東京、激辛ラーメン 15

上板橋、新宿、水道橋で味わう激辛麺

東京、激辛ラーメン 15選

荻窪『ビンギリ』

冬も目前に近づき、そろそろ鍋料理や温かいスープが美味しく感じる季節。ラーメンもその例外ではないが、今回はそのなかでも「口から火を吹く熱さ」をもたらしてくれる、激辛ラーメンを15店厳選。今やチェーン展開で人気の老舗激辛店舗から話題のニューフェイスまで。胃腸と翌日の代謝管理に気をつけつつ、ぜひ各店の美味い辛さと接していただきたい。



上板橋『蒙古タンメン中本』


辛くてうまいラーメン屋の代表格
東武東上線・上板橋駅より徒歩1分に位置する(2013年夏に上板橋駅前に移転)、首都圏に15店舗を展開している、辛くてうまいラーメン屋の代表格と呼べる中本の本店。ラーメンの真っ赤な外観からもわかる通りだが、秘伝の辛味噌ダレとタンメンの深いコク・うま味、キャベツ・人参の甘味、そしてニンニクの味がちょうどよい具合に口の中で混ざり合う。この組み合わせが中本独自の辛くて美味いラーメンである。今では都内でも多数の店舗で食べられるが、うま辛麺の本当の美味さは本店でこそ味わえる。メニューは最もスタンダードな『蒙古タンメン』(770円)、少し辛さをおさえた『味噌タンメン』(770円)、つけ麺スタイルの『冷し五目蒙古タンメン』(830円)など多数あるが、究極の辛さを求めたい人は、『北極ラーメン』(800円)、『冷し味噌ラーメン』(770円)にチャレンジしてみてほしい。汗を流しながら食べる、うま辛の魅力が、癖になる。

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神田『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒』


真っ赤なスープと白味噌の風味
真っ赤なスープと白味噌の風味が食欲をそそる『カラシビ味噌らー麺』が評判のラーメン店。動物系と魚介系をあわせたスープに4種類の唐辛子をや花椒(ホアジャオ)を加えた辛くてしびれるラーメンを味わえる。辛さとシビレは5段階に調節でき好みの味を楽しめるのも魅力。『カラシビつけ麺』も人気。

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新宿歌舞伎町『利しり』


歌舞伎町の老舗
新宿歌舞伎町の奥にある、40年近くも営業を続ける老舗のラーメン店。歌舞伎町ということで、夜だけの営業で深夜でも客足が絶えない。豚骨、鶏がらのほか、利尻昆布と赤城のスッポンを使用したスープが特徴。特に人気なのは唐辛子を大量に使用した『オロチョンラーメン』。通常のお店の倍くらいある大きな丼ぶりで、十数種類の唐辛子粉を使用したスープに、みじん切りにされたネギ、ピーマン、豚肉が加えられており、辛さの中に程よい甘みと旨みが感じられる。辛さは9倍まで注文でき、激辛好きも納得。その他のメニューに、味噌味の激辛『みそチョンラーメン』、辛くないみそ、しょうゆラーメンなどがある。ちなみに、オロチョンとは勇ましいの意味。

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高田馬場『高木や 高田馬場店』


カプサイシンたっぷりのつけ麺
高田馬場駅から徒歩4分ほどの早稲田通りを北側に一本入ったビルの2階で激辛のつけめん、ラーメンを提供している店。「ヒー、からい」とムンクの叫びモチーフの真っ赤なマスコットの書かれた看板が目印だ。3段階で辛さが選べる、『辛いつけめん』はカプサイシンたっぷりの真っ赤なつけ汁にまず目がいく。極太麺にたっぷりのモヤシ、煮玉子がのせられている。痛いほどの辛さは病み付きになる味だ。高田馬場店限定の『辛〜めん』は最も辛いメニューで、むせるほどの辛さ。激辛好きはぜひ挑戦してほしい。

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銀座『ど・みそ』


味噌オロチョンの風味を味わう
飲食店が集結する銀座で、オリジナリティあふれる味噌らーめんを提供する『ど・みそ』。一番のおすすめは、『特みそこってりラーメン』。豚骨や鶏ガラのベースに5種類の味噌がブレンドされたスープは、一見すると濃厚であるものの、刻みショウガが加えてあることで意外とあっさりと食べられる。モヤシ、コーン、チャーシュー、のり、煮卵などがたっぷりと載っており、ボリューム満点。麺は『浅草開化楼』の中太縮れ麺で、まろやかな味噌の味と好相性。また、辛みの効いた『みそオロチョンラーメン』もおすすめ。

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人形町『麺やまらぁ』


海外から取り寄せているという激辛スパイス
地下鉄人形町駅より徒歩5分の路地裏に店を構える、カウンター8席のひっそりとした店。野菜がたっぷり入った、鶏白湯と魚介出汁の醤油味の『やまらぁ』(700円)が人気メニュー。濃厚な鶏のうま味と野菜の甘みが混ぜられた、存在感のある一杯になっている。味は塩味、みそ味のメニューもある。また、一部の激辛マニアにも話題の『激からぁ』(900円〜)を夜限定で提供。味噌ダレに、海外から取り寄せているという激辛スパイスをたっぷりと混ぜ合わせたスープは見た目も強烈な赤色だ。麺は中太麺で、モヤシ、ネギ、角切りのチャーシューの具材がのる。辛さは10倍まで選べ、悶絶必至なレベルの辛さの中にも、鶏ガラと味噌やニンニクなどの旨みがしっかりと出ている。

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石神井公園『麺処 井の庄』


フルーティな酸味が隠し味
石神井公園駅南口を出て右に曲がり、1分ほど歩いたマンションの地下1階にあるラーメン屋。激辛好きにオススメなのは『辛辛魚つけめん』(880円)。豚骨ベースのドロドロと濃いつけだれには、特製ラー油と特製辛魚粉がたっぷりと乗っている。初めは唐辛子の辛さがキツく感じるが、食べる度に動物系のスープの旨味と印象に残るフルーティな酸味も感じられ、やみつきになる。麺は中太のストレートで中盛りまで同一価格。ツルツルと加水率が高めの麺は、粘度の高いつけだれ、辛魚粉とよく絡む。箸でつまむとハラハラと砕け、口の中でとろける角煮チャーシューも絶品。辛さは控えめ、普通、辛めの3段階を選べる。メニューは他にも、カップ麺にもなった『辛辛魚らーめん』(850円)などがある。

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湯島『四川坦々麺 阿吽』


華風な店構えの坦坦麺専門店
湯島駅そばにある、『阿吽』の看板が掲げられた中華風な店構えの坦坦麺専門店。『阿吽担坦麺』(800円)は四川産の香辛料をオリジナルブレンドした辣油からくる深みのある辛さ、四川産の山椒の痺れが絶妙に効いた、ゴマ風味のクリーミーなスープとコシのある細麺が特徴。辛さ・痺れだけでなく、まろやかな美味さが同居している。日本ではスープのある担担麺が定番だが、こちらでは四川の本場スタイルで、強烈な痺れが特徴の『つゆ無し担担麺』(800円)も提供しており、こちらも人気のメニューだ。辛さは標準で三辣(さんから)で、最大では強烈な刺激が味わえる五辣(ごから)まで注文できる。また、どんな料理にも隠し味に使える、店手作りの『香味辣油』(600円)も販売している。

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荻窪『ビンギリ』


辛さに耐え切れず咳き込んだりする人も
荻窪駅から少し離れた、環八通り沿いにあるラーメン屋。カウンターとテーブル合わせて12名ほど入るといっぱいになりそうな店内には、いかにも辛そうな香りが漂う。 ここの名物は『勝浦タンタンメン』(800円)。いわゆる担々麺とは全くの別物で、醤油味のスープに真っ赤なラー油をたっぷり浮かべ、具にはタマネギ、挽き肉、ニラ、山椒が入った非常に個性的な辛いラーメンだ。なかにはラーメンをすする度に、辛さに耐え切れず咳き込んだりする人もいるほど。噛むと中から勢いよくアツアツの肉汁と旨味が広がる『シュウマイ』(3個入り300円)も、ラーメンと一緒に食べたい一品。

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初台『支那そば やぐら亭』


都内最強レベルとして有名『宇宙一辛いみそラーメンほたる』
京王神泉初台駅より徒歩7分の不動通商店街沿いにある、小綺麗な店構えのラーメン店。定番メニューは煮干しや京ガツオなどをつかった、スタンダードな『支那そば』だが、激辛好きの中では都内最強レベルとして有名な『宇宙一辛いみそラーメンほたる』(1,050円)を提供している。食用の竹炭を使った黒色の見た目は一見すると、辛そうには見えないが、オーストラリア産の辛味噌を使っている。細麺にもハバネロが練り込まれており、スープからも麺からもかなりの刺激が口一杯を襲う。スープは魚介、豚骨、鶏ガラでとった和風スープをベースにしているが、それ以上に他に類を見ない強烈な辛さを楽しめる。辛さはレベル20まで注文できるが、初めての人はレベル5まで注文可能。レベル1でも恐ろしい辛さなので、注文時には注意が必要だ。提供時には、ウォッカで表面に青い炎が点火している。

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中野『ほおずき』


唐辛子、芝麻醬、花椒。スパイスの妙技
JR中野駅北口から徒歩4分、中野ブロードウェイのすぐ横に位置する『ほおずき』は、担々麺好きが足繁く通う人気店。『担々麺』(800円)のスープは、うま味たっぷりの鶏ガラをベースに、唐辛子、芝麻醬、花椒などの多彩なスパイスが溶け込み、干しエビの風味が味に奥行きを持たせている。麺は中太の縮れ麺で、モチモチとしておりスープと相性抜群。具は挽き肉の量が多いので、最後にライスを入れて食べるのもオススメ。辛さは普通、中辛、大辛、特辛の4段階からチョイスできるが、激辛マニアの方は是非、特辛の3倍は辛いという、最も辛い『激しく辛い担々麺』(900円)に挑戦すると良いだろう。

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新宿『ラーメン凪 炎のつけめん』【閉店】


「凪」の辛党専門店
新宿西口から徒歩7分、西新宿駅から徒歩3分。煮干しや豚骨のラーメンブランドとして人気の「ラーメン凪」の辛さに特化したつけ麺を提供するお店だ。1Fは凪 煮干王が入っており、2Fに位置する。お店の定番は「炎のつけめん」(780円)で、魚介スープに激辛スパイスを加えたつけ汁に、秘伝の黒麻婆豆腐がのった太麺が提供される。辛味と痺れと旨味は唯一無二の味に仕上がっている。辛さはマシ→マシマシ→メガマシ→ギガマシ→テラマシまで追加可能。また、更に激辛メニューを好む方には「地獄のつけめん」(1000円)がおすすめ。麺の上に、大量の唐辛子がのせられており、つけ汁には様々の辛さのもとが沈んでいる。"地獄"の名に恥じない、強烈な一杯に仕上がっている。

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町田『辛麺 真空』


辛さは3倍まで無料
JR町田駅北口から徒歩2分。横浜線の線路沿いに、「辛麺 真空」の看板に、「辛い、でも旨い」のキャッチの入ったポスターが貼られている。都内の有名店が多数凌ぎをけずるこの街で、濃厚豚骨の激辛麺で個性を放っているお店だ。定番メニューは「濃厚豚骨辛麺「山」で、ゲンコツベースのとろりとした濃厚さのある豚骨スープに、レンゲにのせられた辛味噌を混ぜるスタイル。スープのコク、うまみ、辛さが弾力のある極太麺とよく絡む。辛さは3倍まで無料で注文できる。それでも物足りない激辛好きには、食卓にカイエンペッパー、韓国唐辛子のトッピングが用意されているので、お好みで調節可能だ。具材でのる、香ばしくて柔らかい豚チャーシューも美味しく、丁寧に作られたうま辛な一杯だ。

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水道橋『旨辛ラーメン 表裏』


老舗『東池袋 大勝軒』の教えを守るグループ店
数々の弟子を輩出してきた老舗『東池袋 大勝軒』の教えを守るグループ店が、JR水道橋駅の高架下にある。豚骨と香味野菜をじっくり煮込み、特製スパイスを加えた濃厚な“旨辛”スープのラーメンやつけ麺を提供している。麺の上にたっぷりキャベツのあんかけと唐揚げがのった『あんかけDX』(980円)が看板メニュー。サクサクの唐揚げとモチモチの麺、辛味スープと野菜の甘みというコンビネーションが、クセになる味わいだ。残ったスープをおじやで楽しむのもおすすめだ。

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志茂、赤羽『自家製麺 ほうきぼし』


一部で話題の女性店主がサーブする担々麺
地下鉄志茂駅、JR赤羽駅、それぞれから徒歩約10分。住宅地の中にある、オリジナルの担々麺を提供しているお店。決して駅から近い店ではないが、そのロケーションにもかかわらず、客足の絶えない人気店となっている。一部TVやネットで話題の若き女性店主がたどりついたオリジナルの担々麺は、自家製辣油と唐辛子を中心に、花椒などの10種類以上のスパイスをブレンドした、うま辛が楽しめる一杯に仕上がっている。人気メニューは「汁なし担々麺」で、一般的なものと違い、ナッツ、揚げ麺、ニンニクチップ、挽肉、青菜のトッピングがされている。具と麺、辣油をしっかりと絡ませると絶品。口直しのスープつき。辛さは4段階で調節が出来る。その他に、「担々麺」、「雪のたんたん」、「たんたんつけ麺」などがある。

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※掲載されている情報は公開当時のものです。

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