鉄道博物館

さいたま市大宮区にある、日本最大級の鉄道に関する博物館。東北・上越新幹線の高架下、JR東日本の車両工場のとなりに位置する。2006年に閉館した東京・神田の交通博物館の展示物を引き継ぎ、さらに教育、エンターテインメントの分野を充実させた施設として2007年に開館した。蒸気機関車の巨大な車輪を連想させるロゴマークの3つの○は、それぞれ“鉄道”“歴史”“教育”を表している。実際に使われた車両36両が展示されており、開通当初の明治初期から、140年以上にわたって築いてきた人と鉄道との関係を、リアルに感じることができる。また1階にあるトレインシミュレータや、屋外のミニ列車運転体験もたのしい。2階にある延長1400メートルに及ぶ鉄道模型のジオラマは圧巻。数多くの列車の食堂車を運営してきた日本食堂もあり、乗務員用の裏メニュー『ハチクマライス（650円）』が人気。JR東日本の施設ということもあり、入館をはじめ館内の飲食、ショッピングでSuicaやPasmoが利用可能だ。