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世紀転換期を生き、西洋美術史の決定的な更新を準備した孤高の画家、ポール・セザンヌの画業を振り返る展覧会が、箱根のポーラ美術館にて開催されている。ピカソをして「われわれ皆の父親のような存在」とまで言わしめたセザンヌだが、驚くべきことに50歳を迎えるころまで適正な評価を得ていたとは言いがたい。ようやく彼の天才に美術界が気付く1890年代、すでに芸術の首都パリを離れ、故郷である南仏に活動拠点を移していたセザンヌは、当時から伝説的な存在として語られるようになる。「近代絵画の父」になるまでの画家の歩みを、セザンヌに縁の深い画家たちの作品とともに改めて確認する好機だ。
日程
2015年9月27日(日)まで
時間
9時00分〜17時00分
※入館は閉館の30分前まで
休み
会期中無休
料金
大人1,800円
65歳以上1,600円
大学生、高校生1,300円
中学生、小学生700円(土曜日は無料)
電話
0460-84-2111
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