東京、ロールケーキ10

いまどきのロールケーキから、素朴でなつかしい味まで人気店をチェック

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東京、ロールケーキ10選

ASTERISQUEの『代々木上原ロール』

ロールケーキ人気は一過性のもので終わるかと思いきや、触感、用いる素材のアレンジや組み合わせなど、バリエーションは無限大で、そのジャンルはスイーツ業界のなかで確固たる地位を築き上げたようだ。ふんわりとやさしい触感のスポンジ生地に、なめらかな口当たりの甘いクリーム。シンプルな組み合わせだけに、おいしいかそうでないか、差が顕著に現れる菓子とも言える。ホールサイズはてみやげに、カットであれば手頃なおやつに何かと重宝するロールケーキ。ここでは、東京都内の人気店10店を紹介する。

シェ かつ乃『たまごロール プレーン』

空気をたっぷり含んだやわらかい生地と、なめらかで軽い触感の生クリームが絶妙なバランスの『たまごロール』は、ロールケーキ好きなら必ず知っている一品。くどさがまったくない、軽やかな食後感で、「ひとりで一本食べられる」という人がいるのもうなずける。エアリーでふかふかの幸せを求める人におすすめ。(ホール1,080円、ハーフ649円)

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ARINCO TOKYO STATION『塩キャラメルロール』

卵黄を使わないことで真っ白に仕上げた生地、スポンジらしからぬ特有のもっちりした触感が人気を集めている京都の『ARINCO』。東京駅構内にある『ARINCO TOKYO STATION』では、同店限定の『塩キャラメルロール』がおすすめ。砕いたキャラメルを混ぜた生地で生クリームを巻き、上から塩キャラメルのグラッサージュを施した一品で、生地、クリームともに、しっとりした口溶け。前述した『たまごロール』のエアリーさの対極にある食べ応えのあるロールケーキだが、苦み、甘み、塩気のバランスはなかなかの完成度。(ホール1,500円)

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【閉店】レ パティシェール『切っても切ってもパンダ』

上野駅構内ecuteにある『レ パティシェール』では、上野動物園の人気者パンダをモティーフにした『切っても切ってもパンダ』が人気。棒状のチョコレートムースとなめらかな生クリームでパンダの顔を形作ってあり、切っても切ってもパンダの顔が現れる様がかわいらしい。子どもたちの集まるパーティでは大喜びされるはず。切り方には若干のコツが必要だが、包丁を40℃ほどに温め、静かに切れば失敗しにくい。(ホール1,470円)

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ASTERISQUE『代々木上原ロール』

代々木上原の新顔パティスリー『ASTERISQUE』では、調布の名店『サロン・ド・スリジェ』のシェフパティシェを長く務めていた、和泉光一によるロールケーキが楽しめる。しっとりとして目の詰まったスポンジ生地で、生クリームを包んだ『代々木上原ロール』は、シンプルな仕立てながらもシルキーな舌触りで誰からも愛される味。(ホール1,400円)

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ヨックモック青山本店『南青山ロール』

洋菓子の老舗『ヨックモック』が手がける『南青山ロール』は、細かな気泡が特徴のふんわりした触感の生地で、たっぷりの生クリームを巻いたシンプルなタイプ。これまでは青山本店のみの取り扱いだったが、東京駅一番街の店舗でも取り扱いがスタートした。(ホール1,620円)

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船橋屋こよみ 広尾店『広尾ロール』※発売終了

くず餅で知られる亀戸の『船橋屋』が営む『船橋屋こよみ 広尾店』では、船橋屋らしい和菓子の素材を使ったロールケーキ『広尾ロール』が人気。きなこを混ぜ込んだ香ばしい生地で、黒蜜を加えた生クリームと甘く炊いた黒豆を巻いた和風ロールケーキは、どこか懐かしい味わい。ふかふかのスポンジ生地となめらかなクリームの中に、ほっくり炊かれた黒豆が好アクセントとなっている。煎茶やほうじ茶との相性もいいが、コーヒーと合わせるのもおすすめ。(ホール1,260円)

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アルプス洋菓子店『モカロール』

駒込にある『アルプス洋菓子店』は昔懐かしい洋菓子が人気の店だが、『モカロール』はそのなかでも古くから愛される定番。コーヒー風味のバタークリームを塗った生地をくるくると巻いた、かわいらしい表情のロールケーキだ。生クリームを使うのが主流の昨今のロールケーキではあるが、バタークリームならではのコクを楽しみたいならばおすすめ。まるでおばあちゃんの家で出されるおやつのような、ノスタルジックなケーキは年配の方への手みやげにも喜ばれる。(ホール1,490円、カット272円)

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パティスリーSATSUKI『スーパークラシックツインロール』

ホテルニューオータニ内『パティスリーSATSUKI』の『スーパークラシックツインロール』は、ひとつ840円というホテルならではの価格。だが、ふんわりしたスポンジとしっとりしたスポンジ、触感の異なる2種の生地を組み合わせ、それを際立たせるために敢えて軽やかなクリームを合わせているあたりが、いかにもホテルならではのクオリティと言える。自分へのご褒美に買い求めて、心ゆくまで味わいたくなるようなロールケーキ。(カット864円)

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巴里小川軒『ショコラスフレ』

『巴里小川軒』の『ショコラスフレ』は、スフレと銘打っているだけに、ふんわりと軽やかな生地が特徴的。創業時からオンメニューの定番商品だ。苦みの際立ったエリートビターチョコレート(スイス・カルマ社)を使っており、しっかりと甘みのある生クリームと合わせることで、その苦みが引き立っている。口にふくむとふんわりとした舌触りで、まるでやわらかなビロードのよう。大人向けの上質なおやつともいうべき逸品。目黒店でも取り扱いあり。(ホール1,620円、カット302円)

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パティスリーキハチ『キハチトライフルロール®』

もともとはレストラン内で提供していたデザートだったという『キハチトライフルロール®』は、ふんわりとやさしい触感のスポンジ生地で、口溶けのやさしい生クリームと季節のフルーツを包んだロールケーキ。スポンジと生クリームの甘さに、フルーツの酸味と香りがいいアクセントになっており、ある意味定番ロールケーキのひとつといえるだろう。(ホール2,160円、カット562円)

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タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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