東京、ベーグル10

白金高輪、下北沢、中目黒などで味わうもちもち食感。

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東京、ベーグル10選

手軽なグルメとして、不動の人気を誇るサンドイッチに続き、今密かに注目を集めているのが、ベーグル。その背景には、本場ニューヨークのベーグルブームの再来もあるが、東京でも独自の食感やこだわりの素材を追求する店が増えているという。パンと異なるのは、牛乳、バター、卵を使用していない点。また保存料や添加物を使用している店が少ないのも、支持されている理由のひとつだろう。ここでは、ニューヨークスタイルのハード派から日本独自のもちもち派まで、東京都内で評判のベーグルショップを10軒紹介。どの店舗も個性豊かなため、何度訪れても飽きがこない。自分の好みのベーグルを探してみてはいかがだろう。


谷中:旅ベーグル

谷根千の名物ストリート、へび道沿いのベーグル店。カナダ産の減農薬強力粉、国産有機全粒粉、古代小麦などをブレンドして焼きあげた、こだわりのベーグルを販売している。カリフォルニア産レーズンを練り込んだ『レーズン』(200円)は、もっちりした生地に干しぶどうがほどよい酸味と甘みをプラス。開店後すぐに売り切れてしまうこともしばしばなので、焼き上がり時間を狙って行こう。
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中目黒:ベーグル スタンダード

中目黒、山手通り沿いに店舗を構える、ベーグルショップ。ニューヨークで修行を積んだオーナーが経営する同店では、北米の小麦粉を使うなどして、本場の味を見事に再現。『トリプルナッツハニークリームチーズ』(280円)はナッツのカリカリとした食感に、クリームチーズと蜂蜜がマッチした逸品。『ピーナッツバター&ジェリー』(220円)も甘党にはたまらない。
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下北沢:KAISO

茶沢通りに佇む小さなベーカリー。天然酵母のフランスパンはもちろんのこと、茹でないベーグルの『ピアリー』(160円)もぜひ食べておきたい。パリッとした外皮の中はぎゅっと詰まった生地で、噛めば噛むほど粉の自然な甘さが口に広がる。そのままかぶりつくもよし、スライスしてからオーブンで焼き、自分流に好きな野菜やチーズなどを挟んでも美味しい。
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白金高輪:MARUICHI BAGEL

本場ニューヨーク仕込み、日本育ちのMARUICHI BAGEL。店舗では、好きなベーグルとフィリングを組み合わせて、サンドイッチを作ってもらうことができる。おすすめはパプリカ、カボチャ、人参、なす、オニオン、トマトなど、季節の野菜をたっぷり挟んだ『野菜サンド』(750円)。ベーグルの内側にはハニーセサミペーストが塗られており、野菜との相性が抜群。
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代々木八幡:tecona bagelworks

パン教室やレシピ本で人気を集める、高橋雅子のベーグル専門店。天然酵母を使用した『もちもち』、丹沢酵母の『むぎゅむぎゅ』、イーストでふっくらした『ふかふか』と3種類の製法を用いているため、異なる食感を味わうことができるのだ。『ふか ほうれん草ベーコン』(240円)は、ベーコンのジューシーさとチーズの濃厚さが一度に楽しめる、おすすめの一品。
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久我山:Honey's Bagel

杉並区久我山にあるHoney’s Bagelは、日本人好みのベーグルを提供。北海道産小麦粉100%で作る、まるまるしたフォルムは、しっかりした外皮と「ふあもっちり」した食感で、やさしい味わいだ。甘酸っぱいさがアクセントの『ブルーベリー&クランベリー』(210円)やほろ苦さがちょうどいい『ココア』(220円)など、子どもから大人まで楽しめる。
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上北沢:Kepobagels

「皮はむっちり、中身がもっちり」のベーグルを得意とするKepo Bagels。この店の代名詞的存在なのが、国産小麦と麹由来の天然酵母を使用した生地に、きなこや黒糖、よもぎなどの和食材をプラスした『和ベーグル』。おやきのような『野沢菜』(210円)はその程よい塩辛さが餅のような食感とよく合っている。
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浜松町:Poko Bagel Café

日本初のモントリオール式ベーグルの専門店。100%カナダ産の小麦を使い、石釜で焼くことにより、サクッとした表面とほんのり甘いベーグルに仕上がっている。また作る工程で卵を入れ、塩の代わりに砂糖を使い、茹でる湯にハチミツを入れているところが特徴的。初めての人は、定番の『スモークサーモン&クリームチーズ』(650円)をぜひ。
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代々木:pour-kur

湘南にあるベーカリー、PORQUOI?とkurkkuの共同プロジェクト。低温長時間熟成と自家製酵母にこだわり、ベーグル以外にも、ピザパンやパニーニ、バゲットなどが並ぶ。『バナナベーグル』(210円)は、表面のぼこぼこ感や焦げ目が食欲をそそる。生地はもっちりした歯応えで食べやすい。
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学芸大学:123bagel

学芸大学、鷹番にある米粉ベーグルの店。島根県『仁多米』の米粉、北海道産の小麦粉、フランス産の塩をブレンドさせるところからも、並ならぬこだわりが感じられる。店頭では日替わりで10種類のフレーバーを陳列。どれもハード系の外皮にぎゅっとした中身で、『小倉あん』(330円)や『クリームチーズ&五目ひじき』(560円)など和洋ミックスしたようなものが多い。
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テキスト タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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