2012年02月10日 (金) 掲載
韓流ブームにのり、ますます人出が増える新大久保。街歩きのお供に嬉しい、美味しいチープイートも盛りだくさんだ。トッポギやニャンニョムチキンなど、おかず系のおやつから、ホットクやケランパンなどの韓国スイーツまで、次から次に登場し、あれもこれも食べたくなってしまう。食べ歩きしやすいように、カップに入った小さいサイズが用意された店もあるので、少しずつ、色々な味を試すのがオススメだ。
手のひらにすっぽりおさまるサイズのカップに甘辛のトッポギが入ったカップトッポギは、新大久保でたくさんのものを食べたい時にちょうど良く、200円という価格も嬉しい。ただし、カップトッポギに卵は入っておらず、どうしても卵が食べたい時は、通常サイズ(480円)をオーダーしよう。
『カナダラ』の詳しい情報はこちら
酢ではなく、ごま油を米に加えた韓国風のり巻き『キムパプ』は、にんじんやほうれん草などの野菜がたっぷり入り、具だくさんでとてもヘルシー。ぽろぽろとしたそぼろ状の牛肉がたっぷり入った『プルコギのり巻き』はさらにボリュームが増し、のり巻き全体の味に深みも出る。のり巻きは、切ってパックに入れてくれるので、1つ2つつまんで、残りはお土産にしても良さそうだ。1本750円。
『明洞のり巻き1号店』の詳しい情報はこちら
普通のホットクと違い、油を使わずに焼き上げるため、とてもヘルシーなホットク。生地は香ばしく、中に入ったあんこは程よく甘く、さっぱりと食べられる。文字通りダイエット中の女性にピッタリだ。1個200円。
『スターホットク』の詳しい情報はこちら
新大久保を歩く人の多くが手にするのが、『ジョンノホットク』のホットクだ。1番人気はハチミツくんで、モチモチした生地でシナモン・胡桃の風味と食感があり、しっかりした味のハチミツが美味。1個200円。ヘルシーなヒゲ茶とセットにすると300円だ。
『ジョンノホットク2号店』の詳しい情報はこちら
ケランとは鶏卵つまり卵のこと。小判型の鉄板の中に、小麦粉の生地を流し込み、そこに生卵1コを丸ごと入れて焼いたもので、香ばしい香りが食欲をそそる。ホットケーキのようなほんのり甘い生地の中に、塩気の効いたスパムが入ったものもあり、本場韓国の味そのままのケランパンが味わえる。1個150円。
『わくわく広場』の詳しい情報はこちら
クルタレとは韓国の伝統宮廷菓子のこと。ソウルの仁寺洞(インサドン/昔高級官僚が住んでいた名残のある古い伝統的な町並みが特徴)で実演販売しているが、2011年夏に日本の新大久保にも上陸した。熟成させたハチミツの塊を、トウモロコシの粉をかけながら2本から16384本まで細い糸に伸ばして、それをアーモンド、胡桃、ピーナツ、黒ゴマ、かぼちゃ、ひまわりのタネなどを入れてくるむ。綿菓子のようなフワッとした甘さとナッツの香ばしさがとっても上品。冷凍庫で冷やして食べるとサクサクとさらに美味しくなるとか。きな粉味もあり。10コ入り1050円。お土産にオススメ。
『龍の髭』の詳しい情報はこちら
韓流一辺倒の新大久保コリアンタウンにあって、異彩を放つのが『焼きポン』の屋台。いわゆる焼き栗なのだが、栗はほぼ韓国産を使用している。やわらかく、風味をそのまま残しているのが特徴だ。ほっこりした栗を食べ歩きしていると、心もほっと落ち着く気がする。1個が大粒なので食べごたえもある。150g 500円からで、1050g 3000円まで。お土産にもオススメ。
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韓国のおでんは薄い練り物を長い串でジグザグにさして煮込んでおり、食べるときはその長い串を外して食べる。おでん汁は店によって違うが、ここは唐辛子を入れているのでちょっぴりぴりっとした味なのも美味しい。1カップ200円。
『あじゃあじゃ』の詳しい情報はこちら
トックとは餅全体を表す韓国語。もち米だけでなくうるち米で作られているものもあり、日本よりも種類が多くカラフルなのが多いのが特徴的。とくに『モウムトック』と呼ばれる餅菓子詰め合わせは手みやげとしても人気で、ここ鐘路福餅屋(ゾンロボトックジップ)では自家製のつきたてトックを提供している東京でも珍しいお店。来日する韓流スターも御用達だとか。小豆をまぶした伝統的なシルトックや、かぼちゃ味のホバックトックなど、お菓子感覚でも食事感覚でもさまざまにお餅を楽しめる。無添加なのでその日に食べ切れない場合はラップをして冷凍保存を。詰め合わせ500円から。
『鐘路福餅屋』の詳しい情報はこちら
豚肉をメインに提供する店が多い新大久保で、ヘルシーな鶏肉料理を専門とする店。ニャンニョムチキンは、サクサクのから揚げをコチュジャンの甘辛ソースで絡めたもの。1カップ300円。持ち帰り用も500円から販売している。
『春川鶏カルビ』の詳しい情報はこちら
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