【ギフト】『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

英国初の女性首相サッチャーの人生を描いた映画の試写会に5組10名を招待

【ギフト】『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

Pathé Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.

2008年、世界に衝撃が走った。西洋史上初めて一国のトップに立った女性、元英国首相マーガレット・サッチャー。“鉄の女”のニックネームにふさわしい、強く、厳しいリーダーが、娘の回顧録で認知症に苦しんでいることが発表されたのだ。フォークランド紛争での勝利、労働組合制度の改革、低迷する経済の立て直し、3度の総選挙を乗り切り、一時は73%の支持率を誇り、英国、そして、世界の歴史に名を残した。だが、そんな彼女にも、妻、そして母としての顔があり、老いが訪れていたのだった。認知症を患い、時には夫がすでに他界したことも忘れるようになった晩年、サッチャーは自分の過去を振り返る。雑貨商の娘として育った少女時代。市長まで務めた父から受けた大きな影響。優しく、ユーモアのセンスあふれる青年デニス・サッチャーからのプロポーズ。保守党党首当選、そして首相就任。国民から愛され、嫌われ、多くのことを達成した一方、テロにより身の危険を感じたり、側近の死を目の当たりにもした。パワーを満喫していた頃には考えなかったことを、彼女は今にしてふと考え、幻想の夫に問いかける。「あなたは幸せだった?」と。

現在も生きている有名な人物の人生を映画化するというのは、そもそも非常に大胆な企画。しかも、現代の映画界が誇る最高の女優メリル・ストリープがサッチャーを演じるというのだから、注目を浴びないわけはない。アメリカ人のストリープは微妙なイギリス英語のアクセントを確実にこなし、若い時から晩年まで幅広い時期にわたって、このひとりの人物を見事に演じてみせた。アカデミー賞ノミネーション最多17回という前人未到の記録を持ち、受賞も2度しているストリープが、この作品でついに3度目を獲得するかという声が、すでにあちこちから上がっている(すでに、ゴールデングローブ賞で、見事主演女優賞の座を勝ちとった)。対する夫役デニスを演じるのは、同じくアカデミー賞俳優ジム・ブロードベント。監督はストリープと『マンマ・ミーア!』でタッグを組み、世界的大ヒットに導いた女流監督フィリダ・ロイドだ。

英国を永遠に変えた女性、マーガレット・サッチャーを政治家というよりは、ひとりの女性として描いた映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の試写会に、5組10名を招待する。参加希望者は、@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoのつぶやく“映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』試写会招待”に、プレゼント応募のキーワード「鉄の女」を添えてリツイートしよう。そのツイートのなかから、抽選にて当選者を決定する。当選通知はDMにて行うので、必ず@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoのフォローを忘れずに。

応募期間は、2012年2月20日(月)23時59分まで





映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
キャスト:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アレキサンドラ・ローチほか
監督:フィリダ・ロイド
脚本:アビ・モーガン
ウェブ:ironlady.gaga.ne.jp/

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は2012年3月16日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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