東京、並ぶ店10

人形町、吉祥寺、築地、ミシュランに載らない行列のできる店

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東京、並ぶ店10選

毎年ミシュランガイドが発売される晩秋を迎えると、東京はグルメの中心地として脚光を浴びる。だが、グルメ都市東京を支えているのは、ミシュランに掲載されるような高級店だけではなく、親しみやすい庶民派な店の多様性によるところも大きい。伝統の味、できたてのおいしさを追求した味、素材重視の味など、さまざまな“味”を提供する店が東京にはたくさんある。ラーメン、ピッツァ、うどん、ドーナツといった誰からも愛されるアイテムを扱う店にも、長蛇の列を作りだす店が多く存在する。わざわざ並んで待つだけの価値があるものに、東京に住む人々は惜しみなく時間を割くのかもしれない。以下にその代表店のいくつかを挙げる。



【親子丼】人形町・玉ひで

半熟卵のとろとろを、甘辛い老舗の味で

親子丼の生みの親として広く知られる人形町の『玉ひで』は、1760年に軍鶏鍋の専門店として創業。5代目当主の妻が、現在では店の看板メニューとなった『親子丼』を生み出した。東京都内で行列ができる老舗として有名だが、昼時ともなれば店の前から人形町駅までずらりと人垣ができる。とろりと半熟に仕上げられた濃厚な卵の風味と、甘辛い割り下は老若男女から愛される味。しかし、この店の名物は『軍鶏すき焼き』であることをお忘れなく。13時ちょっと前だと、さっと入れることもある。

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【ピッツァ】中目黒・Pizzeria e trattoria da ISA

並んででも食べたい、もっちりふかふかの極上ピッツァ

ナポリで毎年開催される“ピッツァ選手権”で2年連続優勝という記録を持つ、ピッツァイオーロ(ピザ職人)山本尚徳がナポリ仕込みの腕をふるう、中目黒の人気ピッツェリア。定番の『マルゲリータ』をはじめ、ピッツァのメニューは30種以上。平日のランチタイムであれば、日替わりピッツァを1,000円で食べられるとあって行列が絶えないが、比較的回転が早いため、さほど苦にならない。

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【蕎麦】神谷町・港屋

満腹必至の蕎麦+肉+ラー油のコンボ

行列のできる立ち食い蕎麦屋として、都内でも不動の地位を築いたといえる『港屋』は、噛みごたえのある蕎麦をラー油の辛味が効いたつゆにくぐらせて食す、『冷たい肉そば』と『温かい鶏そば』が人気の店。ボリューム、パンチの効いた味が特徴的で、男性からの支持を集めるが、女性でも気兼ねなく立ち寄れるモダンな店内で、昼時ともなれば近隣のオフィスワーカーや、わざわざ食べにくる人で行列が途切れることがない。だが、立ち食い蕎麦という特性上、回転が早い。

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【寿司】築地・大和寿司

寿司に2時間以上は並べないという人にはここ

築地の中央卸売市場は、東京観光の定番スポットとして平日週末問わず、常に人の流れが絶えることはない。行列のできる寿司店は築地にいくつかあるが、いくらなんでも寿司のために2時間以上は並べないという人におすすめしたいのが『大和寿司』だ。お好みで何貫か握ってもらい、軽くつまんでから次の店へとはしごするのもいいし、人気のおまかせコースでお腹を満足させるのもいいだろう。とはいえ、11時を過ぎるとぐっと待ち時間が長くなるので、10時前を狙いたい。

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【ラーメン】ラーメン二郎 三田本店

並んでまで挑みたい、二郎という“山”

天候に左右されることなく、毎日多くのジロリアンが『ラーメン二郎』の総本山である三田本店前に行列をつくる。都内一の人気を誇るといっても過言ではないラーメンは、油こってりの醤油ベースのスープ、太麺、そして麺がまるで見えないくらい山盛りになった肉にキャベツとモヤシ炒め。二郎という山を踏破した者にしか分からない愉悦がここにはあるのだ。

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【うどん】赤羽・すみた

並ぶ価値のある、もっちりつるつるの喜び

赤羽駅から徒歩10分ほどの住宅街にある、讃岐うどんの専門店。好立地とはいえないものの、開店前から行列ができる程の人気ぶりで、わざわざ遠方から訪れるうどんファンも多い。うどんメニューの中で、一番人気のあるのが『かしわおろしぶっかけ』。つるつるとのどごしの良いうどんと、あっさりとしながらも肉の味を堪能できるかしわ天が楽しめるのが魅力だ。お腹に余裕があれば、からし味噌と食べる『おでん盛り合わせ』もおすすめ。

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【メンチカツ】吉祥寺・サトウ

「ザクザク、じゅわっ」の幸せを噛み締める

吉祥寺の『サトウ』は、精肉店ならではの惣菜が人気の店だが、国産黒毛和牛を使った『元祖丸メンチ』は、このためだけに並ぶ行列が平日も週末も絶えることがない人気商品。平日は1人20個まで、休日は10個までと個数制限があるほどの人気ぶりで、日中のうちに売り切れとなることも。5個以上購入すると、180円から140円に値引きしてくれるのがうれしい。開店は9時だが、メンチカツの販売は10時から。狙い目は平日の午前中。

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【和菓子】吉祥寺・小ざさ

羊かんが売り切れても、最中がある

幻の羊かんとの異名をとる『小ざさ』の羊かんは、1日にわずか150本しか作られないため、それを味わうには気合いを入れて早朝7時(日によっては5時前という声もある)には並ぶ必要がある。1本580円、1人当たり3本まで購入可能というこの羊かんだが、入手できなかったとしても気落ちすることはない。小豆の風味を引き立てる控えめな甘さの餡がおいしい『最中』なら、営業時間内であれば購入できる。

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【ドーナツ】渋谷・Good Days MALASADA

外サクサク、中モチモチの幸せ

映画『ホノカアボーイ』に登場したことをきっかけに、日本でもその存在を広く知られるようになった、ハワイの人気スイーツである『マラサダ』。外はサクサク、中はモチモチの揚げパンのようなこのドーナツを、揚げたてで提供しているのが『グッデイズ・マラサダ』だ。オーダーが入ってから揚げるため行列になることもしばしばだが、気取らない、昔懐かしい味わいはあとを引く。

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【パンケーキ】表参道・Eggs'n Things

ホイップクリームの山に埋もれる

パンケーキブームは今も衰えることがなく、人気店がひしめく表参道・原宿界隈は、週末ともなれば長蛇の列が現れる。ハワイの人気店『Eggs'n Things』の原宿店は、オープンから2年が経過した今でも行列ができる。忍耐強く待ったご褒美は、やはり一番人気の『ストロベリーホイップクリームとマカダミアナッツ』で決まりだろう。なお、原宿店のTwitter公式アカウントでは混雑状況をアナウンスしているので、出かける前にチェックしてみてもいいだろう。

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タイムアウト東京編集部
※掲載されている情報は公開当時のものです。

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