2010年12月09日 (木) 掲載
1959年にニューヨークのトイ・フェアでデビューして以来、世界中で愛されきた『バービー』を一挙展示する『Barbie & Ken 50th Anniversary バービー展』が12月8日(水)、松屋 銀座8階大催場で始まった。初期から最近のものまで300点以上のバービーが展示されるだけでなく、クリスチャン・ルブタンとのコラボレーションで生まれたバービーの限定先行発売にも注目が集まっていた。オープン初日の朝には、“大のバービー好き”を公言する女装家・タレントのミッツ・マングローブと、日本仕様や世界でも珍しいバービーを約3万体所有し、コレクターにも一目置かれている関口泰宏の案内による内覧が行われた。
初対面であった2人が挨拶を交わすと、関口が日本未発売の『ハーシーズ・バービー』をプレゼント。ミッツはいきなり上機嫌になり、次々と“まるでバービー”のようなポーズをきめてくれた。また、2人が会場を回る間には、大人になってから好きになったため、所有するバービーは自分で働いて購入したものであること、映画『プリシラ』でバービーが映るシーンが好きなこと、といったミッツの思い出話を聞くことができた。それに関口が丁寧な説明を付けて返すというやりとりが繰り返されたため、取材陣もずいぶんとバービーについて勉強できたように思う。また、この日ミッツは1950年代にアメリカで放送された大人気ドラマ『アイ・ラブ・ルーシー』の主人公と同じドレスを着用していたのだが、関口に「洋服の素材が違いますね」と指摘される場面があった。名コレクターならではの細かさに一同関心。しかし、最後には「とても似合っていますよ」と声をかけ、ミッツを喜ばせた。
バービー本体はもちろん、小物や箱入りのバービー、場面をイメージしたセットでの展示などをひとつひとつじっくり見つめて、そのバービーが生まれた時代を想像するのがおもしろい。数々のトップデザイナーに愛され、モード誌のカバーを飾ってきたバービーは、永遠のNo.1ファッションモデル。時代を象徴する衣裳や表情にと、見どころが尽きない展示である。
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前回行ったギフトの当選者発表は終了したが、タイムアウト東京では、ここでセカンドチャンスを設けることに。『バービー展』に行ってみたくなった5組10名に招待券をプレゼントする。希望者は、@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoがつぶやく“バービー展告知”に、プレゼント応募のキーワード「ファッションモデル」と添えてリツィートしよう。リツィートされたつぶやきから、抽選にて当選者を決定する。当選通知はDMにて行うので、必ず@TimeOutTokyoJPもしくは@TimeOutTokyoをフォローして欲しい。応募期間は、2010年12月12日(日)まで。
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