秀島史香が伝えたい5

世界に伝えたい日本の名曲100

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秀島史香が伝えたい5曲

秀島史香

ラジオパーソナリティ。FMラジオ局J-WAVE81.3『CIRCUS CIRCUS』(毎週金曜16時30分~20時00分)のナビゲーター、テレビ東京『SHOWBIZ COUNTDOWN』、日本テレビ『魔女たちの22時』などのTVナレーションのほか、映画、CM、コラム執筆、アーティストのアルバム参加、美術館の音声ガイド、アニメ『FREEDOM』シリーズでの声優など多方面で活躍中。

中島美嘉『雪の華』
切ないメロディなのに、実は「幸せあふれだす~」という、ラブソング。愛する人と見る初雪について、ここまでセンチメンタルに歌えるのは日本のわびさび。諸外国の皆様は、「もっと明るく素直に喜べばいいのに!?」と理解に苦しむかもしれませんが。

AKB48『制服が邪魔をする』
渋谷、制服、女子高生。三拍子そろったPVは、カワイイジャパンの象徴。今のポップカルチャーを語る上で、国民的アイドルとして必修。

光GENJI『パラダイス銀河』
日本でも1980年代はイタがゆい時代だったんだぞ!と。ピーターパン症候群的な、フォーエバー16的な歌謡曲の世界観はニッポン独特の文化。フレディー・マーキュリーとは違った解釈のホットパンツの着こなしも再評価すべき。

石川さゆり『天城越え』
静かに始まり、耐えて耐えて一気に爆発するドラマチックな展開。「あなたを殺していいですか」とまで歌う深い愛情。女の情念、凛とした美しさ。5分間のドラマです。

北島三郎『まつり』
ちょっとギークに思われているかもしれない日本人男子だけど、やるときゃやるぞ!汗かくぞ!勇ましいんだぞと!山の神・海の神に感謝!っていうアニミズム的謙虚さもアピールしたいところ。


※掲載されている情報は公開当時のものです。

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