東京、ケーク・サレ 5

フランスの“塩ケーキ”を、中目黒、学芸大学、広尾、原宿、下高井戸で

東京、ケーク・サレ 5選

カフェ・ド・ヴェルサイユ

ケーク・サレ人気が続いている。ケーク・サレとはフランス語で“塩ケーキ”。チーズ、野菜、ベーコンなどの食材が入った、甘くないパウンドケーキのことだ。フランスではワインにあわせたり、軽食にもなったりと、日常的に親しまれている。日本では今、料理教室のメニューとしても人気が高く、東京のショップにも本場フランスの味わいから、和素材をアレンジしたものまで、様々なケーク・サレが登場している。今回はテイクアウトすることができるケーク・サレを紹介する。ブランチに、軽食に、ホームパーティに、様々なシチュエーションでグルメなケーク・サレの世界を楽しんでみてはいかがだろう。

中目黒『カフェ・ド・ヴェルサイユ』


中目黒にあるケーク・サレの専門店には「ズッキーニとトマトのプロヴァンス風ケーク」「ローストチキンときのこの香草風味ケーク」「生ハムと3色パプリカのバスク風ケーク」「桜エビと長芋、スピルリナのケーク」など個性豊かなケークが揃っている。それぞれに合うチーズを厳選、具材の組み合わせも絶妙だ。フランス生まれのケークをベースに日本人の味覚にあうように仕上げている。少し温めてもとても美味しい。ケーク・サレのグルメな美味しさを季節ごとに楽しんほしい。各種1カット240円(税込)、 1本840円(税込)。

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学芸大学『キャトル 柿の木坂 本店』


蒸し焼きした野菜がたっぷり入った美味しいケーク・サレが、ブーランジェリーで人気を集めている。ズッキーニ、なす、パプリカ、玉ねぎ、枝豆にベーコンを加えた「ケークサレ 南仏風野菜」、たくさんのかぼちゃを、ほうれん草、ベーコンとともに味わえる「ケークサレ かぼちゃ」。どちらもしっとりやわらかな生地に野菜とベーコンの旨みが溶け込み、やさしい美味しさが口いっぱいに広がる。いろいろな種類の野菜の色が見た目にも美しく、テーブルをお洒落に彩ってくれるのもうれしい。各551円(税込)。

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広尾『ジュヴォー ル パティシェ プロヴァンサル』


南仏プロヴァンスのパティシエ、フレデリック・ジュヴォーが美味しい、と太鼓判を押すケーク・サレをぜひ一度味わってみてほしい。まるごとたっぷり入ったグリーンとブラックのオリーブにグリュイエルチーズ、ベーコンの旨みが加わり、エルブ・ド・プロヴァンス(プロヴァンスのハーブ)が香り立つ。フランスのレシピをそのまま使用したまさに本場のケーク。日本のファンの声にこたえて定番として販売されることになった、味わい深い逸品だ。ケーク・サレ(オリーブ)は1本1050円(税込)。

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原宿『EMU・DU・JOUR (エム ドゥ ジュール)』


大豆、さつまいも、人参、ごぼう、ひじきなどの和素材を使ったケーク・サレに注目が集まっている。ごぼうの香りやさつま芋の味わいなど、日本の家庭料理を思わせるやさしい美味しさが、女性にはもちろん、都心で生活するヘルシー志向の男性、ベジタリアンにも支持されている。ケークの具材の定番である大豆は北海道産を使用、時間をかけて戻し、煮るまでを丁寧な手作業で行っている。時期ごとに美味しい安全な国産素材が選ばれ、数種類のケーク・サレが作られている。各種1カット300円(税込)、1本2000円(税込)

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下高井戸『ノリエット』


本物のフランス菓子にこだわるパティシエが作るケーク・サレは、素材も徹底してフランスにこだわっている。トマト、人参、セロリ、パプリカ、グリーンとブラック2種類のオリーブなど、野菜の全てをフランスから輸入して使用、バターとオリーブオイルで焼きあげられている。それぞれの野菜の味わいとハムの旨みがマッチし、しっかりとした味わいで食べ応えがある。フランスのワインにあわせてカジュアルに楽しみたいケーク・サレだ。630円(税込)。

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テキスト 市川歩美
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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