資生堂パーラー 銀座本店（レストラン）

中央通り沿い、東京銀座資生堂ビルの4〜5階にある、日本の西洋料理店の草分けとなった老舗レストラン。前身は1902年に日本で初めてソーダ水やアイスクリームを扱う店として誕生した「ソーダファウンテン」で、1928年よりレストランとして本格的に営業を始めた。明治時代より、森鴎外、夏目漱石、永井荷風、谷崎潤一郎、池波正太郎、向田邦子など、多くの文人や文化人が通った店としても知られている。歴代のシェフが受け継ぎ、磨き上げてきた『ミートクロケット』や『チキンライス』、『カレーライス』などの伝統的メニューはもちろん、、季節のフルーツを使った月替わりのデザートを楽しみにするファンも多い。また、戦前のハイカラな人々に愛された「アイスクリームソーダ」は、今もなお人々を惹きつけている。

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