新宿でしかできない101のこと Vol.3

梅雨の午後はジャズ喫茶で過ごす。ー伊勢丹新宿店とのコラボ企画第3弾

新宿でしかできない101のこと Vol.3

DUG

in association with ISETAN PARK net


特別連載企画『新宿でしかできない101のこと』第3弾は、梅雨の新宿を有意義に楽しむスポットを紹介。知る人ぞ知る老舗ジャズ喫茶や、歌舞伎町のど真ん中でたぐる穴場ランチなどをピックアップした。また、本企画を同時展開しているISETAN PARK net版は、2013年5月29日公開予定。伊勢丹新宿店の最新ファッションに身を包んだモデルが実際に「TO DO」を体験した模様も、是非チェックしてみて欲しい。

新宿でしかできない101のことVol.1
新宿でしかできない101のことVol.2


11. 打ち立て蕎麦をたぐる。

増田屋らんち 850円

歌舞伎町交番はす向かい、ビルの地下にある老舗蕎麦屋は、この街の憩いの場とでも呼ぶべき場所ではないだろうか。麻のれんが掛かる玄関を抜けると、モダンな和のインテリアが施された店内には緩やかにJAZZが流れ、品のある落ち着いた空間が広がる。この店の蕎麦は、北海道北空知より実を仕入れ、店内に設置した水車付きの石臼で毎日自家製粉したフレッシュな蕎麦粉を職人が打ち上げたもの。のどごしの良いせいろを始めとする蕎麦のメニューの他、日本酒を傾けながらつまめる肴の種類も豊富だ。昼時のおすすめは、蕎麦、5種類から選べるミニ丼、サラダ、新香が付く『増田屋らんち』。値段は850円とリーズナブルだが、味もボリュームも申し分ない。

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12. 2世紀前のモードに出会う。

文化服装学院および文化学園大学に、国内最大の服飾専門の博物館が併設されているのをご存知だろうか。1979年に開館、2003年には学園創立80周年を記念して甲州街道沿いのビルに移転した。豪商であった三井家伝来の着物、武家服飾、宮廷装束、正倉院裂、名物裂など日本の衣服や装飾品をはじめ、18世紀から20世紀にかけての各時代を象徴するヨーロッパのドレス、帽子、靴、バッグなどの他、アジア、中東、アフリカそれぞれの地域の民族衣装など、膨大な所蔵品の数を誇る。年に4回、企画展覧会を開催し、「服飾」からそれぞれの国や時代の背景を紐解く内容となっているのが特徴的だ。そういった意味でも、ファッションに興味がないという男性や年配者の方にも、是非訪れてみて欲しい場所だ。

『文化学園服飾博物館』の詳しい情報はこちら



13. 手芸を始める。

服飾博物館で創造力を掻き立てられた後は、ここ、手芸用品と布の専門店でハンドメイドに目覚めてはいかがだろう。新宿アルタ裏に、生地館と服飾館と2棟のビルが並び、服飾系学生やスタイリストなどプロも訪れる不動の人気店だ。生地館は、コットン地、舞台衣装用、裏地、特殊繊維地など、膨大な種類と数の生地を6フロアで展開。テキスタイルデザイナーによるプリント生地は、手縫いでまかなえる簡単なトートバッグ作りなどにおすすめ。服飾館では、ボタンや毛糸、レース、ビーズ、ラインストーンなどパーツ類の他、コスメやインナーウェアなども販売。2階のステージメイク&グッズコーナーは、コスプレイヤー御用達ともなっており、クオリティ高いコスプレグッズを買い求めにくる外国人客の姿も多い。3階にあるウィッグコーナーは、種類や色が豊富に品揃えられ、目的に合ったものが見つかるだろう。

『オカダヤ 新宿本店』の詳しい情報はこちら



14. 梅雨の午後をジャズ喫茶で過ごす。

1960〜70年代初頭にかけて、新宿には多くのジャズ喫茶が誕生した。そのひとつが、1961年に前身となる店を新宿にオープンし、2007年より営業を再スタートした歴史あるダグだ。レンガが敷き詰められた小さな空間には、選び抜かれたジャズの関連品が並び、店が持つシリアスなジャズへの姿勢が、心地よい大人の癒しの場を創り出している。カクテルは100種類、ウイスキーやビールは多数銘柄を揃え、陽の光が差さない地下にある店内で、昼からグラスを傾けることができる。コーヒーと共に、『パウンドケーキ』や『手作りミートパイ』をつつきながらまどろみの時間を過ごすのもいいだろう。こんな贅沢な午後のひとときを味わえるなら、雨の日の新宿も悪くない。

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15. 歌舞伎町でストライクを狙う。

歌舞伎町のど真ん中、シネシティ広場のそばにあるオールナイト営業のボーリング場。2フロア・31レーンを設け、音や光を放つ『ファンタジックレーン』を採用するなど、空間を盛り上げる作りがなされている。通常時1ゲーム550円〜プレイが可能だが、月曜〜木曜の23時〜27時の時間帯は、4ゲーム2,000円(シューズ代込み)の『夜の4ゲームパック』、また、平日オープン〜14時までは、3ゲームの料金で4ゲーム投げられる『平日限定4ゲームパック』などが提供されている。店内にはダーツコーナや卓球台もあり、団体での2次会での利用にも最適だ。

『新宿コパボウル』の詳しい情報はこちら



タイムアウト東京がリコメンドする、伊勢丹新宿店で今しかできないこと

個性を花で飾る。

2013年3月のリニューアルと同時にオープンした、伊勢丹新宿店本館2階にあるフラワーショップ。 フラワーデザイナーの角浩之がオーナーを務める、中目黒の人気店マチルダ初のショップインショップだ。 同店でも、マチルダの特徴であるおおぶりでヴィヴィッドな花が中心に揃い、季節やシチュエーションに合わせてアレンジメントのオーダーに応じてくれる。 ベルギーのブランド『Henry Dean』、『Domani』をはじめとするフラワーベースも並び、ベースと合わせたアレンジを施してもらうことも可能だ。 基本的にはお客様のご希望を伺うオーダー制だが、手軽に持ち帰れるブーケ(2,100円~)やアレンジメント(3,150円~)も販売している。 1輪315円程度からチョイスできるので、選んだギフトに、花を添えて贈るなんてのもいいだろう。

伊勢丹新宿店本館 2階 ウエストパーク『Matilda』


※次回『新宿でしかできない101のこと Vol.4』は2013年6月5日(水)公開予定


By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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