2012年12月26日 (水) 掲載
1日平均で38万人以上が乗り降りするという東京駅。丸の内駅舎の復原工事が終了した2012年は、さらに利用者が拡大している。出張、観光、帰省など何かと立ち寄る機会の多い東京駅だが、出先へ携える手土産を準備できないまま慌てて家を出てしまった時に重宝するのが駅ナカのショップ。まるで迷路のように複雑な構造の東京駅だが、待ち合わせや乗り換えでとくに利用者が多い1階の新幹線中央乗換口と、新幹線南乗換口周辺で立ち寄りやすいエリアにスポットを当て、列車に乗り込む直前の買い物に便利かつ、おすすめの東京駅みやげベスト10を紹介する。
もなかで有名な銀座『空也』の5代目店主が手がける、モダンな和菓子店『空いろ』。餡を挟んだクッキー『つき』や、小ぶりなどら焼き『たいよう』はバラ売りしており、ちょっとだけおみやげを買いたいときにおすすめ。写真で紹介している『つき』(238円〜)は、しっとりしてほろりと崩れるクッキーと上品な甘さの餡が絶妙。「あんこは豆のジャム」と話す店主のアイディアがいきた一品で、ここで紹介する10点のなかでいちばんのおすすめアイテム。
入手場所:新幹線八重洲北口改札近く、TOKYO Me+
『空いろ』の詳しい情報はこちら
創業文政二年、日暮里の老舗和菓子店『羽二重団子』が東京駅改札内で買い求められることはあまり知られていない。きめが細かく、滑らかな口当たりの羽二重団子は、生醤油の焼き3本とあんこ2本の5本入り(1,414円)のみ販売。日持ちは購入当日いっぱいだが、かつて文豪たちが愛した味はあらゆる世代への手土産に喜ばれること請け合い。
入手場所:新幹線南乗換口近く、東京銘品館南口店
『羽二重団子』の詳しい情報はこちら
改札内GRANSTA DININGに入る『KINOKUNIYA entrée』では、総菜、弁当、ワインをはじめ紀ノ国屋ならではのセレクトが揃うが、東京駅の赤レンガをイメージしたシックなえんじ色に金の箔押しを施したパッケージの『赤レンガクッキーBOX』(1,029円)は、同店限定アイテムでおすすめ。プレーン、ココア、ストロベリー3種のサブレの詰め合わせは日持ちするうえ、軽いのも何かと便利。朝6時30分から営業しているのも心強い。
入手場所:新幹線中央乗換口近く、グランスタダイニング
『KINOKUNIYA entrée』の詳しい情報はこちら
老舗洋菓子店「モロゾフ」の人気商品『東京スカイツリー®クリスピーショコラ』(9個入、540円)が、改札内の東京名品館内で購入できる。ホワイトチョコレートとドライクランベリーに、さくさくした食感のシリアルを合わせており、酸味とホワイトチョコレートのバランスがよく、軽い触感で後をひく。6600倍するとスカイツリー原寸大の634mになるようにデザインしたという一口サイズのスカイツリー型チョコは、話の種にもってこい。
入手場所:新幹線南乗換口近く、東京銘品館南口店
『モロゾフ』の詳しい情報はこちら
都立大学にある人気パティスリー『ドゥー・パティスリー・カフェ』が、東京駅改札内ecuteに出店している。ショートケーキやミルフィーユといった生菓子に加え、焼き菓子や美しいデコレーションのパウンドケーキなども人気で、1週間以上日持ちがすることもあり手みやげにぴったり。自家製のドライフルーツをあしらった『ケイクオフリュイ』(1,500円)は、ティータイムにもウィスキーのお供にもよく合う。
入手場所:新幹線南乗換口近く、ecute
『D'eux Patisserie a Tokyo』の詳しい情報はこちら
改札内GRANSTAに入る『ザ・メープル・マニア』は、羽田空港内と東京駅構内の2カ所のみで展開する人気店。メープルシロップの甘い香りのクッキーでバターを挟んだシンプルな『メープルバタークッキー』(9枚入、810円)は、メープルシロップならではのやさしい甘さとバターの風味がなんとも幸せな味。シンプルだからこそ、食べ手を選ばない万能おやつといえる。
入手場所:新幹線中央乗換口近く、グランスタダイニング
『THE MAPLE MANIA』の詳しい情報はこちら
東京みやげの定番『東京ばな奈 見ぃつけたっ』だが、やわらかなスポンジでキャラメルバナナのカスタードクリームを包み、トラ猫の模様をイメージした『東京ばな奈がぉーキャラメル味』は、いつもと目先が変わって喜ばれる。箱に収められた8個入り、12個入りのほか、自宅用にぴったりのお買い得パック4個入りもあり。改札内にある3店舗で販売しているため、ラストミニッツで電車に乗り込む前でも入手しやすい。
入手場所:新幹線南乗換口近く(2カ所)、新幹線中央乗換口中央通路(1カ所)
『東京ばな奈がぉー』の詳しい情報はこちら
表参道の人気カフェ『BROWN RICE CAFE』が、改札内京葉ストリートでデリを展開している。野菜+玄米の新しい美味しさを提案する同店だが、お土産用にぜひおすすめしたいのが日持ちのする焼き菓子。なかでも『玄米おもてサブレ』(5枚入、600円)は、玄米粉や粗製糖、黒糖をつかった素朴なお菓子。コーヒーや紅茶、中国茶や緑茶など合わせるお茶を選ばないため、お土産に最適だ。
入手場所:新幹線南乗換口近く、京葉ストリート内
『BROWN RICE DELI おもて』の詳しい情報はこちら
目黒に本店を構える人気菓子店『OGGI』が、改札内にある東京名品館中央店でも展開している。ここでは、東京駅限定品の『ラスク ショコラテ』(6袋入、650円)がおすすめ。目黒本店でラスクのために焼いているという生地はさっくり軽やかな食感で、表面に塗られたオッジらしい上品な風味のチョコレートによく合う。食べやすいスティックタイプのラスクは、万人受けするお土産だろう。
入手場所:新幹線中央乗換口近く、銘品館東京中央店
『OGGI』の詳しい情報はこちら
東京みやげの定番『ひよ子』は、2012年で創業100年を迎えるが、香ばしい生地で白餡を包んだ人気のお菓子は世代を越えて愛されている。駅構内のキオスクやコンビニでも販売しているため、困ったときには何かと助かるアイテムだ。なかでも、東京駅復原工事完成を記念し、期間限定販売する丸の内駅舎パッケージ(6個入、820円)はちょっとかさばるサイズではあるが、他にはないパッケージで喜ばれるはず。
入手場所:新幹線中央・南乗換口近く各所
『東京ひよ子』の詳しい情報はこちら
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