2011年04月12日 (火) 掲載
下北沢と言えば、“若者の街”だが、そんな“シモキタ”にユーズドショップが増えはじめている。現在、小規模・大規模合わせて約60の店舗が密集、一口に古着と言えども様々なタイプの古着屋が存在し、年代、仕入れ先の国別、エリア別など、ジャンルやカテゴリーに特化している店舗も少なくはない。各店舗には個性があり、オーナーやバイヤーのセンスによって様々なカラーに色付けされている。そしてそのカラーは時代により切磋琢磨し、独自のカラーを変えつつ下北沢の街を彩っている。なかでも、特に注目するべき5店舗を紹介したい。
レギュラーもの、ヴィンテージものを問わず扱うフラミンゴ 下北沢店。バイヤーがアメリカに常駐しているため、商品入荷スピードが早く、パンツが2800円からなど全体的にリーズナブル。レディース、メンズ半々程の品揃えなので、気軽に利用できる。
アメカジを中心としたユーズドのほか、オリジナルのユーズドテイスト溢れる新品商品も扱っているグレープフルーツ ムーン下北沢。メンズ商品が多く、1アイテムにつきカラーバリエーションが豊富で、トータルコーディネートの可能な品揃え。新品とミックスすれば古着初心者でも着やすいアイテムが揃う。
『Grapefruit Moon 下北沢』の詳しい情報はこちら
銭湯を改装したため、それが店名の由来となった『ニューヨーク ジョー エクスチェンジ』。インポート、ユーズド、ノーブランドに関わらず独自のセレクトが支持されている。システムがユニークで、古着の買取に加え、条件によって持参した古着と商品を交換できるというトレードシステムもある。毎月第一日曜日に開催される、全商品半額セール「The First Sunday SALE 」は、行列ができるほどの盛況ぶりだ。
『NEW YORK JOE EXCHANGE』の詳しい情報はこちら
オープンから20年を誇る老舗で、1800年~1990年代のアメリカやヨーロッパを中心に、エッジの効いたアイテムをセレクトしている『ヘイト アンド アッシュバリー』。毎日入荷されるアイテムはプロのバイヤーが世界中から選りすぐり、トレンドを意識したものが多く、コーディネートに取り入れやすい。スタッフがフレンドリーで丁寧に要望を聞きながらコーディネートをアドバイスしてくれる。
レトロで味のある1960~70年代のヨーロッパやアメリカのユーズドを扱う、レディースオンリーショップ。店長自ら買い付けに出向くため、商品についての買い付けの様子などを直接聞くことができる。“森ガール”にオススメなアンティークレースを使ったリメイク商品やオリジナルアクセの取り扱いもある、穴場ショップ。
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