ジェスパー・ヘインズ写真展開催

タイムアウトとヘインズ親子の知られざる関係

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ジェスパー・ヘインズ写真展開催

BEA ARRIVES 1994

ニューヨークを拠点とし、世界を舞台に活躍中の写真家、ジェスパー・ヘインズの写真展『LifeとArtの曖昧な線 ~St. Marks 1986-2006~』がタイムアウトカフェ&ダイナーで開催される。

今回集められた作品は、自身が1980年代から20年にわたって住んでいたニューヨークのイーストビレッジ、St.Marksのアパートに訪れる友人や恋人、すれ違う人々など、ライフスタイルを記録したもの。額装せず、生のプリントのまま展示される。

写真展のオープニングパーティはタイムアウトカフェ&ダイナーの1周年パーティの日に行われるが、ジェスパー・ヘインズとタイムアウトの縁は今回の展示に始まったことではない。今を遡ること42年前、作家で哲学者だったジェスパーの父親、ジム・ヘインズは、タイムアウトの創業者トニー・エリオットとともにタイムアウト創刊に関わっていたのだ。そしてトニーが仲間達とロンドンにある自宅のキッチンで立ち上げたタイムアウトは、今や世界30都市23カ国に広がるグローバルメディアブランドとなった。奇遇にも42年の歳月を経て、ここ東京で、ジムの息子ジェスパーとタイムアウトの出会いが実現する。

Life と Art の曖昧な線 ~St. Marks 1986-2006~
開催期間:2010年4月15日(木)から4月27日(火)
場所:タイムアウトカフェ&ダイナー ギャラリースペース
時間:13時00分から22時00分

ジェスパー・ヘインズ(Jesper Haynes)略歴
1962年スコットランド、エディンバラ生まれ。ストックホルムで育つ。
1982年、ニューヨークに移住。ラルフ・ギブソン(Ralph Gibson)師事のプリンターとして5年間勤務。
国際的なCMやファッション誌でも活躍し、ストックホルム近代美術館に作品が永久保存されている。

テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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