2010年10月27日 (水) 掲載
墨田区に建設中の東京スカイツリーが、鉄骨を組み上げて造るタワー本体の最上部に到達、その高さは497メートルとなった。今後は、アンテナ用の鉄塔をタワーの上に取り付け、完成を予定している2012年には634メートルに到達する。そんなタワーの“成長”を見るため、既に周辺エリアの押上や業平には、多くの観光客が詰め掛けている。そんな観光客を狙い、同地域の飲食店ではスカイツリーをテーマにした“あやかり”メニューが登場している。ここでは、そのなかからバリエーションに富んだ5つを紹介したい。
業平橋駅を出て南へ、浅草通りとの交差点にたつ、昔ながらの手打ちそば店。同店が提供するのは天丼だ。海老が3尾、どんぶりの蓋を支えに立っており、その下には玉ねぎや桜海老が入ったかき揚げがのっている。タレは甘めだがしつこくはない。“名物”メニューではあるものの、味もわるくはない。高さは20センチ程度。
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業平橋の駅近く、川沿いに建つカフェ。店頭に立つ大きな赤い和傘が目印だ。コーヒーなどのカフェメニューのほか、あんみつなどのスイーツを提供している。同店が出すのは、細長く、そして高さがあるパフェだ。飴細工の下にはソフトクリームがまるごと。フルーツ、ババロア、白玉あん、寒天と続き、底にはお土産としても販売している、人形焼が入っている。でてきた際のインパクトは大きい。高さは60センチ程度。
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押上駅A1口を出て5分ほど、商店街のなかにある老舗そば店。同店はオリジナルメニューの揚げそばを提供している。中の麺はもちろん、中央に建つタワーも、そばを揚げたものだ。麺の上には、三つ葉、ピーマン、キャベツ、海老、玉ねぎ、豚肉などが入ったあんがかかっている。そばの香りが強い、かた焼きそばといったところ。だが、単純な思いつきではなく、試行錯誤のあとが見える。高さは40センチ程度。
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曳船駅の駅前、入り組んだ一角にある焼肉店。店内、店外ともに、昭和をイメージしたレトロなアイテムが溢れている。メインはホルモンで、ガツ、タン、チレ、ハチノスなどのほか、刺し身などの生肉メニューも豊富に揃う。そんな同店が提供するのは、肉の刺し身。ロース、ユッケ、タンがタワーの形に並べられている。肉の味は悪くはないが、ややアイデア不足という印象を受ける。高さ25センチ程度。
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建設中の東京スカイツリー正面、浅草通り沿いにあるパン屋。食パン、菓子パン、惣菜パンをはじめとした様々な手作りパンのほか、ケーキなどの洋菓子も販売している。同店が提供するのはデニッシュ。見たとおり、チョココロネをクッキーの上に立てたもの。だが、味はチョコレートとカスタードの2種類があり、美味い。高額なほかの“名物”メニューの中にあって、250円と比較的安めなのもポイントだ。高さは20センチ程度。
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