2012年10月02日 (火) 掲載
秋を代表する味覚の一つ、栗を使った美味しいスイーツに出会える季節が到来した。今回は東京で楽しめる、こだわりのマロンスイーツを紹介する。マロンリキュールなどの一ひねりある素材を使ったヨーロッパのショコラ、有名ホテルの期間限定マカロン、老舗サロンのロングセラーデザートなど、大人がじっくりと味わえる特別な栗のスイーツを厳選した。見た目の美しさ、豊かな味わいとともに、深まりゆく秋を満喫しよう。
栗の名産地・フランス、アルディッシュのマロンリキュールを使ったボンボン ショコラが美味。ミルクチョコとフランス産マロンリキュールがマリアージュしたなめらかな口どけ。本場でも有名なアルディッシュ渓谷でとれた栗は、深いコクと甘い味わいがある。アルコールは抑えめだがうっとりするようなスイートな味わい。栗のシーズンに大人が優雅に楽しめるショコラだ。
ホテル西洋 銀座の季節限定マカロンでは人気ナンバーワン。秋限定の『和栗のマカロン』は日本の栗の味わいを満喫できる名作だ。栗が香るマカロン生地がサックリ、中には砕いた栗をたっぷり入れた、甘さ抑えめの熊本産の和栗ペーストをサンドしている。どこか懐かしく心に届く味わいがある。ホテル西洋銀座は2013年5月31日に閉館してしまう為、購入は最後のチャンス。2012年12月末までの限定販売。ぜひ味わっておこう。
昭和20年代に考案され、60年以上もリピーターを生み出し続けているコロンバンの名物デザート。バニラアイスクリームの上に自家製のマロンペーストがたっぷり。一度食べたら何故かまた食べたくなる不思議な美味しさだ。開発当時からレシピを変えていないが、若い世代には「新しい」という感想が多い。半世紀にわたる普遍の名作を、老舗サロンでぜひ。コロンバンのサロン全店で販売。(各店でサイズなどのアレンジ、価格に変更有)
ピエール・マルコリーニの秋限定のパフェ。旬の栗をたっぷりと使ったマロンアイスクリームはラムの銘酒"トロワリビエール"がほのかに香り立つ大人の味わい。トップには栗の渋皮煮をあしらい、キャラメリゼした3種のナッツ(ペカンナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツ)それぞれの個性が、マロンの余韻を上品に引き立てている。チョコレート色の空間で秋だけのパフェをぜひ。 2012年11月30日までの限定販売。
ヨーロッパの定番スイーツ、焼き栗の形のかわいらしいチョコレート。金色の包みをあけるとコロリときれいな栗の形のチョコレートが入っている。中身は厳選した上質なスペイン・ガリシア産の栗とミルクチョコのペースト。栗とチョコが溶けあうクリーミーな美味しさに、ひとつ食べたらファンになってしまうことだろう。スペインで手作りされているが、日本のカカオサンパカでの限定先行販売。2012年12月末まで販売予定。
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