2010年12月09日 (木) 掲載
クリスマスのデートなどで、ちょっとしたサプライズを考えているならば、白金台、プラチナ通り沿いにある『プラネタリウムバー』がオススメだ。店の扉を開けた瞬間、目の前に広がるのは暗闇。足元に気を遣いながらゆっくりと店内へと進むと、そこには満天の星が輝いている。オーナーの白石洋介が、2000万円を投資して購入した『メガスター ゼロ プラチナム』と、コニカミノルタ社製『メディアグローブ』が、500万個の星空を映し出している。別途1500円の料金がかかるが、事前に予約しておけば、誕生日や、特別な記念日など、好きな日時の星空を輝かせてくれるサービスもある。これは、パートナーの心をとろけせるに違いない。ベスト席は、ドーム型になった天井の中央あたり。予約は、希望来店日の2週間前からとなっており、2010年12月24日(金)の予約は、12月10日(金)からだ。バータイムは2時間制だが、ウェブサイトを見ると、ひとり2ドリンク3150円、フリードリンク4200円というインフォーメーションのみ。そこで、オーナーの白石オススメのドリンクをチェックしよう。
シャンパンとローズジュースを1対1で割ったカクテル。ほんのりと美しいピンク色を暗闇の中で愛でることはできないが、ぜひともこのやさしい色を想像しながら飲んでほしい。
シャンパンとマンゴージュースを1対1で割ったカクテル。とろっとしてほんのり甘いカクテルは、すいすいと飲めてしまうが、シャンパンなので、注意が必要。
ニオイスミレで香りづけさた紫色の美しいリキュール、パルフェ・タムールを、パインジュースとソーダで割ったカクテル。お菓子のような甘い香りは、“ムーンライトキス”という名を素直に受け止めてくれるような、ロマンチックな人にぴったりだ。
栗のリキュールに、ミルクをたっぷり注いだカクテル。ティフィンやカルーアをミルクで割ったもの同様に、お酒の苦味が苦手な人にも飲める味だ。しかし、驚くのは、ドリンクの量。コロンと小さなグラスではなく、ロンググラスになみなみと注がれている。白石によれば、「酒の量が少なかった」とブロガーに書かれたことがあるため、どのドリンクも量を多めに出しているそうだ。
ライチのリキュールDITAを、ブルーキャラソーで色付けし、グレープフルーツジュースで割ったカクテル。グラスを星空にかざして、2層に分かれた色を楽しんでほしい。
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