スバーロ渋谷店

ブルックリンでの創業からおよそ50年、現在、世界40カ国以上の地域で1,000を超える店舗を展開するイタリアン・クイックサービスレストラン『スバーロ（sbarro）』。日本上陸1号店の吉祥寺店に続いて2号店となる『スバーロ渋谷店』が、2010年3月21日に渋谷にオープンした。『Sbarro, Inc』（NY）の会長兼社長兼CEOであるピーター・ボードローが、日本のタイムズスクエアだと形容する渋谷駅東口に位置する新店舗は、1、2階に77席が用意されている。店舗の入居するビルの屋上には大きなビルボード広告が設置されているが、これは、ボードローの「ここは日本のタイムズスクエアなんだから看板がないといけない」という一言で決まった。JR渋谷駅のホームからも見える巨大看板は効果絶大だ。ちなみに、ボードローは80年代に六本木の『ハードロックカフェ・ジャパン』を展開させた人。かなりの親日派で、三女は日本で誕生した。

『スバーロ渋谷店』の食事はボリューム満点だ。『スバーロコンボ』は、お好みのピザ、パスタ、サラダ、ガーリックブレッドに飲み物がセットになって1,280円。ピザは、トマトソースとモッツァレラチーズのシンプルなものから、イタリアンソーセージやピーマンなどがトッピングされた『スピリーム』、ツナとコーンがたっぷりのった『ツナ・マヨ・コーン』など種類が豊富。他にも、スペシャルピザとして、生地で包み上げて焼き上げた『スタッフドピザ』、ふっくら厚いパン生地の『シシリアンピザ』や、スバーロオリジナルのロール型ピザ『ストロンボリ』もある。

また、メニューには、ピザの他にパスタもあり、オーダーが入ってから調理してくれる。パスタ2種類、ソース6種類、トッピング10種類を自由に組み合わせることができる。おすすめは、日本限定で提供されるタラコソース。バジルソースにフレッシュトマトをトッピングするのも斬新な味が楽しめる。全てのメニューはテイクアウトもできるので、ホームパーティなどにも活用できそうだ。