東京、ベジタリアンレストラン15

肉と魚がなくても、野菜を使った食事で満足できる店

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東京、ベジタリアンレストラン15選

ヘルスコンシャスな考え方やライフスタイルが浸透するにつれ、都内に限らず全国にベジタリアンやヴィーガン、マクロビオティックの考え方を取り入れたカフェやレストランが増えている。ファーマーズマーケットや、大規模なベジタリアンフェスティバルが定着してきた今、野菜への注目はさらに増すばかり。生粋のベジタリアンやヴィーガンの思想を持つ人でなくとも、野菜をよりたくさん食べたいと考える人が増えてきている。ここでは、自分のライフスタイルや考え方、好みに合った店を探す一助となるべく、東京における15店のヴェニューを紹介する。なお、100%ベジタリアンではないも含んでいるが、メニューの選び方次第では植物由来の素材だけのメニューを組み立てることも可能。臨機応変に使い分けてほしい。


吉祥寺『DEVA DEVA CAFE』

吉祥寺にあるDeva Deva Cafeでは、馴染みやすく、比較的リーズナブルな価格のヴィーガンメニューを提供する。代表的なメニューは、無農薬野菜とヒヨコ豆のパテを自家製バンズで挟み、オリジナルソースで仕上げた『ヨギバーガー』や、全粒粉の生地を使った『ナチュラルピッツァ』など。テイクアウトにして、近隣の井の頭公園で食べるのもおすすめ。
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下北沢『シモキタちゃぶ膳』

下北沢駅から徒歩5分ほどの場所にあるベジタリアン・ヴィーガン食堂。肉、乳製品、玉子類といった動物性食材を使用せず、100%植物性食材のみで調理したラーメン、カレー、おでんなどが味わえる。人気の『五葷抜き精進仕様ヴィーガンスープカレー』(650円)は、十種を越えるスパイスを使ったこだわりの一品。
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表参道『クレヨンハウス オーガニック・レストラン 広場』

表参道にある絵本専門店「クレヨンハウス」の地下にあるオーガニックレストラン。100%ベジタリアン向けのメニューではないものの、有機野菜をたっぷり使った総菜が種類豊富に楽しめるランチバイキング(1,260円)は、いずれも味つけのセンスがいい。野菜メニューだけを選んでオリジナルベジプレートを作るのもおすすめ。
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表参道『PURE CAFE』

表参道「AVEDA」の1階に入っているヴィーガンカフェ。カウンターで注文するセルフサービスの店で、歯ごたえよく調理した野菜をたっぷり挟んだサンドイッチや、玄米と雑穀を使った『グレインズサラダセット』などが楽しめる。マフィンやタルトなどのスイーツも充実しており、ブレックファーストメニューを提供しているのも魅力。
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表参道『GARDEN CAFE』

表参道駅近く、青山通り沿いにあるスパサロン「SINCERE GARDEN」の2階に入るベジタリアンカフェ。スパサロン併設のカフェということもあり、アーユルヴェーダの考えを取り入れたメニューなども扱う。20種以上の野菜がたっぷり入ったサラダなど、どちらかというと女性客を意識した料理が多い。
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表参道『BROWN RICE CAFE』

表参道の「NEAL'S YARD」の奥にあるベジタリアンカフェ。野菜、豆、玄米に焦点を当てた献立が人気。中庭のテラス席では、晴れた日には気持ちよく食事やお茶、『豆腐タルト』、玄米甘酒とドライフルーツを合わせたタルトといったヘルシーなスイーツが楽しめる。

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外苑前『ナタラジ』

外苑前にある、100%ベジタリアンのインド料理店。スパイス使いや、野菜の組み合わせ、アクセントとしての辛さのきかせ方などが秀逸で、植物由来の食材だけでも非常に満足度の高い食事が楽しめる名店。自家農園で栽培している野菜や、無農薬の玄米を用いるなど、食材の安全性にもこだわっている。
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渋谷『なぎ食堂』

渋谷・桜丘町にある小さな食堂。表立ってヴィーガンを謳っているわけではないが、肉、魚、乳製品を使わない、やさしいけれどもしっかりした味つけの惣菜が10種以上揃うデリメニューが人気の店。惣菜メニューから好きなものを3種選べるランチプレートや、たっぷりの野菜が入った『マサラカレー』などが人気。テイクアウトあり。
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神泉『kuumba da falafel』

神泉にあるファラフェル専門店。一見すると、雑貨屋か洋服屋のように見えるオシャレな店構えだが、ここのファラフェルサンドはとにかくたっぷりの具が入っているのが魅力。ちょっとした食事であれば、ハーフサイズでも十分に満足できるはず。

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恵比寿『ココカラforest』※閉店

ボディメイクトレーナーである森拓郎が、恵比寿に開いたマクロビオティックのカフェ。ランチでもディナーでも、様々な玄米の定食を食べられる。『日替わりおばんざい定食』や『生湯葉玄米ひじきオムライス』ほか、『米粉とおからのガトーショコラ』などのスイーツまで、バリエーションに富んだメニューがラインナップ。
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六本木『健福(チェンフー) 六本木店』

ベジタリアンであるだけでなく、ニラやニンニクなどの香味野菜を使わない五葷(ごくん)の考え方を取り入れている台湾素食の店。たっぷりの野菜、大豆やこんにゃくなど植物性由来の“肉”を使った料理が中心だが、しっかりした味つけがなされており、満足度が高い。

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広尾『ISLAND VEGGIE × SAMBAZON AÇAÍ CAFE』

広尾商店街を一本入ったところにある、ハワイアンマクロビオティックを謳う店。100%植物性のオリジナルパテや天然酵母のバンズを使った、ミートフリーのベジバーガーやファエアフェルなどが楽しめる。カリフォルニア発『サンバゾン』のコラボレーションショップが併設されており、アサイーボウルやスムージーを味わうこともできる。テイクアウトあり。
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高円寺『meu nota』

高円寺駅から歩いて5分ほど、商店街を一本入った路地にあるヴィーガンカフェ。『黒豆のハモス』や『おつまみファラフェル』など、素材の組み合わせや、スパイス使いのセンスが秀逸なだけでなく、リーズナブルな価格と満足できる料理のポーションがうれしい。

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代々木上原『からんころん食堂』

代々木上原駅向かいにある小さな店だが、ここは野菜、豆、乾物を上手に使った総菜を盛り込んだ『定食』を終日楽しめる小さな食堂。ヴィーガンを全面に出しているわけでないが、基本的に肉と魚を使わない料理が中心。メニューによっては、卵や乳製品を使うものもある。

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田端『リトルクチーナ ユメ』

田端駅と西日暮里駅の中ほど、住宅地の中に構える全6席の小さなイタリア料理店。料理には、肉、卵、乳製品(軽めのチーズのみ使用の場合あり)、マーガリン、サラダ油、精製糖、黒糖、イースト、合成着色料、食品添加物を使っておらず、ひと皿ひと皿に素材本来の味わいをいかした丁寧な仕事ぶりが表れている。ベジタリアン向けの料理も対応可。
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テキスト 山田友理子
By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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