TAICOCLUB camps10 開催

コンパクトながらも濃厚な野外フェスで、秋も音楽を楽しもう

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TAICOCLUB camps’10 開催

渋谷WOMBにおけるクラブイベント『SO VERY SHOW!』や、野外フェスティバルなどの音楽イベントを手がけるTAICOCLUBから、恒例の秋イベント『TAICOCLUB camp'10』の知らせが届いた。開催地を前回の川崎市から新潟県南魚沼郡の広大な高原リゾート、ニュー・グリーンピア津南に移し、9月11日(土)と12日(日)の2日間、オールナイトで開催される。7月、8月の音楽イベントラッシュが一段落するこの頃に、あえて“もう一度野外フェスへ”。そんな気分にさせてくれるTAICOCLUB camp'10の魅力を、ここで紹介したい。

まずは、音楽フェスティバルの最重要項目であるラインナップを見てみよう。現時点でセカンド・ラインナップまで18組が発表されており、サード・ラインナップも間もなく発表予定。出演アーティスト数は全部で20組ほどと決して大規模ではないが、オリジナリティにあふれ、丁寧にセレクトされたことが感じられるラインナップが魅力的だ。クラブ・ミュージックをはじめ、ポップやオルタナティブ・ロック、大自然の中で映えるエクスペリメンタルやエレクトロニカなどジャンルは多岐にわたり、各アーティストの経験の度合いや国籍なども実に幅広い。日本のクラブ・シーンを引っぱり続けているSHINICHI OSAWAやDJ NOBUで踊り狂うのは最高だし、BOREDOMSのEYEやworld’s end girlfriendといった人気株を狙って見に行くのもいい。また、特にお目当てのアーティストがいなくても大丈夫だ。誰にでも、きっと新たなお気に入りが見つかる、そんなラインナップとなっている。

次に、ロケーションに注目したい。日本の音楽ファンは“大自然の中での素晴らしい音楽フェス”にはすっかり慣れているが、それでも野外フェスでは多少の不便は覚悟しなくてはならない。TAICOCLUB camp'10のおすすめポイントは、まさにそこにある。会場となる『ニュー・グリーンピア津南』は、広大な敷地内にホテルや温泉、屋内外アクティビティ施設がそろったリゾートであり、芝生が広がるキャンプサイト、悪天候時に簡単に雨宿りができる場所、ローラーリュージュやゴーカートなど子供を遊ばせるのにぴったりな遊具やアウトドア施設が充実しているのだ。つまり野外フェスではあるが、外を選ぶか中を選ぶかは本人次第。より快適でリラックスした雰囲気の中で音楽と景観、そして時間をたっぷりと楽しめるはずだ。

チケットは、24日(土)からいよいよ前売り券が販売開始。ここで完売してしまうと、当日券の販売は行われないので注意が必要だ。さらに26日(月)には、会場内のホテルおよび東京・大阪・名古屋発着のバスツアーの受け付けが始まる。ほかTAICOCLUB camp'10に関する情報は公式ウェブサイトやtwitterにて続々と更新される予定なので、こまめにチェックして欲しい。

TAICOCLUB camp'10

出演者:[Live] Fennesz、Group_Inou、HIFANA、neco眠る、THA BLUE HERB、The Orb、rei harakami、SOIL&”PIMP”SESSIONS、WHY? (Anticon.)、world’s end girlfriend、u-Ziq (Planet Mu) [DJ]Alex Paterson (The Orb) 、DJ MITSU THE BEATS DJ NOBU (future Terror)、EYE (BOREDOMS)、Jazzanova-DJ、Omar S (FXHE records)、 SHINICHI OSAWAほか
日時:9月11日(土)、12日(日)
場所:ニュー・グリーンピア津南
住所:新潟県中魚沼郡津南町秋成12300
料金:前売り券1万500円、当日券1万2000円、駐車券3000円、キャンプサイト無料 ※前売り券完売の場合、当日券の販売はなし
ウェブ:www.taicoclub.com
twitter:twitter.com/TAICOCLUB

チケット販売情報
7月24日(土)正午より、オフィシャル・チケットショップ(http://taicoclub.shop-pro.jp)にて販売
前売り券 1万500円(限定3000枚)、駐車券 3000円

東京・大阪・名古屋発着バスツアー、会場内ホテル宿泊予約情報
7月26日(月)正午から受け付け開始
詳細は、TAICOCLUBウェブサイトにて

テキスト 道辻麻依
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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