目黒雅叙園
2011年03月03日 (木) 掲載
薄紅色のスイーツに惹かれる季節。ミルクレープの老舗や、ホテルのペストリーなどで、趣向をこらした桜スイーツが登場する。目にも美しい、季節限定のスイーツを食べ逃さないでほしい。
ミルクレープのパイオニアとして知られる『ペーパームーン』の春のケーキはもちろん、かわいらしい桜の花が飾られたミルクレープ。直径11センチほどのケーキで、ひとりで食べるには多いかなと思うものの、クリームが軽く甘さが控えてあるため、いつの間にか全部を食べきってしまっている。層の間には、薄くスライスされた苺がたっぷりとはさまっている。
日程:発売中、2011年4月末まで
料金:『チェリーブロッサム ストロベリー ミルクレープ』1260円
ホテルニューオータニ内にあるペストリーショップでは、“桜餅”をコンセプトにした『紅白マカロン』が登場する。桜の花びら模様をあしらった薄ピンク色の『さくらマカロン』は、桜のリキュールでほんのり染め上げ、中には細かく刻んだ塩漬けの桜花とこしあんが挟まれている。白色の『酒粕マカロン』は、酒粕の入ったホワイトチョコレートガナッシュに、海塩を合わせ、すっきりとした味わいに仕上がっている。表面にはホワイトチョコレートがコーティングされており、新食感だ。また、『紅白マカロン』のほかにも、15種類合計30種類のプチガトーを詰め込んだ『お花見菓子重』は、春の手土産にぴったりだ。
日程:発売中、2011年4月28日(木)
料金:『紅白マカロン(1箱5個入り)』1365円、『お花見菓子重』1万500円
日本の春を感じられる、素敵なホワイトデー限定ショコラが、桜餅のような味わいの『桜ショコラオレ』だ。ほんのり桜風味の生地をミルクチョコレートで コーティング、さっくり、ほろほろとしたクッキーとショコラの味わいは日本茶とともにいただきたい癒しの味わいである。江戸小紋のデザインも可愛らしい。『香ほろんショコラ包み』は、和三盆ショコラとともにセットになった商品もある。
日程:発売中、3月14日(月)まで
料金:5個入り840円、9個入り1575円(税込)
アーバンドック ららぽーと豊洲には、“トヨスイーツ”として、アントステラが期間限定出店している。かわいらしい花型のボックスには、人気のクッキーと、季節限定のさくらのクッキーが入っている。ころんと丸い『さくらボール』は、さくらの塩漬けを練り込んだクッキーを、鮮やかなさくら色粉糖で包んでいる。また、平べったいクッキー『さくら』は、さくらの塩漬けの入ったさくさく生地でミルク風味の生地を巻き込んで焼き上げ、香り高い。
日程:発売中、2011年 3月14日(月)
料金:『フラワーBOX』1050円(税込)
くず餅ぷりんは、くず餅の原料である小麦粉澱粉を使用しているが、卵の風味もしっかりと楽しめる。とろっとした、固めのカスタードクリームの様な食感で、桜テイストは、春だけの限定商品。3月中旬からは、桜が香る“お花見あんみつ”などの販売もスタートする。
日程:発売中、4月下旬まで
料金:400円(税込)
ニューヨーク発のドーナッツショップ『DOUGHNUT PLANT』で、春のテイスト、『さくら&さくらあんドーナッツ』と、『さくらあんドーナッツ』が期間限定販売される。『さくら&さくら あんドーナッツ』は、塩漬けにしたさくらが香るグレーズがたっぷりとかかり、中にさくらあんが詰め込まれた四角いドーナッツ。『さくらあんドーナッツ』 は、かわいらしい薄ピンク色をしたさくらグレーズがかかり、こちらも中にはさくらあんがたっぷりと詰め込まれている。すべて自然素材で、合成着色料・保存 料・化学調味料・人口甘味料・卵を使用しないで作られたドーナッツの春の味を楽しんでほしい。お花見の手土産にも良さそうだ。
日程 :『さくら&さくらあんドーナッツ』2011年3月1日(火)から12日(土)、15日(火)から21日(月)、『さくらあんドーナッツ』2011年3月15日(火)から4月11日(月) 料金:『さくら&さくらあんドーナッツ』420円、『さくらあんドーナッツ』340円
ナチュラルチーズ専門店『フェルミエ』のカフェで、毎年桜の季節に限定販売されるのが『桜のレアチーズケーキ』だ。2010年は、四角い形をしていたが(写真参照)、2011年はカップに入ったものにリニューアルされる予定。細かく刻まれた桜の葉が、たっぷり入っており、ひと口食べただけで、口の中に桜の風味が広がる。
日程:2011年3月23日ごろから4月中旬
目黒雅叙園内のスイーツ&デリでは、『桜のモンブランケーキ』『桜のジュレ』『桜のフォレノワール』3種類の桜のスイーツが販売される。『桜のモンブランケーキ』は、タルト生地に桜のムースと紅茶のムースを 2 層にし、桜色のクリームを絞ったケーキ。側面が、桜のダックワーズでサンドされている。『桜のジュレ』は、苺のムースの上に、桜のジュレ、中には3種のベリーが入った爽やかなスイーツ。『桜のフォレノワール』は、チョコレートのスポンジ生地にダークチェリーとムースをあしらい、桜のムースを合わせ2層になっている。桜のフォレノワールリキュールをアクセントとして使った大人の味だ。
日程:2011年3月18日(金)から4月10日(日)
料金:『桜のモンブランケーキ』450円、『桜のジュレ』430円、『桜のフォレノワール』430円(全て税込)
青山通りから1本入った場所にある、一軒家の料理屋で、毎年3月中旬から4月下旬まで、コースのデザートとして提供される『さくらアイス』は絶品だ。店主が塩漬けにする桜葉の味によって、毎年味は変わり、春の訪れを待ち遠しくさせるデザートのひとつと言える。予約時に、『さくらアイス』の有無を確認してほしい。もちろん、デザート前のお料理も、丁寧に仕事がほどこされた繊細なものばかり、誰を連れて行っても喜ばれること間違いなしの名店だ。
日程:3月中旬から4月下旬
料金:ランチコース5000円、ディナーコース1万5000円から
日本で初めてジェラートを広めたお店として知られるジェラテリア ラ・ナポリ。毎日イタリア直伝のおいしさを生かした手作りしたジェラートが20種類ほど用意されているが、鮮やかなピンク色が目をひく春限定の『さくら』は、桜葉の香りが濃厚だ。1カップ350円。
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