30位~21位|ベストクリスマスソング 50

タイムアウトロンドンが選んだクリスマスに聴きたい50曲

30位~21位|ベストクリスマスソング 50選




30位

ボビー・ヘルムズ『Jingle Bell Rock』

1957年にリリースされるやいなや、クリスマスソングチャートに5年連続でチャート入りしたロカビリーソング。60年代初頭にはホリデーシーズンには必ず耳にする曲の仲間入りをした。今でもクリスマスカノンの中では、装飾のティンセルと紙でできた王冠と同様、クリスマスカノンの代名詞となった。

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29位

ビーチボーイズ『Little Saint Nick』

ビーチボーイズのトレードマークともいえる旋律と、にくめないボーイッシュな魅力が満載の、年代を選ばないクリスマスソング。この有名なクリスマスアルバムのカバーを観ると、おそろいのジャンプスーツをきてクリスマスツリーに飾り付けている彼らの姿が目に浮かぶ。

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28位

フライトゥンド・ラビット『It’s Christmas So We’ll Stop』

どん底からの再出発にかけてはスコットランド人の右に出るものはいない。心の琴線にふれるこの曲でFラビットのスコット・ハチスンは、クリスマスにはすべての諍いが一時的ではあるが停止すると歌う。だが、高揚したコーラスを聞いていると、1月より先に訪れる愛を信じられるかも。モダンクラシックな一曲だ。

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27位

7TLC『 Sleigh Ride』

ザ・ロネッツのキュートなオリジナルスイングからは100万マイルほど遠い、TLCによる1993年のカバー。セクシーなR&Bのスロージャムに生まれ変わった。彼女たちの官能的なハーモニーはもちろん、リサ・レフトアイ・ロペスによるラップが最高だ。イヴの夜に暖炉の火の横で、ワイングラス片手に恋人と聴くのにぴったりだ。

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26位

ボブ・シーガー『Sock It to Me Santa』

最も声をはりあげるガレージロッカーも、聖なる夜を讃えるのだ。デトロイトのロックシーンの伝説、ボブ・シーガーが1966年に作ったラフで美しい一曲。サンタのことを歌っているが、サンタのように恰幅の良い、ファッションセンスが奇抜なもう一人の男、ジェームス・ブラウンへのトリビュートでもある(シーガーはJBのクラシック「パパズ・ガッタ・ブラン・ニュー・バッグ」のコーラスに讃歌したことがある)。

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25位

スフィアン・スティーヴンズ『O Come O Come Emmanuel』

スフィアンのクリスマスは唯一無二だ。1996年に42曲入りアルバム「ソングス・フォー・クリスマス」をリリースしたが、今年リリーしたアルバム「シルバー&ゴールド」にはクリスマスを祝う久代久我なんと101曲収録されている。彼の曲カタログからお気に入りを探すのは一苦労だが、伝統的な「ソングス・フォー・クリスマス」のリメイクである「久しく待ちにし主よとく来たりて」を選んだ。曲は軽めだが耳に残り、気持ちが高まる。美しい喜びの曲だ。

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24位

エルトン・ジョン『Step Into Christmas』

エルトンと、彼の作詞作曲パートナーのバーニー・タウピンによると、この曲は米国人音楽プロデューサーのフィル・スペクターの「ウォール・オブ・サウンド」へのトリビュートだそうだ。ザ・ウェディング・プレゼントや、ザ・プッピーニ・シスターズに最近カバーされたところをみると、スペクターの力はまだ衰えていないということだろう。

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23位

チャック・ベリー『Run Rudolph Run』

チャック・ベリーが最高潮のときにレコーディングされた、彼らしい熱狂的な12小節のブルース。誰もが大好きなトナカイに捧げる曲だ。リリース時にはトップ50にこそ入らなかったものの、時代を追うにつれ、カバーされ続け、ホリデーシーズンに必須の一曲となった。

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22位

ザ・ロネッツ『I Saw Mommy Kissing Santa Claus』

伝説的なプロデューサー、フィル・スペクターがプロデュースした、クリスマスコンピレーションアルバム「ア・クリスマス・ギフト・フォー・ユー」に収録された一曲。ママがサンタにキスをするところを観た子どもを、ちょっと風変わりなガールバンドが歌う。でもよく考えてみるとちょっとまずい。深読みすると、クリスマスの喜びよりは結婚生活の問題について歌っているのかもしれない。なんにせよ、クリスマスソングの最高傑作の一つには違いない。ジャクソンズからエイミー・ワインハウスまで、様々なアーティストにカバーされている。

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21位

デスティニーズ・チャイルド『8 Days of Christmas』

ビヨンセ、ケリー、ミシェルは、生意気で物質主義を隠そうするどころか、古いクリスマスの人気曲を、アップテンポなR&Bに仕上げた。現代のクリスマスキャロルとして人気の一曲だ。

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原文へ(Time Out London)

※掲載されている情報は公開当時のものです。

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