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日本の近代美術を牽引してきた二科展の100年を振り返る展覧会が、上野恩賜公園内の東京都美術館にて開催。政府主催の「文展」こと、『文部省美術展覧会』(現在の『日本美術展覧会』、通称「日展」)において、日本画の部門は新しい潮流にも対応した新旧の二科に分かれていたのに対し、洋画部門では審査員側の旧態依然とした性質が続いていた。有島生馬や山下新太郎ら、留学経験者を中心に、洋画部門においても二科制を導入する必要性を政府へと訴える声が上がるも受け入れられず、在野の美術家団体として二科会が発足したのが1914年。以来、『サロン ドートンヌ』との交換展、在外作家制度など、海外の新しい美術動向に積極的な姿勢を打ち出し、アカデミズムとは対局の場から日本美術史へ大きな貢献を果たしてきた。海外からはアンリ・マティスなども参加し、安井曾太郎、東郷青児、小出楢重などの巨匠たちも二科会からキャリアをスタートさせている。本展では、村山槐多や萬鉄五郎、松本竣介など約100人の名作とともに、二科展の100年の歩みを展観する。
日程
2015年7月18日(土)~9月6日(日)
時間
9時30分〜17時30分(金曜日は9時30分〜21時)
※入室は閉室の30分前まで
休み
月曜日
料金
一般1,500円
学生1,200円
高校生800円
65歳以上1,000円
中学生以下無料
電話
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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