2010年07月20日 (火) 掲載
『FUJI ROCK FESTIVAL』と並び日本を代表する大型野外ロック・フェス、『SUMMER SONIC』。2000年より行われているこのフェスは、東京と大阪の2都市で開催される(東京会場は千葉の幕張メッセとマリンスタジアム)。どちらの会場も都心部に近いため、快適かつ手軽に野外フェスを楽しむことのできる、都市型フェスとして根強い人気を誇っている。
記念すべき10回目の開催となる今年も豪華な出演陣が予定されており、圧倒的なネームバリューを誇るビッグアクトから活きのいい若手やインディー系アーティストまで、バリエーション豊かな ラインナップとなった。その見所を紹介していこう。
『SUMMER SONIC』で毎年話題となるのが豪華なヘッドライナーだ。今年はジェイZ、スティーヴィー・ワンダーという問答無用のビッグネームが登場。彼らが出演するメインステージ(東京公演ではマリン・ステージ、大阪公演ではオーシャン・ステージ)には、その他にも矢沢永吉、KREVA、オフスプリング、テイラー・スウィフト、トライヴ・コールド・クエスト、ケイナーンなどが出演予定。まさにSUMMER SONICならではのカラフルなラインナップとなった。
セカンドステージとなるのは、東京公演ではマウンテン・ステージ、大阪公演ではスカイ・ステージ。こちらにはスマッシング・パンプキンズ、ドリーム・シアター、スラッシュ、リチャード・アシュクロフト&ザ・ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンドなどロック勢が登場。ロック・リスナーには夢のようなラインナップとなった。
ソニック・ステージにはオービタル、ピクシーズなど幅広いメンツがラインナップ。こちらでは80sポップスの伝説、A-HAの出演が予定されているのも興味深い。
その他、ケリ・ヒルソンやハドソン・モホークらが出演するアーバン/ダンス・ステージ、FUNKY MONKEY BABYSやEELSが登場するビーチ・ステージ(大阪公演ではパーク・ステージ)、ナダ・サーフやthe pillowsの出演するアイランド・ステージ、星野源や鎮座DOPENESS、加護亜依(!)の登場するリバーサイド・ガーデンなど多彩なステージが並ぶ(アイランド・ステージおよびリバーサイド・ガーデンは東京公演のみ)。
FUJI ROCKのようにキャンピングはできないものの、よく整備された場内を行き来しながら素晴らしいパフォーマンスに身を委ねてみれば、長い歴史を誇るこの都市型フェスの魅力が分かるはず。また、よく知られている有名アーティストのみならず、今後のブレイクが期待されている若手をいち早くブッキングしている 点も『SUMMER SONIC』の見所のひとつ。この夏は『SUMMER SONIC』で新たなお気に入りアーティストを発見してみてはいかがだろうか。
日程:2010年8月7日(土)、8日(日)
場所:千葉マリンスタジアム、幕張メッセ(地図などの詳細はこちら)
時間:開場9時00分、開演11時00分
料金:東京1日券1万5800円、2日券2万9000円
ウェブ:www.summersonic.com/2010/
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