年末年始ミュージアムカレンダー2013-14

年末年始も楽しめる美術館や博物館

年末年始ミュージアムカレンダー2013-14

年末の慌ただしさから開放され、新年はゆっくりと過ごしたいもの。暖かな室内で文化的な年明け満喫するなら美術館・博物館がオススメ。ここでは、新春らしい特別企画や、親子で楽しめる展覧会など、初もうで帰りにもよることのできる展覧会を紹介。東京で年始を過ごすにあたり、お出かけの候補として参考にしてほしい。

元日もオープン


森美術館


年末年始も休まず営業


中村 宏 『島[旧題《沖縄島》]』 1956年 油彩、カンヴァス 130×162 cm 浜松市美術館蔵 Copyright MORI ART MUSEUM All Rights Reserved.

通常22時まで(火曜除く)開館と夜遅くでも美術鑑賞ができる森美術館は、12月の金曜日は営業時間を24時までに延長し、年末年始も休まず営業する。2014年1月13日(月・祝)までは森美術館が3年に一度開催している、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会『六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト』を開催。

『森美術館』の詳しい情報はこちら

森アーツセンターギャラリー


年末年始も休まず営業


『ピーナッツ』原画 1950年 © 2013 Peanuts Worldwide LLC

六本木ヒルズ森タワー52F展望台と同じフロアに位置する森アーツセンターギャラリーでは、2014年1月5日(日)までスヌーピーでお馴染みの新聞漫画『ピーナッツ』の展覧会『スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。』を開催中。チャールズ・M・シュルツが1950年から2000年までの50年間に制作した原画を中心に、創作に取り組んだスタジオの再現、貴重な映像などで『ピーナッツ』の世界を紹介。展覧会のオリジナルグッズも見逃せない。

『森アーツセンターギャラリー』の詳しい情報はこちら


1月2日からオープン


東京都現代美術館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



吉岡徳仁ークリスタライズより

木場公園内にある東京都現代美術館は、2014年1月2日(木)、3日(金)の2日間正月特別開館とし、常設展示室の『MOTコレクション展』が無料で観覧できる。MOTコレクションのほか、デザイン、アート、建築など幅広い領域で活躍するアーティスト吉岡徳仁の大規模個展『吉岡徳仁ークリスタライズ』、新なデザインの実践とアートの表現を提示する『うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)』を2014年1月19日(日)まで開催。注目の現代美術に触れることができる。

『東京都現代美術館』の詳しい情報はこちら

東京国立近代美術館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



ジョセフ・クーデルカ「エグザイルズ」より オー=ド=セーヌ、フランス(1987年)    © Josef Koudelka / Magnum Photos

竹橋にある東京国立近代美術館では、世界で最も注目される写真家の一人、ジョセフ・クーデルカのアジア初となる展覧会『ジョセフ・クーデルカ展』を開催。いままで展示されることのなかったヴィンテージプリントのほか、1980年代後半から取り組んでいるパノラマ・フォーマットの作品による『カオス Chaos 1986-2012』シリーズなど、最新作も含めた約280点を展観する。2014年1月13日(月・祝)まで。

『東京国立近代美術館』の詳細はこちら

国立科学博物館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から


タルボサウルス 全身骨格

上野公園内にある国立科学博物館では、世界有数の恐竜化石産地として知られるモンゴル・ゴビ砂漠で発掘された化石を紹介する『大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異』を2014年2月23日(日)まで開催。約7,000万年前に生きたアジア最大の肉食恐竜タルボサウルスや大型植物食恐竜サウロロフスの実物全身骨格など、実物恐竜化石が一堂に会す。

『国立科学博物館』の詳しい情報はこちら

東京都写真美術館


休館:2013年12月29日(金)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



高谷史郎 《Camera Lucida》 2004年

恵比寿ガーデンプレイス内にある写真専門の美術館では、将来性のある作家を紹介する『日本の新進作家vol.12』、偉大なアマチュア写真家植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグのふたり展『植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ』、国際的な芸術家集団『ダムタイプ』の芸術監督でもあり、映像作家としても活躍する高谷史郎の幅広い活動を紹介する『高谷史郎 明るい部屋』がそれぞれ2014年1月26日(日)まで開催されている。

『東京都写真美術館』の詳しい情報はこちら

サントリー美術館


休館:2013年12月30日(月)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



国宝 阿弥陀如来坐像光背飛天 南4 平安時代 天喜元年(1053) 京都・平等院蔵

東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館では、2014年春に修繕を終える国宝 平等院鳳凰堂の修繕前の特別公開として、鳳凰堂内に溢れる諸天人を一挙に展示する『天上の舞 飛天の美』を2014年1月13日(月・祝)まで開催。日本の古代から中世を中心とした様々な飛天の姿を、浄土図や荘厳具類などに見られる浄土の表現も交えながら、彫刻・絵画・工芸にわたって広く展観する。

『サントリー美術館』の詳しい情報はこちら

日本科学未来館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



会場イメージ

宇宙飛行士の毛利衛が館長をつとめる日本科学未来館では、日本が世界に誇る「技」に注目した展覧会『THE 世界一展』を2014年5月6日(火)まで開催。1300年前から続く伊勢神宮の式年遷宮やたたら製鉄、自動販売機や極小部品、未来を担う宇宙開発に至る文化・伝統・技術・産業を、 日本の宝とも呼べる170点以上の作品とともに展示する。

『日本科学未来館』の詳しい情報はこちら

三菱一号館美術館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



ピエール=オーギュスト・ルノワール 『長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)』1884年 油彩/カンヴァス 三菱一号館美術館寄託

英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された洋風建築の美術館、三菱一号館美術館では、収蔵するコレクションから、29人の美術家たちの夢と理想、自由の輝きに満ち溢れたを作品を紹介する『三菱一号館美術館名品選2013』を2014年5月6日(火)まで開催。ルノワール、モネ、ルドンなど、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した画家たちの選りすぐりの名品約149点を展示する。

『三菱一号館美術館』の詳しい情報はこちら

国立西洋美術館


休館:2013年12月28日(土)~2014年1月1日(水)
開館:2013年1月2日(木)から



クロード・モネ ≪睡蓮≫ 1916年 油彩/カンヴァス 国立西洋美術館 松方コレクション

ル・コルビュジエが設計し、1959年に開館した西洋美術を取り扱う日本唯一の国立美術館では、国内有数のモネ・コレクションを誇るポーラ美術館と国立西洋美術館の共同企画で『モネ、風景をみる眼』を開催中。2館のコレクションから、モネの作品35点を中心に、マネ、ピカソなどを含む約100点を紹介し、風景と光の関係性を探求し続けたモネの“眼”の軌跡をたどる。

『国立西洋美術館』の詳しい情報はこちら

江戸東京博物館


開館:2013年1月2日(水)からスタート


葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」 文政・天保~安政期(19世紀前半) ベルリン国立アジア美術館蔵©Staatliche Museen zu Berlin, Museum für Asiatische Kunst, photography Jürgen Liepe 展示期間:2014年1月2日~2月2日

両国にある、東京の歴史を語る素晴らしい展示物の数々が常設された博物館では、浮世絵研究の成果を世界に発信する『国際浮世絵学会』創立50周年を記念した浮世絵展『国際浮世絵学会創立50周年記念 大浮世絵展』が2014年1月2日(水)より開催される。歌麿、写楽、北斎、広重、国芳のほか、小林清親、橋口五葉などの近代の画家たちによる、版画、肉筆画など代表的な作品約340点を展観。正月の期間、双六絵葉書のプレゼント(先着200名)や獅子舞、山駕籠体験など新年ならではのイベントなども開催されるほか、常設展は1月2日(木)、3日(金)は無料で鑑賞可。

『江戸東京博物館』の詳しい情報はこちら

東京国立博物館


開館:2013年1月2日(水)からスタート




“トーハク”毎年恒例の正月イベント『博物館に初もうで』では、2014年の干支、午に関連した絵画、彫刻、工芸品などのほか、長谷川等伯の『松林図屏風』をはじめとする名品の数々、正月らしい吉祥模様の美術・工芸品一堂に集めて紹介する。1月2日(水)、3日(木)は、和太鼓や獅子舞などの伝統芸能が披露されるほか、お正月限定クイズラリーやお年玉プレゼントも用意されている。

『東京国立博物館』の詳しい情報はこちら

Bunkamuraザ・ミュージアム


開館:2013年1月2日(水)からスタート


ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ 《諸芸術とミューズたちの集う聖なる森》 1884-89年頃 油彩・カンヴァス シカゴ美術館蔵 93×231cm Potter Palmer Collection 1922.445 Photography ©The Art Institute of Chicago

19世紀フランスを代表する壁画家ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの日本では初となる展覧会『シャヴァンヌ展』。フランスの主要建造物の記念碑的な壁画装飾を手がけ、数々の名作を残したシャヴァンヌ。イタリアのフレスコ画を思わせる落ち着いた色調で描かれた奥深い世界は、象徴主義の先駆的作例と言われている。1月2日(水)は先着100名にポストカードのプレゼントあり。

『Bunkamuraザ・ミュージアム』の詳しい情報はこちら


1月3日からオープン


太田記念美術館


開館:2013年1月3日(木)からスタート


歌川広重『東海道五拾三次之内 原』

原宿・表参道にある浮世絵専門美術館では、新春に合わせて富士山に注目した作品を紹介する『富士山の浮世絵』を開催する。2013年世界文化遺産に登録された富士山は、江戸時代より、多くの画家たちによってその姿が描きとめられてきた。本展では、広重や、北斎、国貞などの浮世絵師の描いた、人々から愛され続ける富士山が並ぶ。

『太田記念美術館』の詳しい情報はこちら

山種美術館


開館:2013年1月3日(木)からスタート


竹内栖鳳『みゝづく』 1933(昭和8)年頃 絹本・彩色 山種美術館

恵比寿にある日本画専門の美術館では、海外でも人気の高い日本発の「Kawaii」文化を紹介する展覧会『Kawaii 日本美術』を開催する。子ども、犬、猫、虫などの生きものを対象とした絵画から、乙女心をつかむ小さな化粧道具などを幅広く展観し、シンプルな線、カラフルな色彩、ユーモラスな表現に潜む「Kawaii(かわいい)」を、日本美術を通して紐解いていく。

『山種美術館』の詳しい情報はこちら


1月4日からオープン


ワタリウム美術館


休館:2013年12月31日(火)〜2014年1月3日(金)
開館:2013年1月4日(土)から



シリーズ「せかいさがし」より

建築家マリオ・ボッタによるデザインのワタリウム美術館では、写真家、齋藤陽道の展覧会『齋藤陽道写真展 宝箱 』が2014年2月23日(日)まで開催される。生きることに息苦しさを感じてしまう時代のなかで、すぐそばにある“感動”や“力強い世界”を切り取ったシリーズ作品を、写真プリント160点、プロジェクターによるスライド写真200点あまりで紹介する。

『ワタリウム美術館』の詳細はこちら

21_21 DESIGN SIGHT


休館:2012年12月27日(金)から2013年1月3日(金)
開館:2013年1月4日(土)から





2007年の開館以来、日本を代表するデザイン施設としての役割を担ってきた21_21 DESIGNSIGHT。これまでに開催された展覧会と、関連するトークやワークショップなどを再構築するととものに、海外のデザインミュージアムや個性的なコレクションを持つ国内外の美術館、博物館の事例を紹介する『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』を開催中。2014年2月9日(日)まで。

『21_21 DESIGN SIGHT』の詳細はこちら


1月5日からオープン


NTT インターコミュニケーション・センター (ICC)


休館:2012年12月28日(金)から2013年1月4日(金)
開館:2013年1月5日(土)から



磯崎新《海市計画(模型)》1996年制作 撮影:高瀬良男

バーチャルリアリティやインタラクティブ技術などの最先端電子テクノロジーを使ったメディアアート作品などを紹介するICCでは、建築家 磯崎新の手がけてきた都市計画プロジェクトの変遷をたどる展覧会『磯崎新 都市ソラリス』、親子で楽しめる現代の代表的なメディア・アート作品が並ぶ『オープン・スペース 2013』を開催中。ともに2014年3月2日(日)まで。

『NTT インターコミュニケーション・センター』の詳しい情報はこちら


1月8日からオープン


国立新美術館


休館:2013年12月24日(火)〜2014年1月7日(火)
開館:2013年1月8日(水)から



©大栗恵《Paysage d’une fenêtre》2009
Photo:Sunhi Mang Courtesy Kenji Taki Gallery


故・黒川紀章建築の日本最大規模の展示スペースを誇る美術館では、文化庁による『新進芸術家海外研修制度』の成果発表展『DOMANI・明日展 建築 × アート』を2014年1月26日(日)まで開催。16回目を迎える今回の展示では、初めて建築というジャンルを取り込み、44名の建築家とアーティスト8名による作品を紹介する」。美術界の明日を担う作家たちの多彩な表現が一堂に会する、貴重な機会だ。

『国立新美術館』の詳しい情報はこちら

テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

この記事へのつぶやき

コメント

Copyright © 2014 Time Out Tokyo