代官山 蔦屋書店 代官山 T-Site

TSUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブによる新コンセプトの店舗。本、映画、音楽、文具、旅行、ラウンジのセクションがあり、スターバックスやファミリーマートも入っている。「T」の文字をモチーフにしたファサードが印象的な建物の設計は、ユニクロ銀座店、リゾナーレ小淵沢（リーフ・チャペル、ブリラーレ）などの代表作や、西麻布『SuperDeluxe』を手がけたクライン・ダイサム・アーキテクツとアール・アイ・エー（RIA）の共同作だ。隣接地『代官山T-SITE GARDEN』では食事や語らいを楽しめるようなカフェ、レストラン、そしてカメラや自転車がある生活を楽しむための専門店が並ぶ。

他のTSUTAYA店舗と決定的に違うのは、こだわりをもって選書された本の売り場。世界の最新情報が詰まった雑誌が並ぶ 『マガジンストリート』が各棟にある小さな「専門書店」を繋げるような売り場構成になっている。本の専門コーナーは「人文・文学」「アート」「建築」 「クルマ」「料理」の5つで、新刊本に加え、豊富な洋書やビンテージブックからセレクトされた“今読まれるべき本”が揃っている。売り場には、各専門分野に精通しているコンシェルジュ・スタッフがいるので、探している本が場合は気軽に尋ねてみるのがいいだろう。2階には、『平凡パンチ』、『太陽』、『domus』、『VOGUE』など懐かしの雑誌や海外の貴重な雑誌が揃うライブラリーとアート作品に囲まれたラウンジ『Anjin』があり、珈琲やアルコール、食事が楽しめる。1階のスターバックスと同様に、このラウンジでも、1階の書籍を読むことができるので、「本と向き合う」時間をゆっくり過ごせる。
特集記事

• 東京でしかできない88のこと


• 東京、ブックカフェ 20選