東京、フレンチトースト 10選

人気店の行列は絶えず、いまだ冷めやらぬパンケーキブームだが、次なるブームとして今、フレンチトーストに注目が集まっている。卵と牛乳の液にパンを浸し焼く、というシンプルな調理法だが、シンプルなだけに奥が深く、店ごとのこだわりがダイレクトに伝わってくる。ここではホテルの伝統の味、人気ベーカリーの人気メニュー、最近増えている専門店のものなど、個性溢れる10皿を紹介する。朝食に、デザートに、ふわふわのフレンチトーストで至福のひとときを過ごしてはいかがだろう。

緑が丘 Haru and haru

緑が丘駅前のフレンチトースト専門店haru and haruでは、フランスパンを使用したフレンチトーストが楽しめる。ぱりっと焼かれた皮にナイフを入れると、ミルクたっぷりの液が溢れ出るほど、しっとりとした仕上がり。乳脂肪分を5％に抑えたというヘルシーなアイスミルクとともにさっぱりと食べられる。季節の果物を使用したデザートメニューや、キッシュなどをセットにした食事メニューなども豊富。写真：『Haruプレーンのフレンチトースト』（1050円）
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代々木上原 Tiaras cafe & shop

代々木上原のTiaras Cafeでは、シンプルなフレンチトーストの他、キャラメルバナナ、オレンジミュゼット、と3種類のメニューが用意されている。『オレンジシュゼット』（1250円）は、バターの風味が効いた薄手のフレンチトーストが、酸味の強い温かいオレンジソースに浸る。上に載せられたバニラビーンズたっぷりのアイスクリームとの温度差を楽しもう。
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原宿 パンとエスプレッソと

こだわりのコーヒーとパンを楽しめるパンとエスプレッソと、では、人気の食パン『ムー』を使用したフレンチトーストが楽しめる。厚切りのきめ細かいパンには、卵たっぷりの液が中までしみ込み、耳はカリッと中はとろとろ。フライパンで提供されるため、気をつけないとやけどしてしまうほど熱々だ。後半はオーガニックの蜂蜜を少しずつたらしながら頂こう。写真：『フレンチトースト』（600円）
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原宿 crisscross

11時までのモーニングタイムに食べられる『シナモンウォールナッツレーズンのフレンチトースト』（600円）は、レーズンとウォールナッツの入ったパンを使用したメニュー。大粒のナッツの食感がアクセントになっている。液の浸り具合は軽めで、シナモンパウダーのほろ苦さも手伝い、見た目よりもあっさりとした味わい。パンを楽しむというフレンチトーストだ。
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新宿 Sarabeth's ルミネ新宿店

「朝食の女王」サラベスで長年愛される『フラッフィーフレンチトースト』（1200円）は、液の浸り具合が5分程におさえられており、パンのふわっとした食感とほのかな酸味を感じる。オーソドックスながらバターの塩気などバランスが良く上品な味わいだ。トッピングとしてバター、メープルシロップ、ジャムの中から2種類を選ぶことが出来る。
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新宿 CAFE AALIYA

新宿三丁目交差点のほど近く、地下にある喫茶店アリヤは、名物のフレンチトーストを求める客で平日でも列が出来るほど。耳を切り落とした厚切りのパンはぷっくりと膨らみ、バターでこんがりと焼かれた表面とのコントラストが美しい。液はしっかり染みているがパンの食感もわずかに残され、しっとりとした部分とのバランスが絶妙。写真：『フレンチトーストプレート』（750円）
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六本木 MERCER BRUNCH

平日でもブランチが楽しめるMERCER BRUNCHでは、サーロインステーキや、サーモンのタルタルなど9種のブランチメニューすべてにフレンチトーストが付く。使用するのは特注のブリオッシュ。バターたっぷりの濃厚な味わいで小ぶりながらボリュームがある。程よい甘さでメインの料理との相性も良い。写真：『ブリオッシュフレンチトーストブランチ／サーモンのタルタルとアボカドとポーチドエッグ ディルソース』（1600円）
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虎ノ門 ホテルオークラ・オーキッドルーム

東京のフレンチトーストを挙げて、ホテルオークラ東京にあるオーキッドルームの『フレンチトースト』は外せないだろう。まずはそのままの味を楽しんでほしい。カリッとした表面の食感、ふわふわのトーストを頬張った瞬間に広がる、卵の優しい甘さがたまらない。バターと共に添えられたメープルシロップは、たっぷりとかけても甘過ぎるということはなく、まさに計算された味わい。口に入れた瞬間、思わず笑みがこぼれてしまう、極上の一皿だ。写真：『フレンチトーストセット』（3,360円）
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湯島 自家焙煎珈琲 みじんこ

湯島のコーヒー専門店、自家焙煎珈琲みじんこの『鉄板フレンチトースト ハニー＆マスカルポーネ』（600円）は、名前の通り、フライパンに載せられ、じゅうじゅうと音を立てながら熱々の状態でテーブルに運ばれる。厚切りのフランスパンは、プリンのような滑らかさ。イタリア産のマスカルポーネは濃厚で、キャラメリゼされた香ばしい松の実もサクサクと小気味良い。
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平井 ワンモア

レトロな雰囲気の残る喫茶店ワンモア。薄手のパンを何度も裏返しながらじっくり焼き上げられる『フレンチトースト』（530円）は、液自体は甘めながら程よい浸かり具合で甘さもちょうど良い。2枚重ねなので、こんがりと焼けた表面も2倍。上に乗せられたレモンスライスの酸味とシロップの相性も抜群だ。
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