新宿でしかできない101のこと Vol.9

ジャズと向き合う。ー伊勢丹新宿店とのコラボ企画第9弾

新宿でしかできない101のこと Vol.9


in association with ISETAN PARK net

日中の燦々と照りつける太陽の勢いは衰える気配はまだないが、夜には少し肌寒いぐらいの過ごしやすい気候となり、秋の訪れを感じさせる今日この頃。残暑の新宿、バリスタチャンピオンのラテを片手に、新しい季節への準備を始めてみてはいかがだろう。この秋再びリニューアルを果たす、ニューヨーク発祥のあのスペシャリティストアを覗いた後は、秋の夜長のお供に出会う合うべく本のデパートへ。夜は極上のジャズで心を潤し、モツとサワーでのどを潤す。大都会の真ん中にあっても、秋の息吹は感じられるのだ。

※本企画を同時展開しているISETAN PARK net版も同時公開中。


41. 世界チャンピオンのラテをすする。

コーヒー界の天才児と称され、25歳でバリスタ世界チャンピオンとなったオーストラリア出身のポール・バセットが手掛けるカフェ。20人以上もの座席を有し、天窓より差し込んでくる光が差し込む空間は、隣接しているサルバトーレ クオモとつながっている。朝11時までに入店すれば、手頃なモーニングセット(380円)を楽しむことができ、セットにはコーヒーとクロワッサンが含まれている。平日の14時30分、土日は1日中、バリスタがラテに絵を描いてくれるのも嬉しい。このラテに特筆すべきところはないが、それでも新宿界隈では最もおいしいラテを提供する店には間違えない。とろとろに煮込まれたバナナを使った『バナナタルト』などのデザートとコーヒーのセットは、14時30分より700円で楽しむことができる。

『Paul Bassett SHINJUKU』の詳しい情報はこちら



42. 最先端で新調する。

ニューヨーク、マンハッタンで1923年に創業したスペシャリティストア『バーニーズ ニューヨーク』の日本1号店。ヨーロッパやアメリカで買い付けたハイクオリティーなメンズ、ウィメンズのウェア、アクセサリー、シューズの他、食器やステーショナリー、ホームウェアまで幅広く取り揃えている。先見性の高い独自の審美眼で、高級メゾンだけでなく新進の若いデザイナーを発掘していることでも有名。店舗のウィンドウディスプレイは約2週間ごとに新しくなり、同店のフレッシュなアイディアの詰まったアートワークを楽しみにしている人も多い。2013年春に改装した地下1階から4階までのウィメンズフロアに続き、2013年9月10日には、6階から8階までのメンズフロアも改装オープン予定。伊勢丹新宿店と並び、新宿のファッションを牽引する同店の新たな動きに注目が集まる。

『バーニーズ ニューヨーク新宿店』の詳しい情報はこちら



43. 名著はフェアで探す。

新宿一の売り場面積を誇る、新宿通り沿いにある紀伊国屋書店の本店。昭和2年に創業。雑誌、書籍、漫画、洋書から文房具と総合的に取り扱い、現在は地下1階~8階からなる本館の他、漫画やDVDを取り扱う別館で商品を展開している。広い店内のいたるところで見掛けられるのが、各階それぞれの担当者によるフェアのコーナー。季節や流行に合わせたテーマを設け、数万とある中から書籍をセレクトし、独自の視点で紹介している。過去には『ほんのまくらフェア』と題し、表紙を作品の書き出しを印刷したカバーで被い、それぞれの直感で本を手に取ってもらうという趣旨のユニークなフェアも実施。個性豊かな手書きのポップにも注目だ。新宿駅東口そば、待ち合わせの合間が、人生を変える一冊との出会いに変わるかもしれない。

『紀伊国屋書店新宿本店』の詳しい情報はこちら



44. ジャズと向き合う。

創業から50年近くを数え、老舗の名門として名高い、街で最も尊敬されているジャズグループが最新曲を披露するライブハウス。ビルの地下にあるスペースは、まるでアーティストに敬意を払うかのように、全席がステージに向いているのが特徴的。神聖な雰囲気が漂うフロアはのんびりくつろぐような場所ではないが、音楽の質は常に最高レベルだ。夜の部は20時に開演し、料金は1ドリンク付き3,000円~。また、主に若手バンドによるパフォーマンスが披露される昼の部も、14時30分〜17時の間に、1ドリンク付き1,300円~(土日祝日は2,500円~)で営業している。

『新宿 PIT INN』の詳しい情報はこちら



45. もつ串三昧する。

新宿駅西口、思い出横町の一角にあるもつ焼き屋。芝浦の市場から毎日仕入れる、新鮮なもつを使った串焼きや刺身を楽しめる。夕刻を過ぎた頃には、20人前後入る店内は満席。焼き物ができあがるまでの間、まずは大鍋で煮込まれた『煮込み』を味わいたい。もつ肉がとろとろになるまで煮込まれた、酒のアテにぴったりな濃厚な一品だ。20種以上ある串焼きは1本150円から。人気は『ちれ』や『とろはつ』、そしてハンバーグのようにジューシーな『谷中だんご』。新鮮な刺身やタタキを楽しむ人の姿も多く、正に酒と肉好きの楽園。ピークタイムを過ぎた頃に訪れる品切れのメニューも多いので、新宿のハシゴは平日15時30分開店の同地から始めるといいだろう。

『もつ焼き ウッチャン 新宿思い出横丁』の詳しい情報はこちら



タイムアウト東京がリコメンドする、伊勢丹新宿店で今しかできないこと

手作りにこだわる。

ハンドメイドにこだわる、13ブランドのデザイナーによるワークショップを日替わりで開催。アーティスト、モデルとマルチに活躍するcolliuを講師に迎えた『~目ヂカラトートBagを作ろう!~』では、顔のイラストの描かれたバッグをカスタム。デザイナーとしてだけでなく、スタイリスト、まだプロレスラーの衣装制作などでも活躍する<ユキヒーロープロレス>デザイナー・手嶋幸弘氏によるペットボトルやリンゴ、モモなどの果物まで、お好きなものをカーバーする『プロレスチビマスク作り』を開催。初心者や子どもでも楽しめるワークショップとなっているので、気になる回は、電話か店頭で早めの予約を。

IRODORI FESTIVAL ~Let's enjoy workshop!レッツ エンジョイ ワークショップ!~
本館2階 TOKYO解放区


※次回『新宿でしかできない101のこと Vol.6』は2013年9月11日(水)公開予定

【バックナンバー】
新宿でしかできない101のことVol.1
新宿でしかできない101のことVol.2
新宿でしかできない101のことVol.3
新宿でしかできない101のことVol.4
新宿でしかできない101のことVol.5
新宿でしかできない101のことVol.6
新宿でしかできない101のことVol.7
新宿でしかできない101のことVol.8


By タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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