東京、パクチー好きが通う店10

餃子に蕎麦、ラーメンまで、パクチー愛が止まらない

東京、パクチー好きが通う店10選

数年前まで、嫌いな食べ物リストの常連だったパクチー。しかし最近、巷ではこのパクチーをこよなく愛する人々が急増。パクチー専門店が人気を呼んでいる。ひとクセあるからこそ、好きになり始めたら止まらない、それがパクチーの魅力だ。 ここではパクチーファンを虜にする様々な店の中から、特に中毒性の高い10店を厳選。制覇すれば、誰もが認めるパクチー好きの称号を手にできるに違いない。

日暮里:中華 深せん

広東料理の定食メニューを気軽に味わえる同店では、『ラム肉とパクチーの炒め飯』、通称『パクチーラム丼』を試したい。たっぷりのパクチーに薄切りのラム肉、玉ねぎ、少量の人参をスパイスでさっと炒め、クチナシで色付けされたご飯に山盛りに乗せた丼は、ビールがすすむ。掘れども掘れどもご飯にたどり着かない大量のパクチーは、見た目の印象とは裏腹にあっさりとしていて、パクチー本来の香りや味、歯ごたえが楽しめる。『豚肉とパクチーの炒め飯』、『辣油のせパクチーラム丼』もある。
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経堂:パクチーハウス

パクチーを愛する者なら、一度は訪れるべき店。全料理にパクチーを使った世界初のパクチー料理専門店であり、パクチー界の草分け的存在でもある。パクチーの絨毯にラム肉が乗った『ヤンパク』(Sサイズ890円)や、パクチーの巨大かき揚げ『パク天』(789円)など、世界中を旅したオーナーが自らの食体験をもとに編み出した料理は、口にした瞬間、魅惑のパクチーワールドへいざなってくれる。夢中になるあまり、途中パク切れに陥っても慌てることはない。無料で『追パク』に応じてくれる。
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新橋:ちりちりラーメン風鈴屋

新橋駅近くのこちらのラーメン屋は、無料でパクチーが盛れる店として密かに人気。ラーメンは、自家製ちぢれ麺に、すっきりした天然手作りスープを合わせた、あっさり味が特徴だ。おすすめは『塩ラーメン』(600円)にパクチーを盛り、自家製のタイ風チリソースをかける食べ方。薄味のラーメンにパクチーのアクセントを加えたエスニック風ラーメンは、ありそうでなかった味。こってりが苦手な人でも安心だ。無料とはいえ、パクチーの盛り過ぎは大人として控えること。
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恵比寿:中村 玄

ヒップな街の人気隠れ家店は、名物の汁なし火鍋にたどり付く前に、たっぷりとパクチーを堪能したい。まずは、お通しとして丸ごと束で差し出されるパクチーをかじりながら、乾杯。続いてパクチーと鶏肉のバンバンジーで小腹を満たしたら、店おすすめのパクチー焼売を特製ダレで頂こう。ニラやネギとはまた違う、ひとクセあるパクチーの風味は、ジューシーな豚肉と相性抜群だ。願わくば、〆の火鍋までパクチー三昧といきたいが、そこはパクチーなしで我慢してもらいたい。
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南青山:蕎麦COMBO WATANABE

南青山の一風堂店内、奥の暖簾をくぐると現れる蕎麦屋。ここでは、信州産のそば粉を使用した本格蕎麦に、山盛りのパクチーと水菜を加えたパクチー蕎麦が食べられる。鰹をベースとしたつくね入りつけ汁に、パクチーの風味と水菜のシャキシャキ感を合わせた創作蕎麦は、一度は試してみたい。好みでかけるレモンも爽やかさを増幅させ、パクチーと好相性だ。これに物足りない強者には、『パクチーと水菜の合わせ』の追加注文をすすめる。
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代々木上原:シラントロ 代々木バル

代々木上原のラテンフードバル。店名のシラントロとは、スペイン語で香草という意味。数種類の野菜を油で揚げてシラントロと一緒にマリネした『野菜のエスカベッチェ』や、ラム肉やチキンのスパイシーな串焼きの上にシラントロをたっぷり載せた、『ビンチョ・モルノ』など、新鮮なパクチーの良い香りを楽しめるメニューが沢山。中でも、シーフードとパスタをシラントロのペーストでまとめた『冷製シラントロパスタ』は絶品だ。
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吉祥寺:旅人食堂

吉祥寺駅から徒歩5分、外観や内装にアジアなムードが漂う、洒落た雰囲気のタイ料理屋。吉祥寺で1番パクチー料理が豊富な店でもあり、定番の『パクチーサラダ』(340円〜1000円)、世界最高品質のエビをピリ辛パクチーソースで食べる『天使のエビのパクチーカルパッチョ』(750円)、肉汁が染み出る『パクチー手羽ぎょーざ』(680円)などを楽しめる。
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横浜:うどん宮武

横浜みなとみらい、ランドマークプラザの中にあるこの店は昼は讃岐うどん屋、夜は居酒屋として営業している二毛作店。ここで食べられる『アジアンパクチーうどん』(780円)は蒸し鶏とパクチーが乗ったフォーのようなうどんだ。あっさりと優しい味わいの塩出汁にはほのかにナンプラーの香りが漂い、パクチーともグッドマッチング。 そのほかにも『トンコツつけうどん』(880円)や『明太子カルボナーラうどん)』(950円)などなど、一風変わったうどんが食べたいならここへ。
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下北沢:ヒシモ

クリーニング屋の看板に一瞬ためらいを感じても、恐れず足を踏み入れたい。その先に待つのは、夢のパクチー天国だ。店主はあの『パクチーハウス』の出身で、メニューのほとんどはパクチー三昧。パクチーサラダや、ピザ、スパイスの効いたラム肉まで、様々なパクチーメニューが味わえる。ビールやワインの品揃えも豊富で、瓶ビールは海外の珍しい品まで常時20種類以上取り扱う。パクチーで作ったモヒート、モパーチもおすすめだ。写真は『パクチーのジェノベーゼ』(1,100円)。
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渋谷:bagus

渋谷道玄坂1丁目にある、アジア料理店。パクチーたっぷりのスパイシーなスープが美味しい『パクチー鍋』から、美肌に効く『パクチーグリーンスムージー』、ざく切りのパクチーを豪快に食べられる、『パクチーばくだん盛り』、『生ハムパクチー』など、パクチー好きにはたまらないメニューから、ピリ辛パクチーソースが美味しい『カキのハーブ揚げ パクチーソース添え』(写真)など、パクチー初心者も満足のメニューが揃う。
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※掲載されている情報は公開当時のものです。

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