2010年12月16日 (木) 掲載
2010年3月にオープンして以来、行列の絶えない人気ヴェニュー『エッグスンシングス』。タイムアウト東京の人気ヴェニューリストからも、その名前が消えたことはない。だが、店まで行ったが大行列だった、またはその噂を聞いて熱が冷めるのを待っている、そういった人も多いのではないだろうか。実際、平日のランチタイムは混雑し、週末は首都圏外からも人が集まり、店の前は長い列となっている。狙い目は朝9時。ぜひ、オープンとともに駆け込んでほしい。席についたらすぐにオーダーできるよう、人気メニューをここで紹介しよう。
一番人気のメニュー。パンケーキが運ばれると同時に、そのボリュームに歓声があがる。花弁のように並べられた、直径15センチほどのパンケーキ5枚の上には、20センチほど盛り上げられた生クリーム。中までぎっしりとつまっていて、パンケーキを1枚ずつ小皿に取り分けようとしても、クリームの重みでそう簡単にはいかない。だが、気づくとあっと言う間に一人前を食べてしまうから、恐ろしい。パンケーキはもちっとしていて弾力があり、甘さは控えめだ。おやつではなく、朝食として食べられるよう、パンケーキ自体の味は強すぎず、さっぱりとしている。クリームも同様で、甘さは控えめだ。
パンケーキと同じく、20センチ盛りの生クリームが目を惹く一品。こんがり焼かれたワッフルと、ほんのり甘い生クリームの相性が良い。また、フレッシュな角切りパイナップルの酸味が、素晴らしいアクセントになっている。さらに味に変化をつけたければ、メープル、グアバソース、ココナッツソースがテーブルの上に用意されているので、好みのブレンドで味を加えてほしい。また、パイナップル以外にも、ストロベリーやバナナをトッピングすることができるので、ホイップクリームなしでもOKだ。
ハワイのロコにも人気のメニュー。マフィンに、ホウレン草とベーコン、とろんとしたポーチドエッグが乗っていて、さらにその上からたっぷりとオランデーズソースがかかる。卵は半熟で、ナイフを入れるとホウレン草やベーコンとよく絡む。オランデーズソースは、あっさりとしたカルボナーラのような味で、濃厚に見えるが、さらにトマトケチャップやしょうゆを加えても、味が深まって美味しい。
3個の卵を使って作るオムレツ。卵を焼き、その上に具を乗せ、火が通ったところで一気に裏表を返すという、熟練のテクニックが必要な一品だ。チーズが入っている場合は、チェダー、モッツアレラ、ペッパージャックの3種類から選ぶことができ、付け合わせはライス、トースト、ポテトの中から選ぶことができる(写真はポテト)。ポテトは、塩コショウだけで炒めてあり、ほくほくと食感が良い。プラス400円で、付け合わせをパンケーキに変更し、プラス200円でホイップクリームをトッピングすることもできる。
厚切りのスパム4枚に、卵料理。付け合わせは、オムレツと同じく、ライス、トースト、ポテトの中から選ぶことができる(写真はプラス400円で変更できるパンケーキ)。塩味の効いたスパムと、ほんのり甘いパンケーキは、絶妙な組み合わせだ。卵料理は、炒り卵、目玉焼き、半熟の両面焼きや、かための半熟の両面焼き、黄身を崩さずかための両面焼き、黄身を崩してかための両面焼きなど、好きな調理法を選ぶことができる。
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