2013年01月11日 (金) 掲載
2013年1月23日(水)~28(月)までの6日間、チョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が伊勢丹新宿店で開催される。1995年にパリで始まったこのチョコレートの祭典は、2003年から日本で開催されるようになり、今年で第11回を迎える。2013年のテーマは「ルネサンス(知の再生)」。ショコラの原点である「カカオのテロワール」「人」「風土のテロワール」を見つめ直し、さらなる新しい再生を追求する。今年も世界トップレベルのショコラティエ(チョコレート職人)、M.O.F.(フランスの国家最高職人章)パティシエが多数来日、各国から70以上の話題のショコラトリー、ショコラブランドが参加する。世界の最新ショコラ、一流のショコラが一堂に会する、1年に1度のスペシャルイベント。ぜひ足を運んでみよう。
日本初上陸の2ブランドと、日本のサロン・デュ・ショコラに初登場する注目ブランド
1997年から『フォション』でピエール・エルメの後任としてシェフパティシエを務めた後、パリの百貨店『ボンマルシェ』内で『デリカバー』を経営、現在パリ9区にブティックを構えるセバスチャン・ゴダール。斬新なスイーツから伝統に立ち戻った表現に注目したい。タブレットは、今では珍しいクラシカルな形。各種おすすめだが、塩味がアクセントのミルキーなホワイトチョコレート『イヴォワール・キャラメリゼ・フルールドセル』がとてもユニーク。
※各種1,785円(税込)
2011年にM.O.F.ショコラティエを取得、アヴィニヨンにブティックを構える実力派が日本初上陸。「世界の旅」をテーマにしたショコラがエキサイティングだ。『チベット』はミックススパイス、『メキシコ』はローストしたトウモロコシのプラリネ、『マダガスカル』はブルボンバニラ、『フランス』は塩キャラメルなど。各国をイメージしたショコラたちが、世界の国々へとイマジネーションを広げてくれる。
※12個入り 2,835円(税込)
パリで大人気のショップが、日本のサロン・デュ・ショコラ初登場。ジャン=マルク・リュエ、折原恵子が作るショコラには、地元パリ15区から世界のセレブリティまで幅広いファンがいる。安曇野産ワサビを使った『ナガノ』、マンゴーガナッシュの『Ginza』、ゴマの風味高い『Nara』、折原の母親が作った梅しそをプラリネとあわせた『マ・メール』など、いずれも和素材をやさしく使った心に届く味わいだ。
※1,470円(税込)
人気ショコラティエの新作をチェック
南仏の高級リゾートホテルには、遊び心溢れ、世界のセレブリティを満足させるショコラが揃う。パーティ後に“服用”したいホワイトチョコのカプセルは、アプリコットジュレとアーモンドのジャンドゥーヤの『グリル』、ライムジュレに塩バターキャラメルのミルクガナッシュの『プールサイド』、青リンゴジュレとミルクチョコガナッシュの『スパ』。フルーツとショコラの効能がたっぷりだ。
※2,730円(税込)
バニラと一口にいっても、じつは産地ごとに全く風味が異なる。今年の新作は、マダガスカル産、メキシコ産、タヒチ産、パプアニューギニア産と、産地別にバニラを楽しめるユニークなショコラのセット。お馴染の甘い香りが広がるマダガスカル産の他、サロン・デュ・ショコラ限定販売のパプアニューギニア産を是非。スパイシーな香りにこんなバニラも? と新発見があるだろう。
※1,680円(税込)
トリュフの香りが溢れる魅惑的な新作ショコラ。イタリア・アルバ産の最高級白トリュフの香りを移しこんだガナッシュを贅沢に頬張ろう。常温にもどして口にいれると、やわらかな食感とともに、より一層トリュフの魅惑的な香りがたちのぼる。3つの産地をブレンドしたショコラが、トリュフの味わいをさらに引き立てる。最高級トリュフとカカオの香りに酔いしれよう。
※3.150円(税込)
5種類のフルーツの果肉感が残る驚きのショコラ。これまでにないフレッシュな味わいは注目に値する。ブルーベリーの食感を残し、ほのかにスミレが香る『ミルティーユ ヴィオレ』、フランボワーズにシナモンを合わせた『フランボワーズ カネル』、バナナの食感にパッションフルーツが華やかな『パッションバナナ』、イチゴの果肉とライムがマッチした『シトロンヴェール フレーズ』、アプリコットの香り高い『アプリコダマンド』など、手描きの柄も美しい。 ※1,575円(税込)
M.O.F.ショコラティエによるプラリネを使ったショコラ(※プラリネとは、ナッツをキャラメルがけにしてペースト状にしたもの)
ファブリス・ジロットの新作は、薄い円形のパレショコラ。薄いダークチョコレートのパレの中には、自家製の風味高いプラリネが入っている。パリッと薄いショコラと濃厚なプラリネ、このサイズのバランスが絶妙で、延々とつまみたくなる美味しさだ。ミルクチョコレートの中からは自家製キャラメルがとろけ出す。2種類の違った味わいを楽しめるのも嬉しい。
※3,360円(税込)
ショコラファンに絶大な人気を誇るパトリック・ロジェのショコラ。カラフルで美しいドーム状のボンボンショコラが人気だが、プラリネの美味しさにも是非注目してほしい。プラリネガナッシュ入りのボンボンショコラは、アーモンド、ピエモンテ産ヘーゼルナッツの風味が高く感動の味わい。食感の楽しさとともに余韻も長く大変美味。日本で購入できる機会に味わっておきたい。
※5,460円(税込)
会場で買って味わいたい絶品ショコラスイーツ
毎年会場で行列ができる人気ぶりの、あの『東京焼きマカロン』に今年は新作が登場する。『東京焼きマカロン』はショコラのマカロンを抹茶生地で焼き上げているが、新作はその逆。抹茶のマカロンを薄いショコラのゴーフルで包んで焼き上げており、とろける抹茶のマカロンがショコラの生地と絶妙にマッチ。会場で焼き立てをぜひ。 ※381円(税込)
パリのサロン・デュ・ショコラで発表されて大好評だった美味しさが、東京のサロン・デュ・ショコラ会場でのみ限定販売される。モンブランをなんと茶巾しぼりにして和風にアレンジしており、和栗と洋栗の2種類がある。それぞれ栗の味わいとミルクチョコレートガナッシュがぴたりと違和感なくマッチ。ひんやりやわらか、濃厚な味わいを体験しよう。 ※各263円(税込)
高品質なカカオの個性を表現した上質タブレット
カカオ栽培からチョコレート製造まで、ボリビアのエルセイボ農業協同組合が一貫生産する本格派チョコレートブランドに新作が登場。アンデス高原地帯のウユ二塩原に生息する大粒の高級キヌア「ロイヤル・キヌア」と、ウユニ・ソルトを使用したダークチョコレート。パフ状のサクっと軽やかなキヌアと、ほのかなソルト、力強くエレガントなカカオが織りなすアロマを体験しよう。 ※1,260円(税込)
イタリアの高級チョコレートブランドから新作が登場。稀少なペルー産カカオ分70%ダークチョコレートで、昨年12月から世界市場で2万本のバーを番号入りで限定販売、サロン・デュ・ショコラでも販売される。ペルーの農家との出会いから2年間の試行錯誤を経て作られたカカオを使ったショコラは、ドライプルーン、ローストしたアーモンド、野生のキノコを感じさせる繊細で芳醇な香り。
※1,785円(税込)
2012年パリのサロン・デュ・ショコラの「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」の審査で、最高位の5タブレットを獲得したショコラのセット
パスカル・ル・ガックは、C.C.Cで4年連続5タブレットとアワードを受賞した、数少ないショコラティエ。今回の受賞ショコラは『ラム酒』『パイ生地のプラリネ』『フランボワーズ』『塩バターキャラメル』『ビターガナッシュ』。全てが美味だが、塩バターキャラメル風味のエアリーなガナッシュにミルクチョコレートを合わせた『塩バターキャラメル』はシェフ自身もお気に入りの絶品。 ※2,100円(税込)
2年連続5タブレットとアワードを受賞した小山進。審査で「外観、構成、味の全てがパーフェクト」と評価された5点がセットで販売される。エス コヤマオリジナルのクーベルチュールを使った『L’aube』、フキノトウの独特の風味をミルクチョコレートに閉じ込めた『Fukinoto』、金胡麻のプラリネ『Praline japonais』、酒粕キャラメル入りの『Sake japonais 』、薫製の香りの『NINJA』。日本素材を斬新にアレンジしたクリエイションを楽しもう。
※1,501円(税込)
前回はイノベーション賞、今回は5タブレットを獲得したアンリ・ルルー。5タブレット獲得ショコラは、アプリコットのパートドフリュイとヴェルヴェーヌ・ガナッシュの『ヴェンヌ・ド・ヴェニス』、マロンペースト入りでモンブラン風味のショコラ『テュラン・レ』、日本のゴマのプラリネ『ゴマ』。さらにスペシャリテ『C.B.S』、新作『タタン』等が入り、ルルーの受賞作と代表作を一度に楽しめる、贅沢でスペシャルなセットだ。 ※3,150円(税込)
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