東京で野菜と玄米が美味しいお店

ビーガンにも対応してくれるベジタリアンに嬉しいメニュー

東京で野菜と玄米が美味しいお店

玄米菜食カフェ ハナダ・ロッソ

コンビニやスーパーマーケットに並ぶドリンクに、「糖質ゼロ」、「脂肪分ゼロ」などとうたう商品が増えた。これは、2008年4月に始まった特定健康診断・保健指導、いわゆるメタボ検診が始まったことにより、健康、食生活に対する意識が高まっていることの現れのひとつといえる。しかし、手軽な“ゼロ”商品を手に取るのも良いが、健康を考えるなら、やはり野菜豊富なベジタリアンメニューがおすすめだ。ベジタリアンには、一切の動物性を排除するビーガン、肉と魚介類は避けるが卵は食べるオボ・ベジタリアン、肉は避けるが魚介類は食べるペスコ・ベジタリアンなどさまざまな種類があり、最近では、休みの日にだけ手間をかけた料理をし、たくさんの野菜を摂取する“週末ベジタリアン”も増えている。

ベジタリアンとは、英語で野菜を意味する“ベジタブル”を語源としていると思いがちだが、実はラテン語で「完全な、健康な、生き生きした、活発な」という意味のある“ベゲトゥス(vegetus)”に由来する。まずはストイックになり過ぎず、自分の生活スタイルに合わせたベジタリアンライフをスタートしてほしい。ここでは、ビーガンから野菜をたっぷり食べたい人まで、さまざまなベジタリアンの希望に答えてくれる店を紹介する。

原宿『玄米菜食カフェ ハナダ・ロッソ』

銀座『マキシム・ド・パリ』、六本木『パブ・カーディナル』、新宿『エル・フラメンコ』など、多くのレストランプロデュースに関わってきた花田美奈子がオーナーをつとめる店。洋食、和食、中華と、ジャンルにこだわらないマクロビオティック、『ハナダ式玄米菜食』が食べられる。ランチセットは日替わりプレートが980円。ベジバーグプレートや、デトックスグリーンカレーなどのメニューもある。ディナーは旬野菜のハーブローストや豆腐のフィッシュ&チップスなど、アラカルトメニューが楽しめる。

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恵比寿『アサンテサーナカフェ』

無農薬無化学肥料で作られた国産の玄米ごはんと、雑穀や旬の野菜を使った惣菜、みそ汁とミニスイーツがセットになった『日替わり雑穀プレート』が人気。高きびや、もちきび、もちあわなどを使ったベジバーグやコロッケは、粒々、もちもちとした食感で、腹持ちが良い。また、スリランカカレーのメニューもあり、『旬の野菜と豆カレー』や、アサンテサーナカフェで唯一肉を使った『チキンカレー』がある。

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池尻大橋『アラスカ』

ランチは、玄米ごはんプレートや、天然酵母のパンプレート、カレープレートなど、日替わりのワンプレートメニューが楽しめる。玄米ごはんプレートは、ベジミートのからあげと野菜の焼きびたし、パンプレートは、自家製パンとミネストローネとくるみサラダなどが並ぶ。12時から13時の間は混雑するので、少し時間をはずして行くのがおすすめだ。テイクアウトメニューもある。また、ヴァローナチョコレートブラウニーやバナナとおからのパウンドケーキなどに添えるクリームは、生クリームか豆腐のクリームを選ぶことができる。

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広尾『山藤』

体が喜ぶ和食メニューが楽しめる。ランチは、さばの一夜干しや、さわらの一夜干しをメインにした定食などが900円から用意されている。また、野菜オンリーのメニューもあり、豆腐のサラダや、かぶの煮込みなど、季節に合わせた料理が楽しめる。ディナーは、一品料理が多く、肉や野菜をバランス良く摂れる。事前に伝えておけば、野菜だけでメニューを組み合わせることも可能だ。店内は席間が近く、臨席に会話が聴こえてしまう可能性があるので注意したい。

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原宿『アンノン クック』

美味しく、安心して食べられる食材を使った料理を提供するカフェ。日替わりのメニューには、ごぼうとアンチョビのピラフ、かぼちゃのサラダとスープなどが並ぶ。マクロビオティックにしてほしいと注文すれば、ピラフのアンチョビをぬいて作ってもらうことも可能だ。食後には、豆乳やおからを使ったデザートも美味しい。

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テキスト 東谷彰子
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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