン”シリーズ。その人気シリーズの『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』を手がけたポール・グリーングラス監督とマット・デイモンが再びタッグを組んだ。前作の大成功で揺るぎない信頼関係を結んだ彼らが、3度目のコラボレーションでさらなる高みを目指した最新作『グリーン・ゾーン』が、2010年5月14日に公開される。
作品の舞台は2003年、英米連合軍によって陥落したイラクの首都バグダッド。マッド・デイモンが演じるロイ・ミラーの任務は、部隊とともに、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器を見つけ出すこと。しかし、捜索作戦が3度連続して空振りに終わり、ミラーは国防総省からの情報の正確性に不振を抱くようになる。同様に国防総省の動きに疑念を抱いていたCIAのブラウンの協力を得て、ミラーは部隊を離れて単独で調査を開始、やがて大量破壊兵器に関する全ての情報源が“マゼラン”という匿名のイラク政府高官だと突き止める。そしてミラーが真実の記された手帳を手にしたとき、国防総省の妨害に遭い追い詰められていく。大量破壊兵器の行方は?“マゼラン”とはいったい何者なのか?国防総省はいったい何を隠ぺいしようとしているのか……その答えは世界に激震が走る衝撃的な“真実”だった。
VFX全盛の時代に、あえて生身のアクションと臨場感あふれる演出にこだわった本作。撮影監督に『ハート・ロッカー』で本年度アカデミー賞(R)にもノミネートされたスペシャリスト、バリー・アクロイドを起用、またグリーングラス監督のお家芸ともいえるドキュメンタリー・タッチのカメラワークも健在だ。今作でもハンディカメラ風の臨場感あふれる映像と高速のカット割りで、観る者の緊張と興奮を極限にまで高めていく。
タイトルの『グリーン・ゾーン』とは、イラク中心部にある米軍駐留地域=別名“安全地帯”のこと。その外では大勢の市民が暴徒化し、敵兵と背中合わせという危険な現状が続いている。無政府状態に陥ったバグダッドの混乱の模様にも監督からのメッセージが込められている。
2010年アメリカ
日本公開:2010年5月14日
監督・製作:ポール・グリーングラス
キャスト:マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン、エイミー・ライアン
配給:東宝東和
ウェブ:green-zone.jp/
アメリカ政府の要人を狙う暗殺計画を知った諜報部員が、爆弾テロを行うテロリストと戦うスタイリッシュ・アクション・ムービー。
2010年フランス
日本公開:2010年5月15日
監督:ピエール・モレル
原案:リュック・ベッソン
キャスト:ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・アナ・スムートニアック、リチャード・ダーデン
配給:ワーナー・ブラザース映画
ウェブ:wwws.warnerbros.co.jp/frompariswithlove/
ロシアン・マフィアが暗躍するニューヨークで、泥棒コンビがロマノフ朝時代の秘宝強奪を企む。だましあいのクライム・サスペンス。
2008年アメリカ
日本公開:2010年5月15日
監督:ミミ・レダー
キャスト:モーガン・フリーマン、アントニオ・バンデラス、ラダ・ミッチェル、ロバート・フォスター
配給:日活
ウェブ:www.heat-matsuri.com/
東京・歌舞伎座で2009年12月に上演された、中村勘三郎と坂東三津五郎によるユーモアあふれる狂言舞踊。浮気者の夫と妻とが繰り広げる喜劇。
2010年日本
公開:2010年5月15日
作:岡村柿紅
キャスト:中村勘三郎、市川染五郎、板東巳之助、板東新悟、板東三津五郎
配給:松竹
ウェブ:www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
音楽にあわせて書をしたためるパフォーマンスが大反響を呼んだイベント『書道パフォーマンス甲子園』を映画化した青春ムービー。
2010年日本
日本公開:2010年5月15日
監督:猪股隆一
キャスト:成海璃子、山下リオ、高畑充希、小島藤子、桜庭ななみ、市川知宏、森崎ウィン、森岡龍、坂口涼太郎、宮崎美子、朝加真由美、おかやまはじめ、山田明郷、森本レオ、織本順吉、金子ノブアキ
配給:ワーナー・ブラザース映画
ウェブ:wwws.warnerbros.co.jp/shodo-girls/
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