2010年06月30日 (水) 掲載
『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』そして『ジャンヌ・ダルク』など、次々と個性的なヒロインを生み出してきたリュック・ベッソン。13作目となる監督作は、1976年よりフランス国民に愛され続けているコミック『アデル・ブラン=セック』シリーズを映画化した。若く賢い美人女性ジャーナリストの主人公が、魔法の秘薬を探してエジプトやパリを駆け巡るファンタジー・アドベンチャーだ。
世界中の不思議を追い、数々の秘宝を手に入れるジャーナリストのアデルの次なるターゲットは、瀕死の妹を助ける“復活の秘薬”。エジプトに飛び、とあるミイラに手がかりを見つけるも、宿敵デュールヴーに阻まれてしま う。その頃、パリでは博物館に展示されていた恐竜の卵の化石が孵化し、人々を襲う事件が発生!パリの街はパニック状態と化していた。アデルはなんとか恐竜を甦らせた教授に、手がかりのミイラを見てもらおうとパリへ飛ぶ。
これまでに『レオン』のナタリー・ポートマンや『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』のミラ・ジョヴォヴィッチなど、当初ほぼ無名だった女優を起用し次々とブレイクさせたリュック・ベッソンだが、今回のニュー・ヒロイン、アデル役に選ばれたのは、フランスの若手女優ルイーズ・ブルゴワン。もとはフランスのテレビ局のお天気キャスターとして活躍していたが、DJや海賊、ディズニーキャラクターをイメージした衣装などで毎回コスプレを披露、さらには宙づりや血まみれ姿で登場したりオン・エア中にタバコを吸いながらお酒を飲むなど掟破りのパフォーマンスで人気を博し、2008年、待望のスクリーン・デビューを果たした。その翌年にはセザール賞の有望若手女優にもノミネートされており、実力も兼ね備えている。元コスプレお天気お姉さんが、次から次へ変装するアデル役をどのように演じているか注目したい。
日本公開:2010年7月3日(土)
監督・脚本:リュック・ベッソン
キャスト:ルイーズ・ブルゴワン、マチュー・アマルリック、ジャッキー・ネルセシアン、ニコラス・ジローほか
配給:アスミック・エース
公式サイト:adele.asmik-ace.co.jp/
結婚を2日後に控えた花婿と男友達が、バチェラーパーティーのためラスベガスへやってくる。翌朝、ひどい二日酔いで目が覚めると、部屋は荒れ放題、友達のひとりが失踪、そしてなぜかクローゼットに赤ちゃんが!?昨夜は一体何をしていたのか?
日本公開:2010年7月3日(土)
監督:トッド・フィリップス
キャスト:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ヘザー・グレアム、ザック・ガリフィナースキほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:wwws.warnerbros.co.jp/thehangover/
過去2作がいずれも興行収入100億円を超えた大ヒットムービー『踊る大捜査線』シリーズの第3弾。湾岸署を襲った猟奇的連続殺人事件から7年。引越しの真っ最中に、湾岸署管内で次々と事件が発生。さらには、湾岸署から青島らの拳銃が3丁盗まれ、連続殺人事件へと発展してしまう……。
公開:20109年7月3日(土)
監督:本広克行
キャスト:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、寺島進ほか
配給:東宝
公式サイト:www.odoru.com/
和歌山県・太地町の入り江(コーヴ)でひそかに行われているイルカ漁をとらえた衝撃のドキュメンタリー。
日本公開:2010年7月3日(土)
監督:ルイ・シホヨス
キャスト:ルイ・シホヨス、リック・オバリー、ヘイデン・バネッティーヤほか
公式サイト:thecove-2010.com/
人工臓器で長寿が可能になった近未来に、人工心臓を埋め込まれた臓器回収人の主人公が真実を追い求める。ジュード・ロウ主演のSFサスペンス。
日本公開:2010年7月2日(金)
監督:ミゲル・サポクニック
キャスト:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカーほか
配給:東宝東和
公式サイト:repo-men.jp/
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