東京ブランドカフェ

ブランドの世界観を凝縮させた空間に酔う

Read this in English
東京ブランドカフェ

スワロフスキー・カフェ

アジア市場の拠点として、高級ブランドから重要視されている東京には、数多くの旗艦店がある。特に銀座と青山・表参道には“世界初”や“世界最大級”をうたう店が多く、企画やサービスにも熱がこめられている。2010年7月11日(日)まで期間限定で開催されている『スワロフスキー・カフェ』も、スワロフスキー銀座が渾身の力をそそいで展開している企画のひとつだ。プロデューサーに迎えたのは“エリカ・アンギャル”。ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントとして、またベストセラー『世界一の美女になるダイエット』の著者として、多くの女性から支持されている美のエキスパートだ。カフェでは“内面からより美しく、健やかに輝く”ために、彼女が提唱している食材を使ったスイーツやドリンクを味わうことができる。また公開中の映画『SEX and the CITY 2』の劇中に登場するスワロフスキーのバッグやグラスの展示もあり、スワロフスキーの世界観を、食とライフスタイルという面からも感じることができる。ここでは、その『スワロフスキー・カフェ』の全貌を紹介すると共に、ブランドの世界観を“カフェ”という形でも提供しているブランドカフェを紹介する。どの空間からも、来店客を喜ばせたいという気持ちを充分に感じることができる。ブランドカフェに身を投じ、リッチな時の流れを堪能してもらいたい。

世界一の美女を目指すなら『スワロフスキー・カフェ』

世界唯一のスワロフスキー旗艦店『スワロフスキー銀座』の2階に期間限定オープン。スワロフスキー銀座のコンセプトは“クリスタル・フォレスト”で、店全体がスワロフスキーのクリスタルで輝いている。使われているクリスタルは店全体で3トン。内装デザインを手掛けたのは、日本が世界に誇るデザイナー、吉岡徳仁だ。2階に上がる階段は1段1段が透明で、その中にクリスタルがぎっしりと敷き詰められている。そのため、歩みが自然と緩やかになり、“これからブランドカフェに入るのだ”という心の準備をさせてくれる。階段を上りきると、そこが『スワロフスキー・カフェ』。白一色の空間は清潔感があり、ガラスケース内に飾られたアイテムは一層輝きを放っている。ひと際目をひくソファは総クリスタル張り。8万5000個のクリスタルがデコレーションされた究極の“デコソファ”だ。席に案内されるまでこのソファに座って待つことになるのだから、待ち時間も苦には感じない。

スワロフスキー・カフェ『ダークチョコ スワン トーフムース』1000円

メニューは『スーパー美人スイーツ』と『ドリンク』の2つのカテゴリーからなり、すべてにエリカ・アンギャルの哲学が反映されている。例えば『ダークチョコ スワン トーフムース』。カカオ70%のダークチョコレートと豆腐、メープルシロップ、ナッツなどからなるスイーツで、美肌や健康維持のために必要な栄養素を、この一皿から得ることができる。体に優しい食べ物と言うと、ややもすると簡素な盛りつけと味わいになりがちだが、スワロフスキーは華やかさも重視、エディブルフラワーやアラザンなどを用い美しいスイーツに仕上げている。トーフムースは豆腐が使われているとは思えないほど濃厚な味わいだが、美容に役立つ食材を使ったスイーツだと思うと、罪悪感を持たずに食べきることができる。

スワロフスキー・カフェ『スパークリング ビューティー ザクロジュース』850円

『スパークリング ビューティー ザクロジュース』は、ザクロと寒天を用いた、爽やかな飲み心地のドリンクだ。ザクロはビタミンCと抗酸化作用のあるポリフェノールを、寒天は食物繊維を多く含み、健康と美容に嬉しい食材。寒天がしっかりと胃や腸にとどまるため満腹感も得られる。また白一色の空間に透明感のあるピンク色のドリンクは、飲む女性の姿も美しく演出してくれる。美しいものに囲まれて、より美しく輝くための一皿を味わえるこの場所が期間限定とは、なんとも惜しい。期間中、是非、足を運んでスワロフスキーの世界観を存分に堪能してほしい。

期間:2010年7月11日(日)まで
住所:東京都中央区銀座8-9-15 スワロフスキー銀座2階
電話:03-3289-3700
時間:14時00分から20時00分まで(店舗営業時間は11時00分から20時00分まで)
単価:700円から1000円まで
ウェブ:www.swarovski.com/

イタリアの郷土料理も味わえる『グッチ・カフェ』

グッチ 銀座の4階にある日本で唯一のグッチ・カフェ。ショッピングの時間もくつろいでほしいという思いから開設されたため、客層はグッチを愛用するリッチ層。情報が公にさらされることが少なく、店舗を訪れて初めて存在を知る人も多い。公式ウェブサイトでも詳細は明かされていない。そんなグッチ・カフェが2010年4月からメニューに追加したのが『セット ランチ』3200円だ。午前11時から15時までの間、ライトミールとデザートから2品、カフェとティー、ジュースから1品、好きなものを選んで楽しむことができる。1品ずつ注文するよりも、2割ほど割安になる嬉しいサービスだ。料理はホテルの厨房経験があるシェフが担当し、食材は極力イタリア産のものにしているという。2010年5月にリニューアルしたばかりのライトミール・メニューの中には、イタリアの郷土料理“フリーコ”もある。フリーコは本来、家庭的な料理だが、グッチの世界観が加わると、とたんにクールな印象になる。世界でもここだけにしかない、グッチのアイコンをモチーフにしたチョコレートも購入できる。またシャンパンなどのアルコールも提供している。

住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座4階
電話:03-3562-8112
時間:11時00分から20時00分まで
単価:800円から(※グッチ・チョコレートは300円)
ウェブ:www.gucci.com/jp/index2.asp

銀座の夜景も楽しめる『ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード』

シャネル銀座ビルの屋上にある『ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード』は、シャネルの代表的な素材のひとつである“ツイード”を、草木などで表現したテラス空間のカフェだ。テーブル席やソファ席があり、パラソルの下でカフェメニューやアペリティフなどを楽しむことができる。夏の時期はシャンパンやワインなどを味わいながら、太陽が西の空に沈み、銀座の街の灯りへとバトンタッチしていく様子を眺めながら過ごしたい。メニューはスイーツとドリンクが中心。シャネル銀座ビルに併設されている『ベージュ アラン・デュカス 東京』のシェフが腕をふるっており、マカロンやフォンダンショコラ、パウンドケーキなど、フランスのリッチな味わいを堪能できる。

住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング屋上
電話:03-5159-5500
時間:12時00分から23時00分まで(※季節によって変更あり)
休日:月曜(※テラスのため、雨天の場合など予告なくクローズすることもある)
単価:700円から(マカロンは1個300円)
ウェブ:www.beige-tokyo.com/

静寂を楽しみたいなら銀座メゾンエルメスの『ル・カフェ』

銀座メゾンエルメスの2階奥に、ひっそりと存在するカフェ。革張りのソファに座れるテーブル席と、スツールに座るカウンター席があり、全体的に深いブラウンで統一された落ち着きのある空間だ。カフェメニューは11種類。最も手頃なエスプレッソが1470円(税込み)、コーヒーが1680円(税込み)だ。初めはこの“法外”な値段に驚くが、ドリンクと一緒に提供されるケリーを象ったチョコレートを見れば納得する。ミルクとダークチョコレートの2種類がサービスされ、ドリンクの味わいを引き立てる。人気メニューは『コーヒーゼリー』1680円(税込み)で、コーヒーゼリーとコーヒーのアイスクリーム、そして生クリームが3層になっている。コーヒーの値段から想像すると、小さなコーヒーゼリーを想像するが、実際はミディアムサイズのグラスに山盛りで提供されるので嬉しくなる。比較的、来店客が少ないので、静かな時間を過ごしたい人には最適だ。

住所:東京都中央区銀座5-4-1 銀座メゾンエルメス2階
電話:03-3569-3300(カスタマーサポートデスク)
時間:11時00分から20時00分まで(月曜から土曜まで)
11時00分から19時00分まで(日曜)
単価:1470円から
ウェブ:www.hermes.com/

世界初の『ブルガリ・イル・カフェ』

表参道のファッションビル『ジャイル(GYRE)』の2階あるカフェ。ブルガリはイタリア・ミラノのホテル内にラウンジを設けているが、カフェ・スタイルの店は表参道が初めてとなる。濃いブラウンを基調にした店内は、表参道とキャットストリート側が全面ガラス張りで、ケヤキ並木の緑が美しい。内装デザインを手掛けたのはイタリアが誇る建築デザイナー“アントニオ・チッテリオ”。ブルガリの世界観をモダンに表現し、落ち着ける空間に仕上げている。カフェにはテラス席や、チョコレート・ブティックも併設されており、気軽に立ち寄ることができる。ブルガリはブルガリ銀座タワー内に『ブルガリ・イル・リストランテ』、『ブルガリ・イル・バール』、『ブルガリ・ラ・テラッツァ・ラウンジ』なども展開しており、用途に合わせて使い分けたい。

住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル2階
電話:03-6362-0500
時間:11時00分から23時00分まで(L.O.22時00分)
ウェブ:www.bulgarihotels.com/

東洋の味も楽しめる『ミキモト・ラウンジ』

日本が誇る高級真珠ブランドのミキモトが、ミキモト銀座2の3階で展開しているカフェ。メニューはスイーツとドリンクのみ。特筆すべきは、オリジナル有機栽培のお茶で、紅茶、ウーロン茶、緑茶のカテゴリーから珍しい銘柄が並んでいる。『真珠蘭』は世界三大紅茶のひとつであるキームンと朝摘みの真珠蘭の花をブレンドした紅茶で、パールのジュエリーのように誰にでも合うクセのない味。選ぶのに迷った時は、それぞれの茶葉の香りをテイスティングさせてくれる。スイーツにも東洋的なテイストがアレンジされており『アスパラガスのパンナコッタとソーテルヌワインゼリー』は、わさびの風味を感じる斬新な味わいだ。

住所:東京都中央区銀座2-4-12 ミキモト銀座2 3階
電話:03-3562-3134
時間:11時00分から19時30分まで
(※1月、2月、7月、8月および日、祝日は19時00分まで)
単価;600円から
ウェブ:www.mikimoto.com/jp/

テキスト 基太村京子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

タグ:

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo