東京で節分の豆撒き2011

キティちゃんや、ノッポン、アニマル浜口と、新春の福を招き入れる

東京で節分の豆撒き2011

節分の豆撒きは、邪気を祓い清め、運気や幸福を招き入れるめでたい行事だ。ぜひ、寺や神社、そして地上150メートルの高さで開催される豆撒きに参加してほしい。

高幡不動尊金剛寺 豆撒式

例年、キティちゃんが裃をつけた正装姿で豆撒きをする。気をつけたいのは、豆をまく時のかけ声。高幡不動尊では、境内には善男善女しかいないという理由で、「福は内」のみで、「鬼は外」は言わないことになっている。10時から16時までの間に、5回の豆撒きが行われる。

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日蓮宗大本山 池上本門寺 節分追儺式

およそ1万人の参拝者が訪れる賑やかな節分追儺式。2011年の式に参加する著名人はまだ発表されていないが、過去には、みのもんた、佐々木健介、北斗晶などの著名人が参加している。

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増上寺 節分追儺式

餅つきや、園児を引き連れた増上寺僧侶と鬼による『鬼問答』に続き、年男年女や、角界関取、芸能人による『豆まき』が行われる。一般の『特別年男・特別年女』の申し込みも受け付けており、祈願札など全て含み、冥加料は2万円となっている。

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浅草寺 節分会(豆まき・七福神の舞)

寺院としては、日本で最初に大規模な節分会が行われた場所とされている。現在では、著名人による豆撒きが有名で、毎年約10万人が訪れる。2011年は、アニマル浜口などの参加が決まっている。

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日枝神社 節分会

節分会では、神楽『大黒の舞』や、『鬼やらいの舞』など、伝統行事も開催される。この神楽で、福を呼び、災厄を祓った後、副豆、宝銭、福引き券がまかれる。また、まかれた豆の袋にはくじが入っており、式が終わった後に、景品所で交換することができる。海外からの留学生や観光客の姿も多い。

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穴八幡神社 節分

早稲田大学のそばにある八幡宮。平安後期に創建され、小穴から阿弥陀像が出現したことから穴八幡として知られるようになった。この八幡宮では、冬至の日から節分までの間、江戸時代からの伝統ある金銀融通にご利益がある『一陽来復』のお守りが頒布されため、商売繁盛を願う人が多く訪れる。配布最終日の2月3日には、豆撒きが行われる。『一陽来復』お守りは、冬至の日の24時、大晦日の24時、節分の日の24時に壁に貼り付けると良いとされている。

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水天宮 節分祭

豆撒きのほか、塩野雅子による童謡コンサートや、小野鶴扇による薩摩琵琶の弾き語り、水天宮神職による雅楽の演奏などが催される。豆撒きの事前参加申し込みは終了しているが、当日の参加枠が用意されており、各豆撒き実施時間の15分前までの申し込みが必要となっている。

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代々木八幡宮 節分

渋谷区無形文化財に指定されている『代々木もちつき唄保存会』がついた餅と、豆が一緒にまかれる。豆撒きは、大人向けに3回行われた後、最後に小学生以下の子どもを対象に行われる。毎年、約2000人が参加している。

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須賀神社 節分祭追儺式

江戸時代初期から四谷の地に鎮座し、この土地の人々から鎮守様として大切に祀られてきた神社。卯年生まれでなくても豆まきに参加できる(参加費として 8000円が必要)。当日は社殿で祭典に参列し、その後に神楽殿で鬼打ち豆をまく。参加希望者は、電話で事前の申し込みが必要。2回目の豆撒きの後、子どもたちには、福袋が配布される。

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東京タワー 節分追儺式と豆まき

地上150メートルの東京タワー大展望台2階で、豆撒きが行われる。増上寺の僧侶が前年の邪気を祓った後、招福を願って美しい景色を眺めながらお菓子や福豆をまく。また、恵方巻きの丸かぶりができるコーナーも南南東方面に設置されており、豆撒き終了後の11時頃から、食べることができる。恵方巻きは、大展望台2階で販売している。マスコットキャラのノッポンも紋付き袴姿で登場するので、子どもも喜びそうだ。

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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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