フジロック2010予習:アクセス方法

フジロックの会場まで、予算に合わせた快適な交通手段を知ろう

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フジロック2010予習:アクセス方法

宇宙大使☆スター

新潟県の苗場スキー場で行われる『FUJI ROCK FESTIVAL’10』。2010年は7月30日(金)から8月1日(日)まで開催、大小10のステージに200組以上のアーティストが登場する。会場までのアクセス方法は以下の通りだ。

公共交通機関を使う

まず、会場となる苗場スキー場は、山深いところにあるということを理解してほしい。最寄りの駅はJR越後湯沢駅。ここからはフジロックのチケットを持っている人のための無料送迎バスを利用することになる。所要時間はおよそ40分で、運行時間は早朝6時ごろから深夜1時、2時ごろまで。およそ15分間隔での出発となるが、ステージの状況にあわせての運行になる。混雑時は1時間程度の待ち時間がかかる。目当てのアーティストの出演時間に合わせ、余裕を持ってスケジュールを立ててほしい。

東京から

東京からJR越後湯沢駅まではバス路線がないため、鉄道のみの利用となる。

  1. まず各空港から東京駅まで
    ・成田空港から東京駅までは、成田エクスプレスでおよそ1時間(30分おき出発)
    ・羽田空港から東京モノレールで終点の浜松町まで。浜松町からJR山手線に乗り換えたら東京駅は3つめ。およそ30分。

  2. 東京駅から越後湯沢駅まで、上越新幹線でおよそ1時間20分(東京駅始発は6時8分 最終は21時40分)

特急料金込みの片道運賃:
東京駅からおよそ6500円
成田空港からおよそ1万円
羽田空港からおよそ7000円

※このほか、新幹線を使わず東京の北のターミナル、上野駅から普通列車を使う方法もある。ただし途中、最低2箇所で乗り換えが必要になり、所要時間は最低4時間。運賃は半額以下の3000円ほどで、日本の風景をゆっくり楽しむことができるが、1日に5本しか運転されない区間もあるため、鉄道ファンで、かつ時刻表を読める人以外にはオススメできない。

関西空港から

【飛行機】
いちばん簡単なのは、関西空港から羽田空港まで国内線を利用すること。所要時間は1時間15分(1~2時間おき出発)。
羽田空港からは、上記を参照のこと
運賃は2万2000円

【鉄道】
・JRの特急『はるか』号で新大阪までおよそ1時間(30分おき出発)。乗り換えて東海道新幹線『のぞみ』号で東京まで、およそ2時間30分(10分おき出発)。
東京駅からは、上記を参照のこと
運賃は特急料金込み片道およそ2万円

・関西空港から大阪市内まで出て(およそ1時間)、大阪から日本海側を通る夜行列車を利用する方法もある。 急行『きたぐに』号(大阪23時27分発)で、直江津(5時56分着)乗り換え。越後湯沢に午前7時過ぎに到着する。 運賃・急行料金込み片道:9500円(座席車)
B寝台利用の場合 上記+6000円
A寝台利用の場合 上記+1万円

【バス】
関西空港から大阪市内まで出て(およそ1時間)、大阪の各ターミナル(大阪駅、天王寺駅、OCAT)から、東京駅まで夜行バスで8、9時間ほど。21時から23時の間に出発する便が多い。
運賃:8900円
東京駅からは上記を参照のこと

レンタカーを利用

成田、羽田、関西の各空港会社にはレンタカーサービスがある。ニッポンレンタカー、オリックスレンタカー、日産レンタカー、トヨタレンタリース、マツダレンタカーといったところが大手。

目安として……
5人乗りのサイズで1日あたり、保険料込みで1万3000円程度。プリウス、インサイトといった日本ならではのエコカーの場合、1日あたり保険料込みで1万2000円程度。ガソリンは場所にもよるが1リットル=130円程度。

東京から

首都高速5号線、東京外環道、関越道といった経路が一般的。都心からフジロック会場の最寄り、関越道の湯沢インターまで、都心からおよそ200キロ、所要2時間半。普通車料金は5000円ほど。日曜日午後から夜にかけて、東京方面への道は大渋滞となるので注意。湯沢インター手前の関越トンネルは全長11キロ、日本でもっとも長い道路用トンネル。

関西空港から

およそ700キロの長距離ドライブになる。大きく分けて3つのプランが立てられる。
太平洋側の場合、名神高速、東名高速、首都高速、関越道のコース
山岳地帯を抜ける場合、名神高速、中央道、圏央道、関越道のコース
日本海側の場合、名神高速、北陸道、関越道のコース

いずれの場合も高速道路は都市部をいくつも通過するために渋滞しやすい。スケジュールは余裕を持って立ててほしい。
またフジロック会場周辺は、毎年駐車場を探す車で渋滞することが多い。関越道湯沢インターから、越後湯沢駅へ向かい、駅周辺に駐車して無料シャトルバスを利用するのも手だ。会場から国道17号線を東京方面へ向かう途中の群馬県は日本有数の温泉地帯、車ならではの機動力を生かして温泉でリラックスというのも良い。

テキスト 西澤史朗
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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