東京、ヘルシーラーメン店 10

西早稲田、新宿御苑前、渋谷、市ヶ谷、幡ヶ谷で楽しむヘルシー麺

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東京、ヘルシーラーメン店 10選

Due Italian

昔ながらのラーメン店といえば、頑固親父の湯切りさばきに脂まみれの店内、化学調味料の味付けと高カロリー、というイメージが定番だったが、昨今は店内清潔、低カロリーのメニュー豊富で、スタッフは女性多数、といった店舗も多い。今回はタイムアウト編集部とラーメンハンターがヘルシーかつ美味な店舗10選を厳選した。イタリアン・テイストから野菜沢山のヘルシー麺まで。お一人様でも、女子チームでも、美味しく楽しく、ラーメン店巡りを楽しんでいただきたい。



麹町『ソラノイロ』


野菜ジュースも揃えるヘルシー店
千代田区平河町のオフィス街にあるラーメン店。週に1度は食べたくなるような懐かしいホッとする『中華ソバ』、麺・スープ・トッピング全てに野菜を使ったヘルシーなラーメン『ベジソバ』、店主宮崎が創作するオリジナルラーメン『季節の限定麺』の3種類のラーメンを提供している。ラーメンのほか、毎朝、専用のジューサーで、果物と生野菜を搾る野菜ジュース『健康 飲む野菜!』も1日1限定10杯の提供もあり。

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西早稲田『蔭山』


レモンを絞って『名物塩そば』にトライ
早稲田通り沿いに面し、親店である自由ヶ丘の名店『蔭山樓』から受け継ぐコクのある鶏白湯が人気のラーメン屋。とろみのある濃厚な味わいのスープに太麺がからむ『名物塩そば』(850円)はレモンを絞って更に味わい深くなる。『鶏白湯担々麺』(850円)はどろっとした胡麻のスープに肉味噌やバルサミコソースが混ざり合い、甘味と酸味の調和が飽きを感じさせない。

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新宿御苑前『麺や庄の gotsubo』


ズッキーニ、ミニトマトも楽しめる『ベジつけ麺』
新宿御苑駅から徒歩3分。店名の「gotsubo」の通り、約5坪ほどのカウンターのみのお店。独創的なメニューで人気を博している市ヶ谷の『麺や庄の』の系列店である。看板メニューは創作パスタのように具材が盛られた『ベジつけ麺』(950円)。炙りチャーシュー、ズッキーニ、おくら、長芋、大根、ミニトマトなど豊富な具材に、ディップソース、レモンが添えられている。麺は中太麺で、つけ汁は煮干ベースと海老ベースの2種類から選択できる。まさに、バーニャカウダーと麺料理を混ぜ合わせたような、バラエティに富んだ味を楽しむことが出来る。麺のコシもよく、つけ汁と相性も抜群だ。その他に、らーめんのメニューも用意されている。残ったつけ汁で、〆のリゾットも楽しめる。

『麺や庄の gotsubo』の詳しい情報はこちら

渋谷『九月堂』


新形態? ラーメンと甘味が食べられる店
渋谷・神南の公園通り沿いを少し入ったところにある、ラーメンと甘味が食べられる店。白を基調としたカフェのような店内は、枯山水をモチーフにしたカウンターテーブルなど、随所に和のテイストが織り交ぜられ、ラーメン屋ながら長居する客も多い。ラーメンとつけ麵のスープは、動物系と魚介和風のバランスが良く、あられなどがのり、かわいらしい盛り付け。ランチやディナーは甘味がついたセットメニューが用意されお得だ。店内はカウンター席、テーブル席、ソファー席があり、ゆっくりできる。

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新宿御苑前『小麦と肉 桃の木』


スタッフは全員女性、小食派も安心のラインナップ

新宿御苑にある小麦と肉 桃の木は、スタッフが全員女性のつけ麺専門店。紙エプロンのほか、ひざかけが用意されるなど、細やかなサービスが嬉しい。つけ麺のスープには、豚のテールとゲンコツに、鶏がらとモミジを使用。豚バラのスライスがたっぷり入り、女性向けながらボリュームはたっぷり。麺はきしめんのような平打ちタイプで、スープと相まってうどんのような印象だ。『つけ麺こってり醤油味』(850円)には大根おろしが添えられ、濃厚なスープのアクセントになる。〆はスープ割ではなく、そば湯というのも特徴的。麺は300gと多めだが、同じ値段で麺150gに温泉卵のトッピングという選択肢もあるので、小食な人も安心だ。

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大井町『ajito ism』


大井町の新感覚つけ麺店
大井町駅中央口を出て、ホテルルートイン品川大井町の先を左に曲がると現れるつけ麺店。野菜のとろみと上質な背脂と魚介出汁をブレンドした、トマトベースの創作つけ麺『つけ麺ロッソ』(並800円、大盛り900円)が定番。『ピザソバ』(並800円、大盛り900円)、『カルボナーら』(並800円、大盛り900円)も人気だ。

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市ヶ谷『Due Italian』


イタリア食材を使用したラーメンを展開
数々のレストランシェフを勤め上げた石塚和生が作る、「丼一杯のフルコース」。代官山『らーめん道』に引き続き、トマトやバジルモッツァレラチーズなど、イタリア食材を使用したラーメンを展開している。中でも、九条ネギが添えられた『らぁ麺フロマージュ』や季節限定の『フォアグラ大根麺』など多種多様なメニューがそろっている。パルマ産生ハムがのった『白いらぁ麺』は是非一度食べてみてほしい。

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東高円寺『Bia Bia』


高円寺の無化調優良店
東高円寺駅近くあるイラン人の店主が営むBiaBiaは、カフェのような店構えで女性ひとりでも入りやすい。化学調味料を使用しない体に優しいラーメンを提供しており、看板メニューは『BiaBia specialラーメン』(1000円)。スープは鳥取県産の大山鶏の丸鶏と、煮干しや昆布、するめ、さば節、宗田節ウルメイワシなど、6種類の魚介類系の干物を使い、天然塩3種類と鰹をブレンドした、あっさりとまろやかな奥深い味わい。麺は自家製で、細麺ながら歯ごたえがありシコシコとした食感だ。トッピングにはローストされた香ばしくジューシーな鶏肉に、トロトロの味玉、ピスタチオ。九条ねぎに混じった赤い実は、ゼレシュクと呼ばれるベリーの実で、甘酸っぱい味がスープの良いアクセントになっている。

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町田『胡心房』


こんにゃくを用いたヘルシー麺で人気
女性店主が営む人気店、胡心房はスタッフも女性オンリー。「ラーメンはカロリーが高い」というイメージを覆す為に作られたこの店のラーメンは、一晩低温で寝かせたスープから余分な脂を取り除くので、カロリー控えめでヘルシーに仕上がっている。この店の一番人気は『味玉らぁめん』(800円)。豚骨と10種類の野菜を煮込み、数種の煮干しから取る魚介ダシを加えたスープは驚く程マイルドで、コクがあるのに豚骨の臭みは一切感じさせず、魚介のダシがふわっと香る優しい味。麺は細めのストレートで、チャーシュー、メンマ、味玉、ネギ、のり、そしてラーメンには珍しくレタスがトッピングされている。他にも麺の半分をこんにゃく麺にした女性限定『ヘルシーセット』(980円)や『10品目サラダ』(250円)など、女性に嬉しいメニューが揃っている。

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幡ヶ谷『不如帰』


蛤の味わいが魅力
幡ヶ谷駅北口からほど近いラーメン屋。L字型のカウンターが囲む店内は武骨な黒一色に統一されている。『豚清湯系貝汁そば』と呼ばれる動物系と貝系の出汁のバランスが旨さの秘訣であり、特に蛤の深い味わいが見事だ。味玉そば(醤油)と味玉塩そばで悩むところだが 、毎週木曜日限定で『裏不如帰』として提供されるにぼしを使った『極にぼ』も捨てがたいところ。

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テキスト メンチャック
テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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