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※2012年8月8日オープン
麻布十番駅から歩いて2〜3分ほどのところに新しくオープンした中国料理店。渋谷の『月世界』や、祐天寺の『豆種菌』などの系列店で、日本ではあまり広くは知られていない、貴州省や雲南省の郷土料理や発酵食品にスポットを当てたメニューが楽しめる。貴州名産の黒ワラビのデンプンでできた春雨の冷菜や、同じく貴州の伝統食材、塩漬けにして発酵させた大豆“水豆鼓(シェンドウチィ)”が入った『苗(ミャオ)族式玉子焼』など、マニアックな料理がさまざま揃う。また、店名に掲げている“ナポレオンフィッシュ”を使った『ナポレオンフィッシュの発酵唐辛子蒸し』は、塩漬けにして乳酸発酵させたトウガラシ、“泡辣椒(パオラージャオ)”をたっぷり載せて蒸し上げた一皿で、醸されたトウガラシの丸みのある風味が柔らかな白身魚によく合う。魚とトウガラシの旨みが溶け出したスープも美味で、白いご飯にかけて存分に味わいたい。なかなかとっつきにくい中国の地方料理を、発酵食品というトレンドと抱き合わせることで、親しみやすい存在にしているユニークなヴェニューだ。
東京都港区麻布十番1-6-7 F1プラザビル
アクセス都営大江戸線、東京メトロ南北線『麻生十番』駅(出口7)徒歩2分
03-3479-6687
ランチ 11時30分〜15時00分/L.O.14時00分
ディナー 18時00分〜23時30分/フードL.O.22時30分、ドリンクL.O.23時00分
(土曜日、日曜日、祝日のディナーは17時〜22時/フードL.O.21時、ドリンクL.O.21時30分)
月曜日
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