サロン・デュ・ショコラ

世界最大のチョコレートの祭典を楽しむための予備知識

Read this in English
サロン・デュ・ショコラ

2010年2月14日のバレンタインデーを前に、今年も世界最大のチョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が、東京・新宿の伊勢丹で開催される。1995年にフランス・パリで始まったこの祭典、現在はアメリカ、中国、ロシアでも行われ、各国で話題を集めている。2009年10月にパリで開催された第15回サロン・デュ・ショコラの参加国は、17カ国。集まったショコラティエやパティシエは約200名、出展店舗は140にもおよび、全5日間で10万人もの人が来場した。開催テーマは、愛や歓び、怒りや悲しみなど、人間の本質的な感情を表現する“オペラ”。そのオペラから受ける感覚と、ショコラから得られる感覚に共通性を感じテーマに掲げたのだ。実際、高名なオペラ歌手を招き、ファッションショーを繰り広げたり、オペラをモチーフにしたショコラのオブジェを飾ったりと、オペラを全面に押し出した演出で盛り上げ、成功をおさめた。

この熱気を受け継ぎ、今回で8回目を迎える伊勢丹新宿店サロン・デュ・ショコラのテーマも、パリと同じ“オペラ”になった。テーマを連動させたのは今回が初めてのことで、期待が高まる。もちろん会場は、本場パリの香りや空気感を、日本ならではの演出で再現するよう構成され、15カ国、約70ブランドのショコラティエがパワーアップしたチョコレートの祭典を展開する。オペラというテーマが放つ、芸術の香りや非日常的な感覚を、チョコレートの魅力と重ね合わせて堪能したい。

ここでは、初上陸となる話題のショコラティエが生み出す華麗なチョコレートや、ほかでは手に入らない貴重な限定商品を紹介する。サロン・デュ・ショコラの初日には、毎年、オープン前から人が集まり、限定商品を手にするのは至難の業だ。事前に情報を集め、目当ての商品を手にとってほしい。

サロン・デュ・ショコラ
会場:伊勢丹新宿店本館6階 催物場
会期:2010年1月27日から2月1日まで
時間:10時00分から20時00分まで(最終日18時終了)
ウェブ:www.isetan.co.jp/sdc

6名の注目ショコラティエの味が一箱で『オペラボックス』

今、世界が注目するトップショコラティエの中でも、オペラ好き6人による、オペラをテーマにしたチョコレートの詰め合わせ。ショコラ界をけん引する“ジャン=ポール・エヴァン”ほか、日本初上陸のブランドの味も楽しめる。特に目をひくのは、“ドン・ジョヴァンニ”のイラストがプリントされたショコラ。手掛けたのは、老舗ブランドの元シェフパティシエで、2008年にパリに店舗をオープンさせた“ジャック・ジュナン”。モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』の主人公、当代一のプレイボーイをチョコレートに施すことで、女性の心を盗む狙いに違いない。チョコレートブラウンが基調となるボックスの中で、鮮やかな色彩を放つ、このひと粒は、間違いなく女性の心を虜にする。ウェブサイトで先行販売されたこの商品は、限定100個がすでに売り切れ。サロン・デュ・ショコラ初日にでかけ手に入れたい。

『セレクション オペラ』(12個入り)/※付録DVD付き 5250円

伝説のホテル発『オテル・デュ・キャップ-エデン-ロック』のショコラ

“オテル・デュ・キャップ-エデン-ロック”は、コート・ダジュールの中心に位置し、カンヌから車で約15分。「ヨーロッパで最も美しいホテル」とも言われ、世界的セレブリティが愛用するホテル。究極のサービスを目指すため、2009年4月からホテル内にショコラ専用のラボラトリーを併設し、作りたてのショコラを宿泊客に提供している。このショコラがホテルの顧客以外の目に触れるのは、今回がはじめて。イチジクの産地として有名な、南仏産のイチジクペーストと、ドライイチジクを共にガナッシュに封じ込めたボンボンショコラは是非味わいたい。

『オテル・デュ・キャップ-エデン-ロック』(16個入り)/4935円

M.O.F.ショコラティエの柑橘ショコラ『クリスチャン・カンプリニ』

“クリスチャン・カンプリニ”は、現在18名しかいないフランス国家最高職人“M.O.F.”の栄誉を与えられたショコラティエの一人。あえて自分の店は持たず、フリーランスでショコラトリーのコンサルタントとして世界中を飛び回るユニークな活動をしている。ショコラの研究、製造は、コート・ダジュール近くにある自宅裏のラボラトリーで行う。今回は、全品シトラス入りのコンセプトボックスを販売。モントン産レモンをはじめ、自宅近くで自生するタイムや果実などが使われており、南仏の香りを存分に楽しめる。

『クリスチャン・カンプリニ』ショコラ詰合せ(4個入り)/1575円

恋の病を癒すチョコレート『スイーツの救急箱(Sweets First Aid)』

フランス東部のメッスと、ジャーニーに店を構える“フランク・フレッソン”の新作。フランク・フレッソンはフランス国家最高職人“M.O.F.”を受賞しているパティシエの一人。今回は、包帯に見立てたギモーヴや、注射器入りのキャラメルなど、フタを開けた瞬間に笑顔を誘う、遊び心のある新作を販売する。バレンタインギフトにも最適だ。

『フランク・フレッソン』スイーツ救急箱(7種類入り)/9450円     

ドバイ発『アルナスマ』

ラクダのミルクで作ったミルクチョコレート。初体験の人も多いに違いない。愛らしいデザイン、話題性ともにプレゼントとしても利用したい。

『アルナスマ』ラクダショコラ(約130g/1個)/1890円

テキスト 基太村京子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo