2009年11月30日 (月) 掲載
東京で一番かっこいい壁面アートがある場所は、もはや中野を通過する電車から見える景色でも、渋谷の宇田川町でもないかもしれない。実は、恵比寿に新しい作品が登場した。イギリス人ストリート・アーティスト、ニック・ウォーカーが、自身のアートを東京のアーバン・アートシーンに刻みつけたのだ。
世界的な知名度を誇るグラフィティ・アーティスト、バンクシー(Banksy)と共に、地元ブリストルの壁にスプレーをし始めたことでキャリアをスタートさせたニック。よく知られている『モナリサ』や『Morning After』シリーズでつかんだ成功は翳り(かげり)をみせることなく、昨年2008年にロンドンのBlack Rat Galleryによって売られた彼の作品の総額は、なんと75万ポンド(約1億7千万円)にのぼったという。
そんなニックの来日に際し、リキッドルームの外壁とタイムアウトカフェ&ダイナー内でのライブ・ペインティング・イベントが実現した。夜にはかなり気温が下がる中で行われた、2つの作品の制作模様をお届けする。
パート1:リキッドルーム外壁
パート2:タイムアウトカフェ&ダイナー店内
映像編集 by Daijiro Oshikawa
ニック・ウォーカーへのインタビューはこちら
LIQUIDROOM
住所:東京都渋谷区東3-16-6
電話:03-5464-0800
ウェブ:www.liquidroom.net
タイムアウトカフェ&ダイナー
住所:リキッドルーム2階
電話:03-5774-0440
ウェブ:www.timeoutcafe.jp
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