NOZY COFFEE

カウンターの奥にいる店員が若く見えるのは当然だ。能城政隆が2009年に湘南でNOZY COFFEE 1号店をオープンさせた時はまだ大学生だった。新しい店舗は世田谷公園近くの三軒茶屋。店内は明るく光がともされている。座席が4つしかないこともあり、店は実際よりも広々として見える。ただ、立っていることに違和感のない人たちには、たくさんのスペースが用意されている。エスプレッソは豆を選ぶことができ、ラテは従来型のカップではなくボダムのグラスで出される。我々が店を訪問した日は、心地のいい苦味のある泡が特徴のメキシコ産の豆を勧められた。エスプレッソは確かな技でいれられ、しかも注文の際にノージー豆を一緒に頼むと250円引きにもなるという、うれしい得点付である。