『オーガニック・グルーヴ』開催

復活第2弾はメデスキー・マーティン・アンド・ウッドが来日

2010年04月06日 (火) 掲載

生音を中心に、自然と体が動いてしまうような音楽を提供し続けてきた『オーガニック・グルーヴ』が復活した。テクノやドラムンベースのDJがクラブシーンを盛り上げていた1999年に、『新宿リキッドルーム』で初回イベントが開催され、当時は珍しかった『ジャム・バンド』が会場を盛り上げた。その後もイベントは定期的に開催され、野外フェス『トゥルー・ピープルズ・セレブレーション』も立ち上がった。自由奔放なミュージシャンが集まるイベントとして人気を得ていたが、2006年7月『UNIT』で開催されたライブを最後に、その活動を休止していた。

1月には第1弾として、日本神話からインスパイアされたという『岩ト開キ』が開催された。そして、第2弾『オーガニック・グルーヴ～革命さえも進化スル～』が、2010年4月7日からスタートする。同イベントには1999年の初回から参加し、これまで欧米、南米、中東、北欧、東欧、地中海沿岸など、さまざまな場所でもライブを行ってきたメデスキー・マーティン・アンド・ウッドを迎えている。ツアーは福岡、大阪、名古屋と回ったのち、東京公演を開催。この機会に、ニューヨーク・ジャズシーンでの結成から18年に渡り、創造性を追求してきた彼らが生み出すグルーヴに浸りたい。4月10日は『渋谷 O-EAST』にて、ドラムとボーカルのみで形成されるスウェーデンの男女デュオ、ワイルドバーズ&ピースドラムスとの共演。そして、翌4月11日は、『東京キネマ俱楽部』にて、アコースティックセットでのライブが披露される。