東京の月見はプラネタリウムで

白金、池袋、台場、多摩、王子で、趣向をこらしたプラネタリウム

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東京の月見はプラネタリウムで

夏場の夜空は、ペルセウス座流星群をはじめとする流れ星なども多く見られ、華々しく美しい。そして秋に入れば、次は“月”。今年は9月22日(日)が十五夜だ。11日(水)の夕方には、細い月に明るく輝く金星と火星が接近している様子が見られ、14日(土)の宵の口には、月と蠍座の心臓『アンタレス』が大接近。23日(月)には満月と木星が並ぶ。そんな夏から秋にかけての夜空を、ただ見上げるだけでなく、プラネタリウムなどの施設も利用して最大限に楽しんでほしい。各施設には、満天の星空の下でお酒、アロマでリラックス、ライブを堪能など、さまざまな趣向がある。


プラネタリウムBAR

小学生のころからプラネタリウムの製作に打ち込んできた、プラネタリウムクリエーターの大平貴之が手がけた『メガスター ゼロ プラチナム』でおよそ500万個の星空を映し出すバー。20人から40人のパーティも可能だ。出張上映なども行っており、結婚式や誕生日パーティなどでも、星空を演出してくれる。また、星空の下で肌や体を整えるヒーリングフェイシャルエステも行っている。

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コニカミノルタ プラネタリウム 満天

プラネタリウム機器メーカー『コニカミノルタプラネタリウム(株)』直営のプラネタリウム。最新システムのインフィニウムSでシャープな星空が映し出され、36万個の星々を鮮明に見ることができる。時間に合わせ、タレントの中川翔子が星空を案内する番組や、アロマと音楽つきのヒーリング番組『スターフォレスト 星明かりの森』など、1日に3つの番組をローテーションで上映する。池袋サンシャインシティには、レストランやショッピングエリア、水族館、展望台などもあるので、プラネタリウムの前後にも、さまざまな楽しみ方ができそうだ。

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ウェブ:konicaminolta.jp/manten/


日本科学未来館

『ドームシアターガイヤ』と呼ばれる半球状の映像シアターが、館内6階に常設されている。日本初の全天周・超高精細3D映像システムAtomsや、500万個の恒星を映し出す『メガスターⅡコスモス』のつくり出す星空を楽しむことができる。地球上のさまざまな地域から見える星空を投影するプラネタリウム作品『夜はやさしい』や、自然遺産や文化遺産を映し出す3D大型映像作品『FURUSATO-宇宙からみた世界遺産-』など、25分から40分で完結するさまざまなプログラムが用意されている。

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ベネッセスタードーム

株式会社ベネッセコーポレーションが運営するプラネタリウム。東京本部オフィスビル、地上100メートルの場所にスタードームがあり、直径14mのドームの全天に 6500個の星々が映し出される。日本初の回転機構付リクライニングシートつきで、楽な姿勢で星空を眺めることが可能。プログラムの中には、人気キャラクター『しまじろう』のプログラムなども用意されおり、子どもたちに人気だ。プラネタリウムの一般公開は、土曜、日曜、国民の休日と祝日、学校の春と夏休み期間中となっており、一般公開日をのぞく平日は、20名以上の団体客の予約で見学を受け付けている。

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北とぴあ スペースゆう プラネタリウムホール

東京・北区にある多目的施設『北とぴあ』6階にあるプラネタリウムホール。月ごとに様々なプログラムで、定期的に番組を上映している。プラネタリウム内ではライブなども開催しており、満天の星空の下、音楽にひたることも。

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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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